Federico Mompou について書いたのは,僕にとって2度目のバルセロナ滞在の,ちょっと前のことでした.この文章を書いたのが,もう10年以上前だというのは何か信じられない気がします.今みてみたら,ちょっと misleading な記述があったので,修正してみました.修正点は, html ファイルのソースコードを見るとわかります.https://fuchino.ddo.jp/barcelona0.html#08.03.04(火01:31)
--- URL を % encode し忘れたので,一度削除して書き直しました.
修正のついでに書くと,この文章で「郊外の憂鬱」と書いているのは,もちろん,Mompou の組曲「郊外」と佐藤春夫の小説の連想ですが,この間に美学的な関連がある,と主張しているわけではありません.
「郊外の憂鬱」ということについては,「Suburbis (II) 」と題した,上の作文より少し後でかいた文章にも書いたことがありました:https://fuchino.ddo.jp/kasugai.html#09.09.04(金16:28(JST))
今度は注意して,最初から % encode したアドレスを post しています.
#音楽 #Mompou #suburbis
てなさく氏のブログを見たら,発表会で Lange の Blumenlied を弾いたと書いてあって,それを読んで,中学生の頃を思い出した.
中学2年の時に,転校してきた吉野ひろみさんがこの曲を音楽の時間に素敵に弾いたので,それが記憶に残っていたからなのだが,つい,どんな曲だったのかと好奇心に駆られて,楽譜をダウンロードして,弾いてみてしまった.
ABACA の A の部分は大体記憶と一致したのだが,全体としては,減7の和音や増5度の和音の砂糖をまぶしたサロン音楽で,カデンツァもどきみたいなものも,B と C にとってつけたようについているし,子供の頃にはこんな偽物に惑わされたのかと思って幻滅してしまった.
しかも,その頃はこの曲が難しくてうまく弾けなかった記憶もあるので,これは一体どういうことだったのかと訝しく思った.
#Bartók の伝記に,彼が,音楽を勉強したら,子供の時に聞いて夢中になっていた音楽が,実は全く価値のない種類のものだ,ということがわかってきて大変落胆した,というような記述があったと思うのだが,なんかそういう感じである.
特に,これを弾いてみたのは,ネットに流れてきた #Debussy のチェロソナタのすごい演奏を聞いた直後だったので,僕の「落胆」も半端でなかった.🟡 #音楽
この頃,William Byrd や Orlando di Lasso など,ルネッサンスの鍵盤楽器音楽を弾いてみている.
僕は耳が A=442 に慣れすぎてしまっているので,バロック時代の音楽を (現代ピアノで) 弾くときにも,この A=442 を保持して,しかも,(少なくともバッハやクープランの音楽の場合には) 現代奏法とも歴史的奏法とも言えない,ちょっとへんな折衷的な弾き方やスタイルで弾いてしまっているのだが,ルネッサンスの音楽では,半音下に移調して,当時演奏されていたであろうピッチに近い音高で,リコーダーアンサンブルが弾いたらこんなふうになるかもしれないというような感じのアーティキュレーションで弾いてみている.
原調だと,音を並べるだけならば初見で楽々と弾けてしまうような音楽なのだが,半音下に移調すると,自然な指使いで弾くには,あらかじめ指遣いを考えておかないとうまくゆかなくなってしまう.もちろん原調の指遣いを頑なに保持して,安川加寿子メトードみたいに,指練習として弾ききってしまうこともできなくはないのだけれど.
僕の別人格 https://mathstodon.xyz/@sakaefuchino でとは違い,こちらでは toots の再編集が出来ないため再編集をする時には頂いた comments 等へのリンクをバッサリと切断して書き直します.悪しからず.
Since I cannot reedit toots at #fedibird, when necessary, I shall simply cut all links to favorites/boosts/comments from a toot to edit and repost it. This does not (nec.) mean that I don't appreciate your reactions. If you (dis)like my reedit please favor/boost/comment it again.
#多言語 #settheory #数学 #emacs #音楽 #selfreferential #集合論 #logic #multiverse #数学の基礎づけ #latex