BBCもスコットランドヤードも、かっこいい方のイギリスだなあ
『世にも奇妙な物語』を見逃した人、Tver(民放5系列の公式見逃し対応アプリ)を入れれば11月18日まで観られますよ。無料・個人情報登録不要です。
https://tver.jp/episodes/epbkwu9i5l
成都ワールドコンの報告スペース、後半にようやく参加できました。
後から入って少し話しすぎたかもしれませんが、あれでもパネル一つ分だけ……もっとたくさん紹介したいことはあるので、ブログ書きますね。
https://taiyolab.com/2023/11/01/panel-decolonize-the-future/ [参照]
Preparing for Euclid’s first images: from puzzling data to dazzling views
Preparing for Euclid’s first images: from puzzling data to dazzling views
アニメ『PLUTO』感想
『鉄腕アトム』の中でも特異なエピソードとしてファンの間で語り草となっている「地上最大のロボット」を浦沢直樹が独自に脚色してリメイクした漫画がアニメ化。ロボット・フェティシズムやテクノ・オリエンタリズムありきではなく、しっかり「ロボットの人権」を通して、全生命の倫理を問う物語として確立。やはり手塚治虫のメッセージは今の時代にこそ必要です。
"私、120歳ぐらいまで生きるつもりだから、たぶん実現できると思うんですけど、いつか月のラウンドトリップの添乗員をやりたいんです。" 夢へ向けてもう一歩。宇宙飛行士、向井千秋さんが次世代に伝えたいこと - SDGs | SPUR https://spur.hpplus.jp/sdgs/dearearth/2023-10-27-bgSl7A/page6/
一巻の感想です。このあとおれの身に何が起こったかを考えると共時性が面白いですね。
QT: https://fedibird.com/@abe_dragonslay/109913769340972882 [参照]
#海の門
ここまでを纏めました。(加筆修正あり。ここから先に既掲載部分に起きた修正はGoogle Docだけに反映ってなりそうではある)
https://docs.google.com/document/d/1LdxewIZk9qX6nN5rGra-SwfAXPWBPTSxQqfoZ8bLDGw/edit
〈海の門〉 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16817330665954665666
杉江松恋さんとの月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、10月号その3です。
私は、キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』(カン・バンファ、ユン・ジヨン訳/早川書房)を紹介しました。
7篇収録の短篇集で、世界の見え方が異なる者同士の理解・共存というある意味SFではおなじみのテーマを、個に寄り添いながら、繊細かつ抑制的な筆致で描きます。
杉江さんが紹介されたのは、斜線堂有紀『本の背骨が最後に残る』(光文社)。
〈異形コレクション〉収録作中心の短篇集で『回樹』に比べると怪奇幻想色が濃いですが、怪しく不可思議な状況を成立させるための理屈のこね方にも独特の味があり、SF読者も楽しめると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=3rHLy4Kpt4A&t=1s
アニメーションは湯浅政明監督のスタジオSARU、音楽はくにおくんスタイルのゲーム版のBGM担当したanamanaguchi、声はエドガー・ライト監督の映画版キャストと、「俺の夢」的な世界最強の布陣。ボストンで孤独な時に読んでた漫画が素晴らしいアニメに。感極まって泣きそう https://youtu.be/dLvRvqByxUI?si=Cd0qBMN63gRW9L2I
「竜と沈黙する銀河」(阿部登龍) #読了 #よしざき読んだよ
竜のレースの騎手として生を受け、やがて紛争で分かたれた姉妹が25年の時を経て再会する──。
読みどころはやはり、竜が当然のように存在する地球か。私たちの知っている地球に竜がいるのだが、設定の辻褄を合わせるような無理が一切なく、我が物顔で暮らしている。本編で語られたストーリーの背後に、竜のいる地球の歴史を感じた。
最後に開かれたレースが好きですね。語りは内省的なモノローグが多めながらアクションは全体を通してテンションを上げ続けている。レースが描かれることは読者の誰もが予感するところで、「まだかまだか」と焦らされ続けて最後の最後に疾走感のある乗った筆でやってくる。
散りばめられたガジェットやこの世界に特有の新種も味があり、ホタルリクガメの下りは相当秀逸。シリーズで読みたいと思わされました。
ピーター・S・ビーグル/井辻朱美訳『最後のユニコーン 旅立ちのスーズ』(ハヤカワ文庫)読了。最後のユニコーン/アマルシアを中心に、名作『最後のユニコーン』の後日譚となる「二つの心臓」と、そこで登場した少女が妖精に連れ去られた姉を探す旅に出る「スーズ」の二篇を収録した中篇集。
なぜこの著者の描く物語はいつも哀しいのだろうと考える。自らの魂とも言えるものの喪失とその探求、何かを得るために差し出さなければいけないもの、生きていくことの責任と誇り、そして各々がいるべきところへの帰還。深い信頼と、それが故の別れは常に死の影が付きまとう。昏くつらい世界ではあるけれど、だからこそ彼らが秘めた悲しみが胸を打つのだ。とりわけ「スーズ」が好い。まさしくある種の「ゆきてかえりし物語」でもある。
SF読者、1965年生まれ
http://in-our-block.cocolog-nifty.com/koushin/