安藤正人 著『戦争・植民地支配とアーカイブズ1:戦時国際法と帝国日本』東京大学出版会, 2024.
https://www.utp.or.jp/book/b10089699.html
安藤正人 著『戦争・植民地支配とアーカイブズ2:アジアの日本軍政と敗戦』東京大学出版会, 2025.
https://www.utp.or.jp/book/b10094538.html
これは高くても買わねばならぬやつだ…
第2巻の方は2025年1月発売予定。
第1巻の
第4章 日本の植民地支配と「植民地アーカイブズ政策」
第5章 「満洲国旧記整理処」――望まれざる「植民地アーカイブズ事業」
第6章 朝鮮総督府統治下の「植民地アーカイブズ事業」
とか、第2巻の
第1章 日中戦争期における図書・文書の押収――「占領地区図書文件接収委員会」を中心に
第5章 日本敗戦前後アジアにおける連合国の文化財・アーカイブズ保護活動
あたりが特に気になるところ。
「closed his eyes」を翻訳するなら複数形だから「目を閉じた」より「両目を閉じた」のほうが明確なのだが、ふつう目を閉じるときは両目を閉じるのであって、片目を閉じるのはウィンクとか、片目にごみが入ったとか特殊な状況であるため、「目を閉じた」で十分ではないか。 #日本語
「腕」の場合は、左右の独立性が高いため、両腕なのか片腕なのかは明記したほうがいいことが多い。
韓国で言う「親日」の「日」は、基本的に現在の「日本国」ではなく、植民地侵略を行った「大日本帝国」を指している。勿論、時には現在の「日本国」を指す事も有るが、「大日本帝国と断絶していない日本国」との感覚である。
QT: https://ppiy.ac/@cheesekun/113600481670058685 [参照]
ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』読んでいるけど、このときはドラキュラ伯爵は「犯罪者」的な人相をしており、美しい容姿としては描かれていないな。
吸血鬼=うつくしいっていうセオリーはいつころできたものなんだろう? 『夜明けのヴァンパイア』のレスタトは原作からして美形みたい
ブーストした記事のリンクから京都府立大学のサイトにとんだら、いやこれは素敵。英語版のデジタルブックもあるので、英語の読者も、英語の読者も、日本語と英語を対照したい読者にもいいのでは。
@novik_st 株式市場の用語だという情報がありますが、これが語源なんでしょうか。
https://www.tokaitokyo.co.jp/otome/investment/glossary/detail_so009.html
越田 崇夫(KOSHIDA Takao)/ 国立国会図書館調査及び立法考査局
「明治憲法の緊急事態条項」
https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info:ndljp/pid/13591827
議会による制約がないが戦時・事変にしか使えない「戒厳」と、議会閉会中に限るが法律と同等の効果のある「緊急勅令」・「行政戒厳」など。
個々の発動のとき、どのような影響が出たか、議会がどのように対応したかなどがまとめられている。
「スペースオペラ」のどのへんがオペラなのかぴんとこない。
語源的には「ソープオペラ」の宇宙版らしいけど、ソープオペラが日本の昼ドラみたいなものだとすると、宇宙で昼ドラをやればスペースオペラになるのだろうか。
preposterous は字義的には pre + post で うしろと まえが 逆になっている という意味らしい(ラテン語から) #英語
語源を考えたことがなかったけれど、言われてみるとそのまんまだ
もっと平易な英語では upside down というのもある
Takie Sugiyama Lebraの日本研究の本があまり日本語訳されていない問題
日本語圏では他の著者によって言い古されている内容、ということは全然ないと思う
明治・大正時代の華族の生活とその後で1冊日本語訳が出ていて、おもしろかったです(『近代日本の上流階級 華族のエスノグラフィ』) #読書
https://www.ubcpress.ca/takie-sugiyama-lebra
『モダン・ユートピア』H・G・ウェルズ[著]月曜社
https://getsuyosha.jp/product/978-4-86503-196-6/
これ読みたい
めっちゃ調べててえらい。
「悪役令嬢と言われても、アンジェーリークぐらいしか該当する作品がない」とかつて言われたものだが、調査によってぐっと認識の精度が変わった。
向江駿佑「「悪役令嬢を探して」第2回:2000年代乙女ゲームの「悪役令嬢」たち。180本以上から見出したバリエーション豊かな悪の華を検証する」(4gamers)
柳田 國男の書いた、『明治大正史 世相篇』「食物の個人自由」という文章が紹介されていた。外食という習慣がどのように広まっていったか、などが書かれている。
昔の外食は、晴れの席で客人として歓待をうけるような、特別かつ臨時のものだった。明治時代の「礼儀作法はぬきで、いきなり食事を出してもらって、食べ終わったらさっさと出ていく」ような簡易食堂と対照的。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1160219/1/48
聴きのがし配信もやっている「NHKカルチャーラジオ歴史再発見」の新シリーズ「胃袋の近現代史」(湯澤規子)がおもしろい。
https://www.nhk.jp/p/rs/M9R93RK9JJ/
生活者としての個人の小さな物語と、都市化の進行による社会の変化といった大きな物語がうまくつながっている印象。読んでおもしろいノンフィクションと、新しい知見のある学術書のいいとこどりである。
@chokomegusuri 私も詳しいデータが見つけられませんでした。多分売れた部数か、金額かでしょうか。その場合は、ある日本語作品がすごくヒットすると、比較的簡単に日本語のシェアが動きそうだなと思いました。タイトル数の場合は、そうはいかなさそうですが。
翻訳、プログラミングなどをしている(翻訳家でもプログラマーでもない)