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「日本国憲法を評価している点でも」は訂正します。

 「日本国憲法の評価の仕方の点でも」でないと意味が通りません。失礼しました。

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 A.グルックスマン、B.H.レヴィ、B.レヴイなどなどは、いわばフランスの「68年世代」の象徴であり、全てユダヤ人である。当初アルチュセール・ラカン派のマオイスト、「転向」して、「人権」に立場から「全体主義」を批判する「ヌーヴォーフィロゾーフ」としてメディア的にビジネスを始めた所も共通している。

 ベニィ・レヴイに関して言えば、BHL、A.フィンケルクロートとともにレヴィナス研究所を設立、シオニストとして活躍。

 同時に、「ヌーヴォー・フロゾーフ」は体制派メディアに影響力があったレーモン・アロンに接近、そこでもNATO支持を明確にした。ちなみにアロンはCIAがWWII後設立した反共組織「文化自由会議」の仏代表である。
 ドゥルーズはこれらのフランスの「与次郎達」を「詐欺師集団」と罵倒して切り捨てた。

 アンドレの息子、ラファエルの詐欺師振りは父を凌ぎ、30-33歳までグルジアのウルトラ新自由主義者のサアカシュヴィリ大統領の特別顧問。サアカシュベリは南オセチアに侵攻した挙句、失脚。ウクライナに亡命、何故かオデッサ州知事を務める。 
 ラファエルは現在やはり新自由主義化した仏社会党系の欧州議会団のリーダーである。

 ここにもフランスがNATO主義へと転落していった軌跡が現れている。
 

 

「バリバールがこうしてフランス共和国に内在する、人間と市民の「矛盾」を評価して、政治的に「善用」しようとしているのは分かったが、同時に、これでは結局、フランス共和国の手のひらの上じゃないかとも思った。
さて、基本的人権の尊重を謳う日本国憲法に、この人間と市民の矛盾などというものは見出せるんだろうか、ということの方が気にかかる。・・・日本国民は、自分たちが「人間」だと思っているんだろうか(逆説的に言えば、植民地の住民を「帝国臣民」にしうると考えた大日本帝国の方が、まだ、人間と市民の二重性を意識していたんじゃなかろうか)」by スパルタカス東大教授

 この投稿、スパルタカス君が近現代フランスも東アジア・日本史もまるで「知らない」ことは明白である。日本国憲法を評価している点でも、理屈をこねくりまわしているが、はっきり言って「大東亜戦争」男の辻田氏レベル。蓮実・柄谷・浅田でもここまでは言わない。

 正直これはスパルタカス君の「悪い所」が凝縮されて爆発しており、もはや「怒り」を通り越して「悲しみ」を感じる。

 しかし決して馬鹿ではない彼がどうしてこうなってしまったのか?多分、初歩的な間違いを注意してあげる取り巻きがいないのだろう。

 しかし、取り巻きが雲消霧散した時、「真の恐怖」を感じるのではないか?

三宅 芳夫 さんがブースト

東京新聞の6/2の社説。

70年前、国会で自衛隊が創設が決まったとき
「国民の熾烈(しれつ)なる平和愛好精神に照(てら)し、海外出動はこれを行わない」
という決議が、ほぼ全会一致でされたそうです。

朝鮮戦争のことを考えると欺瞞的ですが、それでもこういう当初の決意を忘れてはならないと思います。

「1954年6月2日。参議院で「防衛2法」が可決・成立して、陸海空の自衛隊が誕生することになりました。第2次世界大戦での大敗からまだ9年で、再軍備には強い反対の意見が上がりますが、当時の吉田茂首相ら政府・与党はそれを押し切り、70年後の現在は世界で有数の軍事力を持つに至る自衛隊を発足させたのです。

 ですが。参議院では防衛2法の可決に続き「自衛隊の海外出動を為(な)さざることに関する決議」が、与党も含めてほぼ全会一致で可決されました。こんな内容です。

 本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈(しれつ)なる平和愛好精神に照(てら)し、海外出動はこれを行わないことを、茲(ここ)に更(あらた)めて確認する。

 当時の国会議員は戦争の惨禍を身をもって知る人たちで、戦前のように外国を侵略する軍隊を持つことは認めませんでした」

tokyo-np.co.jp/article/331028

  世紀末プラハ、グラーツの作家としては、カフカの他に他にR.M.リルケ(1875生、母方がユダヤ系)、「特性のない男」R.ムージル(1880生)がいます。

 カフカ(1883生)の父はチェコ語を母語とするユダヤ人、母はドイツ語を母語とする「同化ユダヤ人」。

 カフカ本人の母語はドイツ語。カフカも「ユダヤ人」という自己意識はなかったが、ガリシア(現ポーランド)からのアシュケナージの移動劇団とイデッシュ語に触れる中で、自己の「ユダヤ系」を再考するようになる。

 ショースキーやモッセの研究でも明らかなように世紀末ウィーンとWWI後のベルリンは、ドイツ語を母語とするユダヤ人によって支えられていた。これに中世以来ユダヤ人ゲットーがあったフランクフルト(アドルノ、ホルクハイマー)、それにW.ベンヤミンを加えてもいいだろう。

 それにしても「人生」を不条理な監獄と見立てて、そこからの脱出の「不可能な」試みを悲喜劇的に描写する、というナラティヴはある意味非常にフランス的でもある。

 両大戦間にカフカを「発見」した時の驚きをボーボォワールは自伝に記している。

 サルトルはブランショをカフカ的な視点から高く評価し、一般読者に紹介する批評を書く。ただし、やや「ユーモアに欠く」とした。左ムージル、右リルケ
 

三宅 芳夫 さんがブースト

BTs

BTのリンク記事、
米国でも、基地の周辺などは、PFASで土壌がひどく汚染され、それが地下の水にまで及んでいるため、その地域の水道の水を飲むのが危険という場所がたくさんあるということです。

PFASは、防火や防水機能のために軍で使われることが多く、米軍と、3M、Dupontが主に関わってきたそうです。

1つ前にブーストした記事は、PFASが人体に入って蓄積することは、何十年も前からわかっていたのに、上司から黙らされ、事実がずっと隠蔽されてきた、という元3Mの研究者Kris Hansen氏の話。

Democracy Now!でも、Hansen氏の記事を書いた記者が話をしています。

democracynow.org/2024/5/30/pfa

のタグを見ると、誇張ではなく、世界中で問題になっていることがわかります。

PFASによる汚染をどうやって取り除くのか。
はっきりした解決策はいまだにみつかっていないようです。

三宅 芳夫 さんがブースト

このタイミングで出てきた。

資金還流再開「下村氏が要求」 特捜部聴取に安倍派関係者

東京新聞 TOKYO Web 2024/06/02 tokyo-np.co.jp/article/331020

#自民党裏金問題

三宅 芳夫 さんがブースト

都知事選出馬表明の蓮舫氏が都庁の足元視察 生活困窮者の支援活動 800人近くが食料求め行列つくる 蓮舫氏「本当に衝撃でした」|TBS NEWS DIG
youtube.com/watch?v=WQ1SrBGlk0
#youtube_tbsnewsdig #ニュース #NEWS #TBS #NEWSDIG #TBSNEWSDIG #最新ニュース

三宅 芳夫 さんがブースト

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機

tokyo-np.co.jp/article/331001

三宅 芳夫 さんがブースト

内田聖子さんの『デジタル・デモクラシー』書評が東京新聞にでたようです。

「 人々の移動を日常的に追跡し続ける「顔認識」。個々人の検索履歴に沿って垂れ流されてくる「ターゲティング広告」。それら監視ビジネスの闇間を遊泳する「データブローカー」どもの跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)……。

 米巨大IT企業などが結託し、オンラインゲームに夢中な子どもを誘導する「デジタル・フード・マーケティング」は、肥満児を爆発的に増加させた」

「もちろん本書は絶望のススメではない。それでも民主主義を守ろうとする米国市民らの闘いに力点を置いている」

「 だからこそ著者は警鐘を乱打する。立ち止まって問い直そう、「私たちはどのような世界に生きたいのか」と。
 船出したばかりの新生出版社の、最初のラインナップだ」

tokyo-np.co.jp/article/330880

今日は、F.カフカの命日。

 引用した記事では、カフカをユダヤ系社会主義者と紹介。さらにプラハの左派リバタリアンとカフカとの関係から、「審判」を官僚制の批判と位置づける。

 「審判」は全ての傑作と同様に多様な「読み」が可能であり、19世紀末から肥大化する官僚制に翻弄される「無力な」、しかし決してあきらめない「個人」の抵抗の物語、として読むことも勿論可能である。

 実際、そのような読解は行われて来たし、「ウィーン精神」のショースキーのように、当時の複雑なオーストリア・ハンガリー帝国の官僚制の文脈に置く試みもある。

 いずれにせよ、カフカを当時のプラハのアナーキズムのサークルに置き直す、という視点は、日本の独文学にはない。プラハと言えば、ドイツSPDの指導者も元来カウツキーもプラハのチェコ系であり、最初はオーストリア社会民主党に所属。

 オーストリア・ハンガリーはドイツ帝国と異なり、多民族帝国をを前提として複雑な法システムを採用。
 またオーストリア社会民主党も「多民族共生」の理論を練り上げていた。O.バウアーなどは最も著名な多民族理論家。

 レーニンの「多民族」理論はバウアーをロシア用に翻訳したものに過ぎない。ただし「ソ連」にはロシアという民族名が入っていないのはそのためである。
QT: mastodon.social/@workingclassh
[参照]

Working Class History  
#OtD 3 Jun 1924 Jewish socialist Czech author Franz Kafka died of tuberculosis in Austria. Connected with left libertarian circles in Prague, The T...
三宅 芳夫 さんがブースト

#OtD 3 Jun 1924 Jewish socialist Czech author Franz Kafka died of tuberculosis in Austria. Connected with left libertarian circles in Prague, The Trial, his most famous work, is a masterful condemnation of state bureaucracy twitter.com/wrkclasshistory/st stories.workingclasshistory.co

どなたか存じあげない方が、新宿紀伊國屋書店で、拙著を動画の中でズーム・アップしてくれています。ありがとうございます!

twitter.com/Democracy_8/status

  先週の薬局待ち時間は、幸いほぼ待ち時間なく、結果その場TVを観る時間もなかった。

 ただ、どうも現在銀が高騰(1g=1000)、それとともに銀歯の「市場価格」も上がっているとのこと。奥歯だと3000円との表示が見えた。

 しかし、銀歯・金歯は元来生活に必須だからつけている筈。仮に高齢者が貧困化して、銀歯を売りにいくという状況になりつつあるとすれば、「世も末」感が漂う。

 現在日銀の2回計10兆円近くの介入にも関わらず円安傾向は止まらず、国債金利は上がり続けている。勿論物価も上がる。

 つまり日本国の信用紙幣の価値は下がり続けている。わかりやすいのは金価格。2000年頃は1g=1000円前後だったのが、現在1万3千円を軽く超えている。

 他方純金融資産1億以上の富裕層が保有する金融資産は364兆円。富裕層・大企業が海外で運用する金融資産・純貸し越し額は473兆円。

 金をリスク対策として保有できるのはほぼこの層に限定される。

 それにしても、家にまで「レアメタルありませんか」と怖そうなおじさんが訪問してくるようでは(ここにもなんでもカタカナで言えばそれらしいという思い込みがある)。

 要するに、ほぼ労働所得しかない圧倒的多数者にはかなり状況は厳しい。まさに「大洪水」直前である。

さて、公党の党首でありながら、戦争の「お準備」はしていません、などと「ひろゆき」なみの冷笑スタイルを披露した玉木氏。

 しかし、玉木はちゃんと改憲議論として「いついかなる時に日本国民は血を流す覚悟ができるか」と発言している。これはれっきとした戦争の「準備」である。

 実際、何度も書いたが、連合の前身である同盟は民社党とともに自民党以上に改憲・再軍備を求めてきた。(ちなみに名古屋市長・日本保守党の河村も民社系)。

 ところで、津田氏は例の辻田某という「大東亜戦争」男と対談。蓮舫の年齢に言及しながら「計算」をしてみせている。

 辻田を歴史家と考えるプロはいないが、何故か「朝日」のコメント+で戯言を書いている。

 いずれにせよ、先週の「共産党は癌」的な発言、蓮舫出馬を妨害する意図であったことはほぼ確実なようだ。
 何故か連合会長は今日、「共産党との対話不可能性」を蓮舫に伝えた、と云ふ。

 それにしても東、三浦、呉座、辻田、津田とゲンロン系の人間、「朝日」文化部は本当に好きである。

 津田氏はこのプラットフォームの中で相対的に「文化リベラル」(ただし誰でも言えること)の役を演じてきたが、ここぞと言う時に立憲と共産の共闘を破壊してくれ、ということだろう。

 それだけ、「彼ら」も必死だと言うこと。 [参照]

三宅 芳夫 さんがブースト

このあいだの投稿で日経新聞の「Think!」欄の中北氏のコメントについて書きました。

そのときは引用しなかった部分ですが、中北氏、

「確かに、都知事選で落選しても、東京26区から次の衆院選に出ることができます。ただ、この選挙区からの立候補を認められず、立憲から離党した現職の松原仁氏との戦いになります。計算通りになるかは、不確かです」
nikkei.com/article/DGXZQOUA270

とか書いています。

なにが「確かに」なのでしょう。
蓮舫氏、いまそんな話、全然してないですよね。

津田氏も、ネットの番組で蓮舫氏がどんな「計算」をしているかとか勝手に考えてごちゃごちゃ言っています。

この感じ、「Think!」の中北浩爾氏とそっくり。

youtu.be/Ld65yx4JPRQ?t=4687

都知事になる場合の政策の話をそっちのけで、
蓮舫氏がどんな「計算」しているかとか、そういう妄想みたいな話を政治学者とかジャーナリストとかを名乗るひとたちがメディアにのせるのは、ノイズでしかありません。

(むしろ、ノイズになるような話をして政策の話を薄めたり、玉木議員の「お準備」同様、わざとバカにして相手の判断力がないかのような印象を与えたり、そういうやり方で足をひっぱりたいのかなと思います)。

[参照]

三宅 芳夫 さんがブースト

防衛省。
数年前から『防衛白書』の子ども向けバージョンも出しているようです。

まるわかり!日本の防衛 ~はじめての防衛白書~
mod.go.jp/j/kids/wp/

たぶん、子ども食堂で配っているのはこの冊子版でしょう。

三宅 芳夫 さんがブースト

BT

地理の勉強をしていて、教材で「アイヌ民族」と「アイヌの人々」が使い分けされていることに気がついた、日本中学生新聞さんの取材記事です。

最近、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会から日本に「独立した人権機関を設立するよう勧告が出た」と報道されました。

英語の記事では、日本で差別を受けているひとたちとして、部会が列挙するなかに、はっきりと「先住民族アイヌ」があります。

けれども、NHKや朝日などの記事をみても、まずジャニーズ問題が強調され、アイヌへの差別は書かれていません。

(NHKはアイヌの表記なしの「先住民族」と書いた記事はありました)。

なぜ、「アイヌ民族」と書かないのか?という疑問を持った
「日本中学生新聞」さんの記事が示唆するように、私たちのなかに「アイヌ民族」に対する差別の問題をなるべく小さく扱おうとする傾向があるような気がします。

三宅 芳夫 さんがブースト
三宅 芳夫 さんがブースト

財務省「公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす恐れがある」
← それ程、#森友関連文書 はヤバイものらしい。尚更、出しなさい。
#赤木さんを忘れない

森友関連文書、財務省が再び不開示 「公共の安全に支障及ぼす恐れ」 | 毎日新聞 2024/05/30 mainichi.jp/articles/20240530/

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