大企業の法人税を上げたり、従業員への賃金としての還元を増やすように働きかけたほうがよいと思います。
他人の命綱を切って自分の蜘蛛の糸をつなごうとしても、個人の一本の細い糸なんか別の要因ですぐ切れます。下にフカフカの落下予防マットを敷いて、落ちてきた人を守るべきです。生活保護や高額療養費の削減に反対します。
ドイツのSFドラマ、The SignalをNetflixで。
人工内耳の必要な娘を持つ宇宙飛行士の女性が、ISSで「ハロー」と呼びかける地球外からのシグナルを受信する……現代的な道具立てで王道のファーストコンタクトを描いたドラマ。
https://www.netflix.com/jp-en/title/81441399?s=i&trkid=255639042&vlang=en
本日、文学フリマ京都9
https://bunfree.net/event/kyoto09/
の創作サポートセンター売り場付近でウロウロする予定です。今回は個人持ち込み本はなし。お品書きは下記(たぶん!)
・受講生ショートショート作品集(簡易印刷版(50部)+ 日本ハードSF界のレジェンド・堀晃先生の作品評)合本
※木下の、わりと脳筋な近未来宇宙モノSS含む
・松田賀露さん個人作品集『Lower Decks』
(『クトゥルー多元宇宙の侵入!』(青心社)収録「邪神の肖像」作者による、本格SF短編アンド奇想時代小説短編。オススメです!)
・青心社の書籍いくつか(委託販売)
来場される方がおられましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
To inspire your holiday letter writing: here's a fun piece of science fiction history - a note from Octavia E. Butler to Locus in 1985. It's a scrEam!
Help us keep our archives up and running by donating to our 2024 Year End Giving campaign at https://locus.betterworld.org/campaigns/2024-year-end-fundraising-locus?utm_source=mastodon&utm_medium=social&utm_campaign=fedica-Winter-Giving
夜中に突然vlogを作るなど。これは2024年2月にシドニーで撮った野鳥です。
https://www.youtube.com/watch?si=769P3KDn_5gLDTon&v=61iB8QFUftE&feature=youtu.be
(堀晃先生のSF作家としての業績は、東京創元社から出ている著作等をご参照ください。堀先生の著作を抜きにして、日本のハードSFの歴史を語ることはできない)
(*04)
2016年に実施された思い出せないイベントの内容を、おぼろげな記憶から拾ってみたところ、こんな感じだった。以下、当日に出たやりとりの一部を、(a)~(c) までの3つの項目に分けて記しておく。
(a) 短編と長編で、作品の書き方を変えているか?
(*05)
商業出版は、習慣的に、400字詰め原稿用紙換算を基準にして何枚と数えるが、最近は字数で計算することも多いので、以下、字数計算したときの数値も一緒に書いておく。
短編は20枚(8,000字)~50枚(20,000字)、ショートショートは10枚(4,000字)以下で、100字とかそれ以下(極端な場合は20字ぐらい)だと超短編になる。以上はおおよその目安。
(*06)
自分の普段の仕事では、異形コレクション=50枚(20,000字)前後、月刊誌連載一回分=60枚(24,000字)前後、SFマガジンなどの読み切り=70枚(28,000字)枚前後、書き下ろしとして短編集に収録する中編(原稿料は出ない)=120~180枚(48,000~72,000字)前後、単行本一冊分=450~900枚(180,000~360,000字)。これまで最も枚数が多かった長編は 1600枚(640,000字)
(*07)
短編と長編ではこれだけ枚数(字数)に違いがあるが、自分は、短編も長編も同じ方法論で書いている。区別はつけていない。ショートショートと短編は違うかなあ、ということは考える。
ショートショートは「とても短い短編」ではなく、ショートショートとしての書き方が別にある感じ。
■ここから始まる投稿は、Blueskyに同文があります。ここには、あちらで投稿するたびに文章をまとめておきます。長文を置けるのが便利なので。
(*01)
2016年頃に、SF作家の堀晃先生と一緒に大阪の創作講座のイベントに登壇したことがあるのだが、この記録が活字化される前にコロナ禍が来たせいで、活字になる予定が消えてしまった。イベントは複数回開催され、予定では、登壇した現役プロ作家全員の対談が活字としてまとまるはずだったのだが、全部、未出版になってしまった。出版されたら私もその本がほしかったので、とても惜しい。
(*02)
当時の話は、ブログで少しだけ言及していたが、活字化の予定があるから細部には触れずにおこう思い、わずかなメモのみに留めていた。最近になって、せっかくだからあれをまとめ直そうと考えてメモを確認したのだが、どうしても対談内容の細部を思い出せない。8年は間をあけすぎた。デビュー当時のことよりも、8年前のことのほうが思い出しにくい。
(*03)
内容はSF小説の書き方に関するもので、自分がどんな書き方をしているかということを、堀先生の質問に応じて答える形式だった。デビュー直後と比べると、自分は少しずつ原稿の書き方が変わっており、執筆に使えるツールも進化してきたので、昔といまではずいぶん執筆方法が違う。その変遷に関する諸々を、忘れないうちに、ここに記しておきたい。しばらく、不定期に長文を続けます。
(*08)
(b) 頭の中にある構想を、どういう手順で作品にしているか。
短編でも長編でも、作品一本分を「ファイルキャビネット」と、その中に収める「書類ファイル」としてイメージしている。キャビネットの各々の引き出しが「章」、引き出しの中にある書類ファイルが「節」、その書類ファイルの中に何通りもの「場面」が、情報カードのイメージとして存在する。
(*09)
一番よいと思える書き方 (「場面」のカード)を、各フォルダから取り出し、直線上に並べるとストーリーができあがる。並べたものを読み返したときに、「ここは、別の書き方に変えたほうがいいなー」と思うと、別の「場面」のカードと入れ替える。
(*10)
こういうことを、物理的な紙のカードをつくって管理するのではなく、頭の中だけで行う。頭の中だけの作業なら、現実にカードをつくるよりも早く、入れ替えも一瞬で完了する。私以外のSF作家でも同じことをやっている方がいるので、さほど珍しいやり方ではないのだろう。後日言及するが、この思考方法は、アウトラインプロセッサによる執筆と非常に相性がよい。
『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』(創元日本SFライブラリー)は本日発売です。
電子書籍の配信も始まっています。
どうぞ手に取ってお気に入りのお話を探してみてください。
Twitterを筆頭にしたSNSは嘘がたくさんある掲示板だよ、2ちゃんねるだと思って接するんだよ、つまり私のこの投稿もそういう姿勢で受けとめるくらいがちょうどいいよ、くらいのことをリベラル自認側がTwitterに投稿するようになってはじめて、まともにたたかえるようになる気がする。リベラル自認側がTwitterをまだ信じようとしていて、そこでたたかおうとしているうちは、勝ち目はないでしょう。この世のほとんどの者は「正しさ」にも「政治」にも興味などない、という認識を持つことも必要。
トランプ氏に続いて斎藤氏、正直、驚くようなことは何もない。
つまるところ、世界というのはそういう場所なのであって、だからこそ我々は小学校のころから教師やクラスメートの理不尽に悩まされ、長じては上司や同僚、仕事の関係者の世界観に絶句し、メディアにうんざりし、ベストセラーには共感できず、メジャーなウェブサービスを遠ざけ、マイナーなコンテンツに熱中する人生を送ってきたのだ。政治だけがそうでないと期待する方がおかしい。
歴史もまた、我々の目から見て理解困難な決定や行動にあふれている。それでも、大局的には良い方向に向かう(あるいは、その結果に我々が順応できる)のが人類世界というものなのだが、局面局面では耐え難いことが沢山起こる。
SNSとはそういうことのためにあるので、耐え難い時に、耐え難さを共有できる環境が作れる場所なのだ。そうして、何とか生き延び、命が尽きれば死ぬ。我々はそのようにできている。何も成し遂げる必要などはない。生きよう。
Begum Rokeyaの『スルタナの夢』、私はかつて英語圏のSFFTウェブジン経由で存在を知りましたが、日本語圏だとカスガさんの紹介がかなり早かったと思います。
カスガさんは最近、第12回ハヤカワSFコンテストの大賞を「コミケへの聖歌」で同時受賞しましたが、SNSではクラシックSFの発掘・紹介者という印象があります。
※リンク先X(Twitter)
https://x.com/kasuga391/status/709348439566327808?t=qAKa9AZ7oJLbvIhmEYHM8w&s=19
【クラウドファンディング】パレスチナの劇場・映画館アルカサバシアターの存続危機を救おう(artscape)
https://artscape.jp/article/26124/
「ヨルダン川西岸の中心都市ラマラに位置する重要な文化施設として、20 年以上にわたり 400 席の劇場と 300 席の映画館を運営してき」た、アルカサバシアターへの支援の呼びかけ。
4度も来日公演をしていたとは、知らなかった。
SF読者、1965年生まれ
http://in-our-block.cocolog-nifty.com/koushin/