「蓮舫は、徹底した若者支援を行います。
社会に出る際に自分だけで頑張れ、家庭で支援をと、自助を促した結果、残念ながら行政の支援から溢れてしまった若者がたくさんいます。
この間、不安定雇用も60万人増えている現状です。
ひとりで生きる、結婚する、同性パートナーと生きる、いろんな生き方を応援していく多様性こそが、本当の東京の豊かさではないでしょうか。
東京に光と影があるなら、影に、格差に光を当て、支える。
そういう都知事になりたい。」
丸山眞男「であることとすること」のアクチュアリティー
自分の投稿に触発されて20年振りくらいで丸山眞男の「であることとすること」を読み直す。
「プディング」の話は出だしだけ、数回使用されているだけだった。この文章、意外と量はあるので高校教科書には最初の部分だけ掲載されているのだろう。
ところで66年前に書かれたこの文章、本筋ではない後半部分に「現代性」を感じさせる箇所がある。
第一に、大都市の消費文化に言及して、「文化の一般的芸能化の傾向はすさまじい」と批判していること。
第二に当時の米国で研究者の評価が「論文の質や内容ではなく」、点数主義に陥っていることに警告を発している。
第三にーこれが最も重要であるがー川端康成の『女であること』を取り上げながら、日本では極端に女性が「妻」及び「母」という役割を割り振られ、男性と比較して「社会的に多様な役割を果たせない」規範に縛られている、と批判していること。
丸山はこのジェンダー規範を女「である」ことと表現している。これはボーヴォワールの『第二の性』の冒頭、「女性は女として生まれるのではない。女になるのだ」を踏まえていると推測される。
しかし、この文章、1959年の毎日に連載されたというから昔の新聞のレベルは高かったなー。
沖縄 米兵の性暴力事件 県警と県の情報共有 徐々になくなった | NHK | 沖縄県
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240705/k10014502981000.html
”情報共有の在り方について、県警から県に伝える正式な取り決めはなく、NHKが双方の元幹部や現職の幹部に取材したところ、アメリカ軍兵士による重大な事件・事故の発生の情報は、少なくとも10年ほど前まで担当者レベルで緊密に共有されていたことがわかりました。”
「都幹部14人が天下り」「三井不動産が儲けられるようにお膳立て」 東京都と同社の“癒着”に、現役都議は「これほど怪しい話はない」
#東京都知事選挙 #小池百合子落選
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/07060558/
小池都政の「待機児童ゼロ」はカウントの仕方を変えていなくなったことにしただけ。それは問題解決ではない。
https://www.instagram.com/reel/C9DKSkTIJQ-/?igsh=aHBkNnd2NTBnNnBw
自己言及のパラドックス
QT: https://toot.blue/@langmoks/112645562014939148 [参照]
いつもの処方箋を取りに薬局に行って帰って来る。片道15分くらいなので、普段は「いい散歩」と思っているのだが、今日は大失敗だった。
とにかく「暑すぎる」のである。途中に「熱中症」で倒れるかと思ったくらい、頭がくらくらした。
ところで、家から薬局に行く途中、1年くらい前にできたラーメン屋があり、いつも物凄い行列が並んでいる。
私などは人込みが苦手で、しかもここだけは「関西育ち」を認めざるを得ない「いらち」なので、正直理解できないな―と普段思っていた。これはJR駅内にある「蕎麦屋」に密集している行列をみても感じること。
しかも、そのラーメン屋、英語で「JUNK NOODLE」と入口に面したガラスに書いてある。いくら「消費」には「顕示的」な面があるとは言え、「JUNK」なものにみんなで並ぶとは不思議である。
今日などは、この酷暑なので、高齢者はほとんどいなかったが、20代・30代男性を中心にやはり行列ができていた。
これには驚いた。やはり「熱中症」による死の危険より、「群集心理」に身を委ねる安心感の方が上回る人も、それなりにいることを実感した次第である。
しかし、30代・40代男性サラリーマン、健康のためにせっせとジムに通いながら、熱中症の危険をあえて冒すとはたいしたものだ。
丸山眞男に「であることとすること」という有名な文章があり、今でも高校の教科書に載っている場合はあるようだ。
大学の演習で3年生に丸山眞男のテクストを指定する際に、この文章のことに言及したら、「先生、その人プディングが好きな人ですよね!」と言われ、面食らったことがある。
「何故?」とよくよく聞いて見ると、「であることすること」の中でレーニンの言葉(と明示はしていなかったと記憶するが)として複数回使われている。
やはり若いので、プディングの味が気になり、記憶に残ったのだろう。
また鶴見俊輔の「北米体験再考」を選んだ時には、「先生、みつかりません!」と言われ、「どれどれ」とスマホの画面を見てみると、「北米体験最高!」で調べていて、この時は悪いが爆笑してしまった。
とは言え、元来頭はいいし、素直なので、2年後には立派に丸山や加藤周一、そして徐京植を語るようになって卒業していくのだから、「若い」というのはたいしたものだ。
実際大学4年で「本」を読む癖をつけないと、卒業後に習慣化するのはたいへん難しいのである。
」
https://x.com/nobuogohara/status/1809158974358634503
Xユーザー郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】
@nobuogohara
·
<本日、東京地検に提出した上脇博之神戸学院大学教授と私の連名による、小池百合子氏を被告発人とする告発状です。>
#上脇博之 ・神戸学院大学教授のドキュメンタリ、#TVer きてますよ-。
MBSドキュメンタリー 「映像」シリーズ
政治家が最も恐れる男
MBS毎日放送
6月30日(日)放送分
https://tver.jp/episodes/epttue6uap
「「政治とカネ」をめぐる事件が後を絶たない。
自民党派閥の政治資金パーティーの問題が明るみになる1年前、正月返上で膨大な政治資金収支報告書をひとつひとつ調べ上げていた男性がいる。
神戸学院大学教授の上脇博之さんだ。
「どう考えても単純なミスではありえない。組織的に行われている」。
東京地検特捜部が問題の解明に向けて動き出したのは、上脇さんの刑事告発がきっかけだった」
#ひとり街宣 @東京駅。
東京駅のステーションギャラリーがあるところの改札口で、スタンディングしてきました。
その時間、その場所でやっているのは、私一人でした。
(東京駅、改札がいっぱいあるので、いい感じで分散できていたのだと思います)
基本、お仕事がえりの人が多くて、あまり立ち止まることもなく歩いていて、こっちを見ているのかもよくわからないのですが、たまに二人づれの方とかが「なに?」「”都政を変えよう”だって」とか、「選挙いこう。一大イベントやからな」とか話している声が聞こえました。
ひとりだけ、若い女性が
「#ひとりスタンディング ですか?応援してます」と声をかけてくれました。その方は「私もツイデモ参加しています」とのこと。
それぞれ、がんばりましょうね~!
今回の都知事選、皆で応援できる統一候補がでていて、本当にうれしい・・・。
なるべく最後まで、自分ができることをやっていきたいです。
#蓮舫勝たせる緊急アクション
#蓮舫と次の東京へ
#れんほうさんを都知事に
#蓮舫を都知事に
#東京都知事選挙
#東京都知事選
#7月7日東京都知事選
#都知事選2024
#選挙に行って政治を変えよう
#選挙に行こう
#蓮舫 #都知事選 #れんほう
#神宮外苑再開発 への批判が高まり、たまらなくなって伊藤忠商事がプレスリリースだしたようですね。
「一体開発に参画することでより大きなビルを建設することが可能となり、東京本社ビル敷地の資産価値が増加します。そして当社がコンソーシアムに拠出する資金もまた、神宮外苑の施設建替や更新に活用され、そこからまた収益が生み出され将来に亘り神宮外苑の「みどりを守り続ける」ためへと循環していくのです」
とか。
「資産価値が増加します」とか鼻息荒く言われても、戸惑います。
実際にやっているのは
コモン(市民の共有財産)の破壊とお金儲けなのに、
「オレたちが金儲けしてるおかげでみどりが守れる」と言わんばかりの恩着せがましい態度です。
この文書、さっきBTしたFRIDAYの記事にあった
「一方、温暖化やヒートアイランド現象への影響という観点から、今、世界的に重要視されているのは『樹冠被覆率』だという。「樹冠被覆率」は土地の面積に対して、高木の枝や葉が茂っている部分の割合で、上空から写真を撮って、そこから枝や葉が茂っている部分の割合を算出する」
https://friday.kodansha.co.jp/article/380395?page=2
みたいな視点も全然ないし、
反論として弱すぎだと思います。
(冷静で論理的~とか感心してるのは、ネトウヨだけでは?) [参照]
英国総選挙の結果がほぼ出たようだ。
『ガーディアン』の数字では、残り6議席の段階で、労働党410(+212)、保守党119(-249)、自由民主党71(+63)、スコットランド国民党9(-37)で、スナクの保守党は歴史的大惨敗である。
勿論、これはほぼ予測されていた。実際、ここ十年単位で見ても、キャメロン、ジョンソン、スナクら首相をはじめとして、保守党政治家の劣化は酷すぎる。
今回71議席とった自由民主党にとってかわられる時期が来たのかもしれない。
スコットランド国民党(SNP)の減少分はほぼ労働党に行ったと思われる。
ただ、問題は労働党のスターマー執行部で、これは正直マクロン的「ウルトラ中道」とほぼ変わらない。
また安全保障政策でもNATOは当然として、英国の核武装戦力を再拡大する方針である。
新自由主義化した労働党の「左」が政治ブロックとして前景化するには、まだ当分時間がかかりそうだ。
ただ、出来事としては、「右」の現政権が負けた、ということはドーバーを挟んだ仏の7月7日の決選投票に多少の影響はあるだろう。
同日の東京の都知事選にも影響があってほしいが(心理的「バンドワゴン」効果)、どうなるだろうか?
… で、この記事の続編にある英国人旅行家イザベラ・バードが1878年に描いた「日本の農村の「事実」」がすさまじいぞ。貧しさに絶句する。江戸時代は長閑な農村風景や花開く都市文化として美化されがちであるが、年貢に搾取されつづけた農村は不潔な死と隣合わせの悲惨なものであったのだろう。
あと、
quote"現地人の使用人には道中で金銭のやりとりがあるたびに「中間搾取」する習慣があり、使用人の腕と能力次第で旅行費用が二倍、ときには三倍になることが多い"
これは未だにそう、というか、パソナと非正規雇用でますますひどくなっているかもね。まあ、19世紀の英国人がそう言うならば「おまえらもっとひどい。鏡を見よ」であるが。それにしても、英国人がこのような記事で欧米の外の世界を不潔と貧困と野蛮に満ちた世界として認識していた、というとがたとえば今のパレスチナにつながっているのである。この旅行記が1878年、「アラビアのロレンス」T.E.ロレンスが生まれたのが1888年である。
哲学・思想史・批判理論/国際関係史
著書
『世界史の中の戦後思想ー自由主義・民主主義・社会主義』(地平社)2024年
『ファシズムと冷戦のはざまで 戦後思想の胎動と形成 1930-1960』(東京大学出版会)2019年
『知識人と社会 J=P.サルトルの政治と実存』岩波書店(2000年)
編著『近代世界システムと新自由主義グローバリズム 資本主義は持続可能か?』(作品社)2014年
編著『移動と革命 ディアスポラたちの世界史』(論創社)2012年
論文「戦争と奴隷制のサピエンス史」(2022年)『世界』10月号
「戦後思想の胎動と誕生1930-1948」(2022年)『世界』11月号
翻訳F.ジェイムソン『サルトルー回帰する唯物論』(論創社)1999年