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でも,この「仏教用語」というのは,ちょっと misleading な言い方だったかもしれません.漢語の「自由」は,仏教用語としては,多分,サンスクリットの Svarājya ( स्वराज्य) の漢語訳で,このサンスクリットの単語は,意味からは,英語の sovereign に対応するようです (英語とサンスクリットの単語で音が似ているのは偶然なのか,それとも本当に同語源なのか?) .Svarājya が国家としての独立なら,libertas は奴隷でないこと.そうだとすると,ここでは,むしろ ``仏教用語の日本での解釈としての「自由」ではなく,...'' と書くべきだったかもしれません.

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Georg Cantor の有名な言葉に,「数学の本質はその自由性にある」(„Das Wesen der Mathematik liegt in ihrer Freiheit“ ) というものがあります.でも,日本では,日本語の「自由」と言う単語を「勝手気ままに何でもやってしまうこと」というように解釈する人が多いようなので,この Cantor の言葉は,全体として,おそろしく変な解釈をされてしまっているかもしれません.
この「自由」の日本でのおかしな解釈は,思ったよりずっと蔓延しているようです.実は,最近,日本数学会の会報誌に寄稿した作文で,この「自由」という単語を不用意に使った結果,作文の校正をした方からすごく場違いなコメントをいただいてしまった,という痛い経験をしました.
カントルの言葉にある「自由」や,私の使う「自由」は「精神の自由」の意味で,だから,私の作文にも,最終稿では『ここで言及している「自由」は,仏教用語としての「自由」ではなく,むしろ,キリスト教の用語の日本語訳としてのそれです.』という脚注を加えてみることにしました.

Sakaé Fuchino さんがブースト

The hardest part of research isn't actually doing the work, it's remembering what the hell you wrote last month means.

@JapanProf
残念.二重国籍の夢は,露と消えてしまいました.まあ,国籍が一つあるだけでもこんなに厄介なので,二つあったらもっと厄介になるだけだとは思いますが ...

@JapanProf これは知りませんでした.つまり,日本人はむこうが許してくれさえすれば,日本国籍を保存して台湾国籍がとれるということですね.むしろこの場合,台湾が日本を国として認めている,とすると,台湾の国籍法が二重国籍を許すシステムになっているかどうかですが,これは中国との関係を考えると,絶対そうはなっていないような気がするんですが,

友人の子供が Debussy のポピュラーなピアノ曲を弾いているという話を聞いたので,だったら,これを弾いてみたらと勧めてみたのだが,子供が左手で苦戦しているというメールをもらったので,何が難しいのか確かめるために弾いてみた:
Toru Takemitsu: Piano Pieces for Children:
soundcloud.com/sakaef/2023-07-

@taiyo 和私は「日本の女性がタリバン政権下の女性よりも政治的な活動ができない」と言っているわけではありません.私自身は批判的な発言のできる立場ではないとは思いますが,あえて言えば「タリバン政権下で命懸けで古代宗教的な性差別と戦っている人たちがいる」という事実に対応するものが,日本で見えないということでしょう.でもこれも文化的なコンテキストが違うので,あまり的を得たコメントにはなっていないかもしれなくて,お上にはさからわない日本の文化に過度の期待する方が間違っているとも言えるのかもしれないですし,逆にお上には逆らわない日本の文化が今の日本のカッコつきの平和を実現している,とも言えるのかもしれないので,カッコ付きでよければ,「... よりはまし」という状況は確保できているとも言えるでしょう.

>> タリバン政権下でカブールに女性知事が生まれる可能性は限りなくゼロに近いように思います。
---- もちろんその意味ではタリバン政権は打倒されるべきだ,というのが結論になるわけでしょう.

@taiyo べつにどちらがましかという議論をしているつもりはなかったんですが.

日本とアフガニスタンはもともと比較できるだけの状況の類似性に欠けているようにおもいますが,比較をしたのは私ではなく,そちらの方なので.私の批判はむしろ安易な比較に対するものです.

逆に,法的な枠組みということで言えば,日本で法的に補償されてるものは,例えばヨーロッパの諸国とそれほど変わらないとも言えるのではないでしょうか.

また,法律のみから見える世界像ということで言えば,現代のアメリカでは,社会の中でその実存がひしひしと感じられるところの米国社会での segregation は幻想にすぎない,ということになってしまうのでは.

もちろん古代宗教支配や独裁制国家でなく法治国家であることの違いは限りなく大きいとは思いますが,そのことと現代での gender に対する人々の取り組みのあり方は,関連してはいても別問題でしょう.

@taiyo 本当にそうでしょうか.ドイツの報道を見ると (まあこれはこれで,かなりドイツの色のついた報道なのかもしれませんが) タリバンの政策に抗議して異議を唱えるアフガニスタンの女性たちの地下活動が沢山報道されていますが,日本では,そういう女性の運動さえ完全に抑圧されているように見える (しかもこの抑圧は男性の側からも女性の側からも来ているように見えます) のですが.

"implosion catastrophique"

今日は,implosion という単語が世界中をかけめぐったが,日本語の世界ではではこれを訳せないでいる.英和辞書を見ると内破という漢字の組み合わせが出ているし,中国語には内破裂 (nèipòliè) という単語があるみたいだが.

Emacs や Emacs lisp のことを,Quora に書いてみたのだが,
qr.ae/pyHlTO
もし SKK がなかったら,ここまで Emacs を活用するには至っていなかったかもしれない. 1980年代には,日本語をヨーロッパの大学のターミナル室で使う手立てとしては, 日本語処理のできる emacs の version を install してその上で SKK を走らせる,ということしかなかった時期が長く続いた.
現在では,emacs は国際化していて,日本語だけでなく,ほとんどどの言語でも処理できるようになっている.
日本語やヨーロッパの言語の diacritics の処理では,今も SKK が私の入力システムである.
diacritics については,例えば,Todorčević と入力するには,Todor▽c と入力して, 辞書の登録から č を選択して Todorčevi▽c と入力した段階で再び辞書の登録からć を選択する.
“𝑎 ∈ 𝓕 ” の入力は,▽matha[space]▽in[space]▽calF[space] で実現できる.

fuchino.ddo.jp/obanoyama.html#

今書いた post mathstodon.xyz/@sakaefuchino/1
で「回答」を間違えて「解答」と書いてしまったので,修正したのだが,こういう修正ができないのは,やはり非常に不便な気がする(ただし,Fedibird では,mastodon の posts の修正は反映されないので,ここからたどっても 「解答」のままのものしか見えない.最新版を見るには別の window か frame でリンクのアドレスを開く必要あり).特に,僕の場合,すべての文書は work in progress なので.自分の virtual server で internet に直接 post する文章では,もっとフレクシブルに変更を扱えるので,これに集中するのがいいのかもしれないが.ちなみに,上の post も実はこの直接 post した fuchino.ddo.jp/obanoyama.html# のコピーなんだが,コピーを別場所に post まくっていると,どんどん works in progress の分岐が起こってしまって,木が森になって収拾がつかなくなってしまう. [参照]

@avillavecesn @pariahsickkid@beige.party

This is why I took the precaution putting "usually" in parentheses.

At the beginning of 1970's there was still some positive echos of the new math movement in Japan. As a high-school student I read a Japanese translation of textbooks written by a group of authors in the USA closely connected to the new math movement. These textbooks left a deep impact on me.

I think the main problem with the new math. was that the average high-school teachers in most of the countries are not at all good enough to teach such stuff.

@pariahsickkid@beige.party @avillavecesn
Maths books upset more than 98% of the world. We have to be thankful that maths books are not (usually) banned.

Strawberry moon.

そのとき,そのとき低い建物のうしろから、\\
まつしろい女の耳を、\\
つるつるとなでるやうに月があがつた、\\
月があがつた。\\
--- 萩原朔太郎『白い月』

@rodinkun warmongering は何かとおもったけれど聞いてみると Das (Putin のやっていること) ist Kriegstreiberei! って言っているですね.確かに,英語に直訳すると warmongering なのかもしれないけれど ...

Andrés が僕のことを日本語で「サカエさん」と書いたので,自分の名前がサザエさんとすごく似ていることにはじめて気がついた.フランス語の wikipedia によると,長谷川町子は朝日新聞が九州の地方紙から連載を引き継いだときに東京に移住して,漫画の話の中でも,サザエさん一家も九州から東京に移住したことにした,とある.僕の roots も,両親とも (父方の祖母の家系が四国なのを除くと) すべて九州なので,類似点は名前の発音だけではないことになる.
 「Sakae-san」というのは,Aki-san も僕のことを呼ぶときに使う言い方だが,彼は alphabet で書くので,サザエさんとの affinity は今まで全く気が付いていなかなかった.

Focus の記事を読んでいて,„ChatGPT will Ehe zerstören und Professor ruinieren - Microsoft grenzt KI ein“ という記事の題を日本語に訳したらどう言えばいいだろうと考えてみたら,日本語の「結婚」は,儀式の名前ではあっても (神と人間の,あるいは人間の間の) 契約のことではないというこに気がついた.

@gaby 昔日本の電車の中で知らない言葉で会話をしている人たちがいて,聞くともなしに聞いていたら 80% くらい理解できたので,びっくりして何語か聞いてみたらオランダ語だったことがありました.スタバの宣伝で英語とクロスしているのがヒンドゥー語だとすると,これもインドヨーロッパ語系なので,字幕と比べれば多少はわかってもよさそうなのにそれがほとんど起こらないのは不思議に思えます.

@gaby そうではないかとも思ったんですが,これって英語の教養のあるインドの (同じ言語圏の?) 人は普通にわかる言葉なわけですよね.昔インドの人の講演を(もちろん字幕なしに)聴いた時に,これと同程度の理解度だったので,これは他の言語の混じっていない英語の講演だったと思うのですが,字幕があってもあまり改善がみられなかったので,びっくりしたんですが,もう一度聞き直したら英語の部分はなんとか(解読ではなく)解聴できました.

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