この灰色の柵のようなものは何と呼びますか?「車止め」?「駒止」?

なぜアスカを飛鳥と書くのか

明日と書いてアスと読む、だったら中国語と日本語で意味が同じだから合流した、というふうに説明できるけど、アスカのような場合はもっとややこしい。

アスカという地名があり、その場所を詩歌にうたうとき、トブトリのアスカという決まり文句を使うことが多くなり、トブトリを飛鳥と書くようになり、2つの部分が合体して(←ここが納得しにくい)飛鳥と書いてアスカとも読む、ということになったらしい。

ja.wiktionary.org/wiki/飛鳥

「普段の努力」と「不断の努力」は語源的には同一らしいが、意味・表記・発音がそろって分化している。

昔の国語審議会では、「かな書きにすることによって,漢字表記のゆれを解消したほうがよい」とまで言われている(つまり「ふだんの努力」)。
bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sis

予言なのか預言なのかについて

昔(戦前)の人はだいたい、「予言(豫言)」と「預言」は区別ないですよと言っている

もしかして漢字を簡略化(豫→予 )したとき、どうみても違う感じになったから使い分けしたくなったとか?

形容詞の「簡単の」の用例

「簡単の家庭事務、お祝い事の手伝い、御不幸事の手伝い、」 『家政婦の栞』 dl.ndl.go.jp/pid/1108469/1/11
「頗る簡単の形態に約めらるることあり」『通俗言語学』 dl.ndl.go.jp/pid/861756/1/105

真逆(まぎゃく)

BCCWJで検索すると1980年代がヒットしてるなと思って、よく見るとすべて「真逆様」の解析誤り。正しく「まぎゃく」なのは

> 夜中に勤務している数少ない刑事と巡査のほとんどを沼間とは 真逆 の小坪海浜公園に集め
(なかにし礼『夜盗』、2003年)

これ以後は多数用例があって、2004年の流行語という話に合致する。
salon.mainichi-kotoba.jp/archi

数える意味の「一服(いっぷく)」「二服(にふく)」は発音するとき、数える意味の「一本(いっぽん)」「二本(にほん)」と同じように頭高か?

「一服の清涼剤」は数える意識がなくなったせいで、頭高でなくなっている?(「一本の鉛筆」を頭高でない発音にすると違和感があると思う) [参照]

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「今から1200年ほど前にお茶を飲む週間が中国から伝えられたのですが当時は飲み物としてではなく、薬として伝えられたからです。その名残が今も残り、お茶を一服と表現をしております。」

mikazukisado.localinfo.jp/post

「一服」を(休憩の意味でなく)数える意味で使うことは個人的にはあまりないが、青空文庫で検索するとたしかに「末茶を一服」「ノーシンを二服」「シャグ煙草を二服」「毒薬を二服」などで、茶、薬、たばこなどを数えている。

煙草喫(タバコのみ)という単語に300年以上の歴史があったらしい。

「のむ」と「すう」の変遷も気になる。もしかしてキセルと葉巻、紙巻の変遷と関係する?
[参照]

> 「1時間弱」というのは、1時間よりも長いのでしょうか。あるいは短いのでしょうか。

これは7年前の調査ですが、現在ではもうちょっとグラフが右にずれていそうです。
nhk.or.jp/bunken/research/koto

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