1930年代のドイツでの national socialism (ナチズム) の台頭は,ドイツの第一次世界大戦での敗戦による卑辱感のようなものも背景にあったのだろうが,もっと大きな原動力は,ドイツ国内の都会対田舎の対立とそれを悪用した政治,という流れだったのだと思う.今,Tom Schaller と Paul Waldman の White Rural Rage を読み初めているのだが,現代のアメリカで起りかけている,危険な動きは,やはり同じような種類の都会対田舎の対立なのだろう,もちろんこれは,この著者たちに指摘されるまでもなく,一目瞭然とも思えるが.しかし,このドイツの名前を持つ著者たちは,アメリカの現代の動向をナチズムの台頭とは比較していないようだ.ドイツに関しては,現在の AfD についての言及はあるようだが.
NY Times の記事https://www.nytimes.com/2024/03/29/world/asia/cherry-blossom-tree-japan-korea.html
の日本語訳がネットで流れてきたのだけれど,それに対する日本人と思しき人たちの日本語のコメントで,お花見が日本の風習だと書いている人が多いのにびっくりしてしまった.この風習が,古い,中国ないしはシルクロード由来の風習であることは明らかで,だから,日本と韓国を比べたら少なくとも地理的には韓国の方が文化の由来に近いかもしれないのに,この無教養はいったいどいうことなんだろう.
@hyoyoshikawa もちろん問題は tritium 特化して議論できるよりずっと複雑ですが,現在起きている批判は,tritium すら置き去りにした,政治のような呪術のようなよくわからないものになっているので ... ただし,原発がなければ原発事故も起きないということは事実だし,原発があることで,実は日常的に放射性 (海洋) 汚染が世界で起こってはいけない規模で起こっている,ということも事実なはずなので,それを,原発ロビーに言いくるめられて全然考えない,というのは思索の自由に反する嘆かわしい事態だと思うわけです.薄めればいいというのもそうなんでしょうが,すこしずつ出せばいい,ということも世界でやられていることです.
@hyoyoshikawa tritium の残留している汚染水の放湿ことを言っているなら,フェアネスのために言えば「薄めてしまえば,いい」と言ったのでは正確でないでしょう.tritium の半減期は 12.32年と比較的短いので,10数年待ったことで最初の濃度の半分近くにはなっています.
あと,Fukushima での放出をせめて世界中で通常行われている tritium の放出については何も批判しないのは不完全です.Fukushima であんなにがんばって も tritium だけは filter できなかったのだから,世界中で垂れ流しになっていることは明らかです.この機会にこれを徹底的に批判すべきです.実際年間の世界全体原発からの tritium の放出量が実は今回の Fukushima での放出量が無視できるほど大きい,という統計データもあるみたいです.もちろん東電も含めて世界の原発ロビーはこれは伏せておきたい事実なんでしょうが.
@berlinbau これはメディアではなくて人づてですが,アメリカでも数日前にある病院で院内感染感染者が一気に二桁出たという事例を聞きました.日本ではスーパーなどでレジのシールドを外し始めているのですが,なんでこのタイミングでと思ってしまいます.
自民党政権ってほんとに野蛮なほど後退している集団。そんなに女性がトップに立つのがイヤかね。欧州では一番由緒正しいスペイン王家(ブルボン家とハプスブルク家)だって、次は女王だし、デンマークも女王だし、オランダも次は女王。愛子さんが天皇になればいいじゃない?ま、私は王室って制度自体、ナンセンスだと思ってますけど、日本に女性天皇が誕生すると、明治期に天皇家を始め、みんな洋装を始めたときくらいのインパクトがあるのでは、と期待。
皇位継承論議たなざらし 自民内で意見まとまらず、懇談会も1回きり - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/010/171000c
@monmonbooks 昭和育ちの人にわかるかつての日本帝国が外国に植え付けた学校文化には肝油もあります.昔,台湾の同世代の人と話していて,この話題になって盛り上がったことがありました.
@monmonbooks これを知らない昭和育ちの日本人がいる,というのは想定していなかったのですごくびっくりしました.多分日本人以外のアジア人の友人や知り合いのいない日本人もいる,ということなんでしょうね.ネットで,「ラジオ体操 日本 植民地」というようなキーワードで検索すると,私が toot に書いたようなことの説明になっているページがいくつか見つかると思います.
@monmonbooks 私も昭和育ちですが,子供のころからの寝坊人間であるにもかかわらず (これが夜型+寝坊人間タイプに移行するのはもう少し大人になってからだったのですが ...),ラジオ体操には結構律儀に行きました.大人になってから知り合った人たちから,日本が占領していた場所では,ラジオ体操も占領文化政策に含まれていて,しかも,いくつかの場所では,戦後もラジオ体操が (日本のと同じ音楽で) 続いていたことを知りました.
@JapanProf 旅客機のこともそうだし,「地震国の日本に売りつけた」原子力発電所にあたっても,賄賂みたいなものが実際にはどう動いたのか,というのは知りたくもないけれど,気にはなるところだし,だれも何もなかったようなふりをしている,というのも空恐ろしいことのような気がします.
日本の加害の記録を戦争を知らない世代に伝えて残して欲しい。隣人であったユダヤ人を殺したドイツでは1960年代に若者らの中から、自分の親らに「知っていたのか?」って、問い詰めるひとたちが出た訳だけれど、日本の戦争では、殺戮が海外で行われたから、団塊の世代は親世代の戦争責任を問うことがなかったのか。
両親にも言えなかった毒ガス製造 地図から消されたウサギ島 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230815/k00/00m/040/009000c
台風の名前を日本語の webpages でさがすとなかなか出てこない.これは日本文化の敵性言語に対する拒絶のようなものなのではないか.しかも敵は日本以外すべて,ということなんだろう.この点に関しては中国とあまり変わらないような気がするし,中央が管理してそうなっているわけではないみたいなので,もっとずっと酷いとも言える.もっともネットへのアクセスが制限されているわけではない (ようには思える) ので,自由は原理的には確保されている,と言えるのだろうし,これは,偉大なことである,とも言わなくてはいけないのだろうが.
英語で調べると:The name Lan was used for two tropical cyclones in the northwestern Pacific Ocean. The name was contributed by United States and is a Marshallese word for storm.
というのが,https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_storms_named_Lan
に書いてあるのが見つかった.
Here is a very clearly (and simply) written account on Endangered Languages, by Marcelo Dascal:
Three questions about the death of languages.
https://www.tau.ac.il/humanities/philos/dascal/papers/endlang.htm
(It requires some navigating; it is written in a very simple way, yet summarizes and provides an excellent synthesis of reasons for backing the diversity of languages.)
僕の別人格 https://mathstodon.xyz/@sakaefuchino でとは違い,こちらでは toots の再編集が出来ないため再編集をする時には頂いた comments 等へのリンクをバッサリと切断して書き直します.悪しからず.
Since I cannot reedit toots at #fedibird, when necessary, I shall simply cut all links to favorites/boosts/comments from a toot to edit and repost it. This does not (nec.) mean that I don't appreciate your reactions. If you (dis)like my reedit please favor/boost/comment it again.
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