ジェフリー・サックスって、チョムスキーの後継者的な存在。中東や旧ソ連諸国の内政干渉、体制転覆政策や戦争を推し進めてきたアメリカの対外政策について警告を鳴らし続けている。イランとの戦争のみならず、ロシアと中国と戦争したがっている人たちがDCにいることを非常に危惧している。

これは保守のタカー・カールソンの番組でのインタビュー。対外政策についての立場は、民主党VS共和党という分断の構図ではなく、ネオコンやdeep stateによる戦争を嫌う人たちが、共和党支持層内にもおり、トランプの支持層の一部。対外政策については、だから、中道左派のサックスと保守のカールソンが、このテーマに関しては、共通項がある。絶対に大手メディアには出てこない立場。サックスが指摘するように大手メディアはいつも戦争を正当化する役割を担っているから。

youtube.com/watch?v=Ks0l_Zpt1x

なんとびっくり。世界一大きいパレスチナのポスターコレクションは東京にあるのですって!PLOのオフィスが東京にあったので、そこから譲り受けたもののようです。杉並区高円寺北3-1-2にあるSUBストアというカフェで保管されているそうです。カフェのご主人はジャカルタ出身のムスリムのかたで、ポスターを保存し、デジタル化なさったそうです。次回に東京では絶対に行ってみたい!

substack.com/@ameer/note/c-792

Tiktokでパレスチナ関係の映像に良く使われるこの曲。とても好き❤️です。

duck://player/F9czNtvvgvA

ニューヨークタイムズ紙ってほんとにプロパガンダ記事が多い。いろんなお茶屋・コーヒー屋さんのローカルブランドが登場している中国で、スタバが苦戦しているって話に、中国の消費者がそのnationalismから、中国ブランドへとシフトしているって理由をくっつけて、EVも中国製を買っている、と。そりゃ、性能が良く、安い中国製EVを買うだろうよ。

米国って、自分らがナンバー1じゃないと、他国の所為にする傾向が強い。首都ワシントンでは、中国を敵視すべきでない、という意見は全く抑圧されていると、DCのシンクタンクにいる国際貿易の専門家の仲良しが嘆いてた。

nytimes.com/2024/12/19/busines

アメリカやイギリスと日本の違い。 駐イラク日本大使が、パレスチナのスカーフ、カフィエで肩を巻き、イラク国歌をらアラビア語で歌ってる姿。

substack.com/@freepalestinewur

このアーティストの作品はあまりに可愛いらしく、ほっこり。フエルトで作ったアニメーションの数々。 憩いたいときにどうぞ!

andreaanimates.com/

ベイルート出身の履修生とパレスチナ難民の孫の学生から、とても優しい感謝のメッセージをもらいました。差別されず、存在を無視されず、きちんと一個の人間として扱ったことで、こんなに感謝されるとは、我がキャンパスはどういうところなのだろう。

差別って、自分がされるまで、どんなものかわからないと思うけれど、人間にはEmpathyというものがあるので、他人の立場に身を置いて考えることは社会正義への不可欠な一歩。

2週間の日本滞在はあっという間に過ぎて、羽田空港に向かってます。アメリカに戻るのは嫌だけれど、夫とワンコがいるので戻ります。やっぱり東京は良いなあ。友達がいっぱいいるからね。

困ってる留学生とか、マイノリティーの学生とか、複雑な家の事情がある学生(皮膚の色や国籍問わず)にはできる限るのことをしてきたし、しています。大学にお給料を貰ってする仕事とは別個に、子供のいない私の次世代の人類への奉仕。自分の遺伝子を引き継いでくれる「自分の子」というのではなく、次世代の人類に奉仕したかったから、子供を作らなかった変人な私。

今日、そんな1人から、「先生には、他の先生にないempathyがある。でも、ちゃんと厳しいことを言ってくれる」ってお礼を言われた。

今朝は、私が明日東京に出発することを覚えていた例の居候改め記者くんから、「気をつけて帰国してください」ってLineでメッセージ。居候くんがうちに置いて行った大荷物の中から、冬物をピックアップして、スーツケース一個分持って帰ります。

私には大切な甥っ子みたいな教え子です。来学期、5年ぶりに日本政治の講座を教えてます。居候くんが一年生だった時に履修したクラスだから、それ以来初めて。来学期の授業では、居候くんが本物の記者として書いた日本政治の英文記事も使う予定。教師冥利。人生に感謝。

アメリカの大手メディアは書かないけれど、今回の選挙でのGazaの影響はかなり大きかったと思っています。勝敗の決定に影響したかどうかはともかく、民主党優勢地域での民主党支持層に投票率が格段に低下。NY州でトランプが得票比率を改善したのも民主党有権者の投票率が下がった為。トランプの総得票数は、7684万票で、2020の7421万票より若干増えた程度。一方の民主党のハリスは、7431万票獲得。2020年のバイデンは8126万票。ハリスは7万票落としています。彼女の人気云々ではなく、民主党支持層の多くがずっと停戦を求めているのにガザでのジェノサイドを支持しているバイデン/ハリス民主党への怒りの表明だと思います。100%民主党のうちの選挙区では、2016も2020も民主党大統領候補支援のポスターやサインが近所を埋め尽くしていたけれど、今回は全く見かけませんでした。100軒に2-3軒がハリスのサインを前庭に出している程度。

近所の仲良しは吐き気を抑えてハリスに投票したけど、選挙後、トランプへの怒りより、民主党への怒りの方がすごい。民主党支持層は人権支持派。ジェノサイドがOKな訳ないだろ、っていうことがわからない民主党政権にアメリカという国の破綻と恐ろしさを感じる。

日本もこんな国に依存しきるのは危ないです。

もうメチャクチャだな、イスラエルと米国。
ジェフリー・サックス教授は、イラク戦争を始め、中東地域を不安定化させているのはイスラエルと組んでる米国だと指摘。

シリア・パルミラで36人死亡、50人負傷 イスラエル軍の空爆か - 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20241121/

お昼はパレスチナ人の学生のお母様の手料理をバザーで購入して食べて、夕食はケニア出身の学生宅でご馳走になりました。魚料理、ラムチョップ、ウガリ、キャベツ煮込みとカチュンバリ。大変美味しく頂きました。

色んな文化からやってくる学生らからは、逆に教えられることも多く、人生が豊かになります。感謝。

日本は安全保障について、考え直すべき。アメリカにとって日本は単なる太平洋での覇権の基地。金の巻き上げ甲斐があるプエルトリコって感じ。中国とソ連が共産圏だった頃には日本にとって脅威だったけれど、中国は資本主義体制でグローバルサプライチェーンの一部。米国の内政がここまでグチャグチャになり、予測可能性が低下するとその覇権下にあるメリットも低減。ヨーロッパも米国との関係を考え直すだろうから、日本もいろんなシナリオを考えておくべき。

明日から、比較政治学入門講座で、ethnic conflictのユニット。ジェノサイドとかエスニッククレンジングの例にホロコーストはもちろん入れるけれど、ガザについては、International Court of Justiceの見解はジェノサイドの可能性がある、けれど、まだ最終的な結論出ていない、という言い方をしないといけないのが歯痒い。 夫の国際政治の倫理のクラスでは、もっと踏み入った授業をできたようだが、例の一つとしてあげる場合には難しい。でも、ジェノサイドの例を幾つか言及するのにガザをスルーする訳にはいかない。 日本含め、他国を植民地にした国々の人殺しは半端じゃない。コントラストにスライドに数値を入れときます。

授業では、どういった条件が揃うとethnicity とか宗教の違いを巡る争いがが起こるのかを考えていきます。

キャンパス近辺に住んでおり、パレスチナのスカーフのケフィエなどを身に着けることが出来ません。今月下旬に東京に行くから、ケフィエを毎日身に着けてもOKなのが嬉しい。東京に行く前に、パレスチナ支援のバザールがあるので、お土産は全部そこで買う予定。唯一Amazonでゲットするお土産は、Ilan Pappeの新刊。数冊買って持って行きます。

東京の真ん中で、Free Palestineって絶叫する。キャンパス外でのデモに参加して、Free Free Palestineって叫んだ以来。東京でのパレスチナ関連のイベントをご存知の方は教えてくださいませ!

amazon.com/Very-Short-History-

アムステルダムで開催されたサッカーの試合に、イスラエルチームのファンらが多く観戦の為に到着。一部のイスラエル人のフーリガンら(素行が横暴なサッカーファン)が、パレスチナ支援の旗などを焼いたり、ジェノサイド支持のスローガンを叫んだり、何十人もでジェノサイドを鼓舞する歌を歌うわ、試合前にスペインの洪水被害者の為の黙祷も無視する乱行ぶり。怒ったパレスチナを支援する若者らが反撃。

ところが西側大手メディアは、これを「アムステルダムでの反ユダヤ人差別の攻撃」と報道。で、今度はユダヤ系の人たちがSNSで、「Pogromの再来。やはり、ヨーロッパは反ユダヤ主義が跋扈していて、怖くて歩けない」などというコメントを書き、シェアして広がる展開に。イスラエル人は逮捕されず、なぜかパレスチナ支持者が逮捕される状況。

ジェノサイドという大罪を犯す側が被害者で、殺される側が加害者という歪みきった世界に住んでいることが耐え難い。

aje.io/xel680

トランプ大統領の再登場。ハリスはジェノサイドを支持してまでも勝とうとしたけれど、どうせ負けるなら、ジェノサイドに反対して負ければ良かったのに。

下院と上院に注目。

ヒジャブを被った受講生の女の子(アメリカ人)。今学期が始まって2か月以上が経過。やっと信頼してくれたようで、パレスチナ人であることを話してくれた。母方の祖父母がイスラエルに追い出され、母親はジョーダン生まれ。父親はパレスチナ難民とシリア人の子。

首元のスカーフの下からパレスチナを形どった金のペンダントがキラリ。故郷を追われた流浪の民。パレスチナ出身であることがクラスメートや先生にわかると、「ハマス信奉者」のレッテルを貼られることを恐れていたそう。(大学当局は徹底的に反パレスチナ)。これをユダヤ人の歴史と照らし合わせることをしないイスラエル国民の多くやアメリカ国内のシオニストらの冷酷性と残酷性に戦慄を感じる。ユダヤ人を虐殺したのと同じ冷酷性と残虐性。人間の最悪の部分がイスラエルを覆い尽くしているのは、アメリカという帝国に都合が良いから。

この一年は人間と権力について、思い知ることになった。

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