興味深く読んだ。

東京都が発表している「みどり率」「緑被率」よりは、世界標準となりつつある「樹冠被覆率」を高くするべきで、そのためには日陰をより多く生み出す高い樹木を増やすべき、という記事(超ざっくり)。

実際、たとえば交差点の信号待ちをしている歩行者、日陰を選んで立っているのが現状では。芝生や広場の緑もいいけど、街路樹や森林のほうがより街にも人間にも優しい。

>「樹齢100年超の大樹」まで…木を伐っても伐っても「東京に緑が増えている」発言への違和感 | FRIDAYデジタル
friday.kodansha.co.jp/article/

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への批判が高まり、たまらなくなって伊藤忠商事がプレスリリースだしたようですね。

「一体開発に参画することでより大きなビルを建設することが可能となり、東京本社ビル敷地の資産価値が増加します。そして当社がコンソーシアムに拠出する資金もまた、神宮外苑の施設建替や更新に活用され、そこからまた収益が生み出され将来に亘り神宮外苑の「みどりを守り続ける」ためへと循環していくのです」

とか。

「資産価値が増加します」とか鼻息荒く言われても、戸惑います。

実際にやっているのは
コモン(市民の共有財産)の破壊とお金儲けなのに、
「オレたちが金儲けしてるおかげでみどりが守れる」と言わんばかりの恩着せがましい態度です。

この文書、さっきBTしたFRIDAYの記事にあった

「一方、温暖化やヒートアイランド現象への影響という観点から、今、世界的に重要視されているのは『樹冠被覆率』だという。「樹冠被覆率」は土地の面積に対して、高木の枝や葉が茂っている部分の割合で、上空から写真を撮って、そこから枝や葉が茂っている部分の割合を算出する」
friday.kodansha.co.jp/article/

みたいな視点も全然ないし、
反論として弱すぎだと思います。
(冷静で論理的~とか感心してるのは、ネトウヨだけでは?) [参照]

こんにちは。伊藤忠の株主総会の動画(00:33:13~)ではより詳細に確認出来るのですが、個人的には神宮外苑の植栽の手入れ云々よりも首都圏直下型地震にも備える「防災」の視点が大事だと思います

irwebcasting.com/20240621/4/b2

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