いつもの処方箋を取りに薬局に行って帰って来る。片道15分くらいなので、普段は「いい散歩」と思っているのだが、今日は大失敗だった。
とにかく「暑すぎる」のである。途中に「熱中症」で倒れるかと思ったくらい、頭がくらくらした。
ところで、家から薬局に行く途中、1年くらい前にできたラーメン屋があり、いつも物凄い行列が並んでいる。
私などは人込みが苦手で、しかもここだけは「関西育ち」を認めざるを得ない「いらち」なので、正直理解できないな―と普段思っていた。これはJR駅内にある「蕎麦屋」に密集している行列をみても感じること。
しかも、そのラーメン屋、英語で「JUNK NOODLE」と入口に面したガラスに書いてある。いくら「消費」には「顕示的」な面があるとは言え、「JUNK」なものにみんなで並ぶとは不思議である。
今日などは、この酷暑なので、高齢者はほとんどいなかったが、20代・30代男性を中心にやはり行列ができていた。
これには驚いた。やはり「熱中症」による死の危険より、「群集心理」に身を委ねる安心感の方が上回る人も、それなりにいることを実感した次第である。
しかし、30代・40代男性サラリーマン、健康のためにせっせとジムに通いながら、熱中症の危険をあえて冒すとはたいしたものだ。