今日の東京新聞、共同通信の配信で「仏極右 過半数届かぬ公算」となっているのはいいだのだが、相変わらず「FI(服従しないフランス)」を「極左」と表現している。
J=L.メランションは元来社会党左派なの!
しかし、これも「左右のポピュリズム」という解読格子を用いたウルトラ「中道」ないし「エキセン中道」がまだまだマスメディアを支配している、ということなのだろう。
それにしてもノーベル賞を受賞、一時日本でもベストセラーになったT.ピケティをはじめとした経済学者500人が左派連合の経済政策を支持しているけれども、これも日本のマスコミによれば「極左」経済学者集団ということになるのだろうか?
尚、歴史学者千人も極左政権誕生阻止のための21世紀の「人民戦線」結成を訴えている。
歴史学者はともかく、「経済学者」の日仏この「落差」、これは深刻な問題であり、一朝一夕では克服できない。
実際、米国の経済学者で仏の左派連合を支持する人は、スティグリッツとかライシュとか、かなり「異端」の人で限られるだろう。
日本の経済学は新古典派に征服されて1世代以上たつ。これを覆すのは並大抵のことではない。
ま、気長にやるしかないなー。
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