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この内容の記事だったら,検出された核酸が測定の際の contamination に由来するのでないことを保証できるために何をしたのか,という説明が文章の大半を占めなくてはいけないはずなのに,そういう記述が全然ないので,suspitious としか言いようがない:

yomiuri.co.jp/science/20230322

今度の戦争は,我々の生きている「世界」が,古代の「世界」から本質的には何の進歩もしていない,ということを,改めて我々に思い起こさせてくれることが多い.
ロシア軍がウクライナで子供を誘拐して,ロシアの裕福な人たちがその子供たちを養子にしている,というのは,ローマ帝国が占領地でやっていたことと全く同じである.今ロシアに誘拐された子供たちの中から Arminius は出てくるのだろうか.

fuchino.ddo.jp/obanoyama.html#

日本人はおかしな人たちだと思う.親日というのは日本の collaborators になってうまい汁を吸おうとしているどうしようもないやつらにすぎないのだから,友達になるべきなのは反日の人たちのはずなのに.もちろん、日本にもうようよいるような種類の国粋主義者にすぎない反日もいるだろうから、そういう人たちは除外して考えなくてはいけないのだろうが.

covid-19の始まりのころに見た,それに関したトーク番組で,Mai Thi Nguyen-Kim がパネリストの一人だった.このトークにビデオ参加したどこかの州の Ministerpresident (男性形の名詞である) が,多分彼女が誰だか知らなくて,mansplain しようとしかけたのを,彼女が理詰めでやりこめてしまったのを見たことがあった.
日本の政治家だったら,「それは屁理屈だ」とかなんとか言って自分の白痴度をさらしきってしまっていたところだと思うが,ドイツの政治家はそこまでは低脳でないので,自分の議論の齟齬を認めて,いやいやながらも引き下がったのは見ていて面白かった.

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我々は宇宙人だ. 

人工無能の進化の結果,最近の詐欺メールの文面が飛躍的に改良されている.しかしそれでもまだ,純粋に linguistically に詐欺メールの判別が可能に思えることが多い.以下の文面は,amazon を騙る中国の domain のアドレスから今日届いたメールの文面である:

「Amazon のセキュリティシステム、私たちは最近、珍しいログイン活動を発見しました、アカウントを保護するには、必要な手順を続けてください。」

一方ネットを見ていると,多分,この言語レベル以下の言葉しか操れない人たちが

「2,3年前までAI翻訳はあれができないこれができないと言われていましたが今ではほとんどの問題が解決しています。文脈や文化背景を踏まえたAI翻訳が十分可能な今、外国語を学ぶ意義をどう見出しますか?」qr.ae/prSE97

なんていう質問をポストしたりしているのが結構目につく.

日本のテレビはほとんど見ないんだけれど,今日久しぶりに『相棒』を見てみた,上の立場の女性は,仲間由紀恵の演じるミステリアスな警視庁総務部広報課課長を除くと誰もいないし,皆 binary で「純血日本人」で,インターナショナルなバックグラウンドを持つ人は (外国に住んでいたというト書きを除くと) 誰もいない.タリバンかよ.そうでないとしても,なんか1950年代の „Der Kommissar“ を見ているみたいだ.1950年代といったらもう70年前である.あえて50年代の „Der Kommisssar“ にはない „Modernität“ をあげるとすれば,タバコを吸うシーンがないことと,„Handys“ を使うシーンがでてくることか.

昔の映画や音楽で,今あらためて見たり聞いたりしてみると,なんでこんなものを喜んで見たり聞いたりしていたのかと落胆してしまうものも,少なくない.日本のテレビ番組の主題歌で特にこれが顕著.Bartók が大人になってから子どものころ夢中になっていた音楽が実は価値のないものばかりだったということが分って,大変がっかりした,ということが伝記に書いてあったが,なんかそういう感じか.

日本で「白銀はまねくよ」という映画の主題歌の音楽がはやって,ダークダックスが日本語で歌ったのもヒットしたんだったと思うだけれど,原作の1959年の映画についていたものを今聞いてみると,Denn gute Leune ist mehr wert als Geld とかなんとか,なんか,どうしようもなくお気楽な歌詞がついていて,すごく幻滅してしまった.まあこれは音楽でなくて,しかもその当時にはまだ聞いても分らなかった言葉の歌詞なので,だまされていた,というものでもないのだが.

ただし,僕自身は彼女のように up tempo であらかじめ用意された台本でどんどん理詰めの議論をたたみかけてゆくような話し方より,その場で考えて,考えあぐんだときに話が止まってしまうような話し方の方が親近感がわく.これは僕自身がそういう話し方しかできないからなのかもしれないが.
Mai Thi Nguyen-Kim の場合には,台本に meta I の自己言及が沢山うまく組み込まれていることが,まあ救いといえば救いなんだけれど.これは youtuber だったころからの彼女の talk の特徴なので,造られたものというよりは彼女本来の持ち味なんだろうが.

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Mai Thi Nguyen-Kim の番組
zdf.de/show/mai-think-x-die-sh
を ZDF で見て思ったのだが,日本では,妊娠でお腹の大きくなった女性がテレビに出るのはタブーになっているんではないだろうか.もちろん彼女みたいに胸のすくような arguments の独演をするショーだって,日本だったら仮にそれを男がやったとしてもタブー以外の何者でもないだろうが ... 日本でだったらTabubruch 以上の不可能でしかないことを颯爽とやっているのをみるのはすごく気分がよい.

ChatGPT は記憶力は抜群だが思考能力にかける “文化系” の人のシミュレーションになっているかもしれない.

mathstodon.xyz/@sakaefuchino/1

「文化系」とか「理科系」とかは受験産業が都合ででっちあげた概念にすぎないので,これをまともにとる気はないし,ここでも皮肉で言っているだけなんだが. [参照]

僕には故郷と言えるような場所はないようにも思えるけれど,あえて言えば,20世紀後半の東京の世田谷と武蔵野,それに西ベルリンが,戻れるなら戻ってみたい故郷のような場所,といえるかもしれません.
qr.ae/pre5jD

fuchino.ddo.jp/obanoyama2011.h

twitter をボイコットすべきだみたいな議論がこちらがわで聞かれることが多いが,これは,なかなか微妙な話にもつながることだと思う.譬え話ではなくて本物の国家という意味で,ボイコットすべき国は沢山あるけれど,ほとんどの人は自国をボイコットせず/できずに国に残って生きている/生きてゆくことを強制されているわけなので,

本当に命の危険にさらされたときには,国から逃げることを試みるしかなくなるが,ドイツ語圏から逃げて,最後には南米で自殺した Stefan Zweig や,ドイツから逃げられなくて,強制収容所での不名誉の死を逃れるために家族と共に自害した Hausdorff のことは,いつも思っている.

アルファベット表記の言語を複数使い出したときに,書いた時にどの言語で書いたのかわからなくて混乱するのではないかと,かなり真剣に心配したことがあった.単語レベルでは,ほぼ同じ spelling で全く違う意味や発音になってしまうもの,というのも当然出てくるのだが,そうだとしても,普通には全く混乱は起こらない,ということに,そのうち気がついたのだが,これは面白いものだと思う.
もちろん自分以外の読み手を混乱させないために,わざとフランス語の quotation marks 《》を使ったり,ドイツ語の quotation marks „“ を使ったり,ということは今でも心がけてはいるんだけれど.
これがほとんど問題とならないことは,昨今の偽 AI が,言語の認識をほとんど誤ることがない,ということも,その証拠として挙げられるだろう.

昨日書いた emacs の buffer の active region として指定した文字列を MONOKAKIDO Dictionaries app に渡して調べてもらう command を改良して.region が active でないときには,キーワードの入力を促すようにした,例えば,M-x -D[return] 薔薇[return]で,「そうび」を で調べることができる.

ロシアのウクライナへの侵略の一周年の前夜の ZDF Heute Journal は Kiew からの中継だった.Marietta Slomka がこの数日ニュースの ModeratorIn として出てこなかったのは,そういうことだったのか.

Sakaé Fuchino さんがブースト

ベルリン映画祭、
デンマークの田舎の農家の養子になった韓国系青年の葛藤を描くStille Liv 。アジア系が受けるマイクロアグレッションが次々出てきます…。この映画の主人公は韓国に"帰りたい"と思うのですが、赤ちゃんの時に養子としてデンマークに来た彼はこっちにも繋がれない。
白人の人しかいない中でポンと自分しか顔の違う人がいないという、なんか非喜劇のような日常が続く。主人公がマイクロアグレッションを受け、でも差別発言自体よりも自分の親がそれに対して何も言ってくれず「馬鹿の言うことは気にするな」と対応されたことに苛立つあたり、共感しまくり。
でも対立してしまいそうで互いに言葉を伝えるのが難しくてどちらも黙り込んでしまう。

#2023年映画メモ
berlinale.de/en/2023/programme

Thilo hat mir schreckliches angetan. Seitdem er mir diesen Link geschickt hat

youtube.com/watch?v=DX7-VEQqiy

höre ich nur noch Käptn Peng & die Tentakel von Delphi im Hintergrund meiner Schreibarbeit

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