このあいだの投稿で日経新聞の「Think!」欄の中北氏のコメントについて書きました。
そのときは引用しなかった部分ですが、中北氏、
「確かに、都知事選で落選しても、東京26区から次の衆院選に出ることができます。ただ、この選挙区からの立候補を認められず、立憲から離党した現職の松原仁氏との戦いになります。計算通りになるかは、不確かです」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA270BS0X20C24A5000000/
とか書いています。
なにが「確かに」なのでしょう。
蓮舫氏、いまそんな話、全然してないですよね。
津田氏も、ネットの番組で蓮舫氏がどんな「計算」をしているかとか勝手に考えてごちゃごちゃ言っています。
この感じ、「Think!」の中北浩爾氏とそっくり。
https://youtu.be/Ld65yx4JPRQ?t=4687
都知事になる場合の政策の話をそっちのけで、
蓮舫氏がどんな「計算」しているかとか、そういう妄想みたいな話を政治学者とかジャーナリストとかを名乗るひとたちがメディアにのせるのは、ノイズでしかありません。
(むしろ、ノイズになるような話をして政策の話を薄めたり、玉木議員の「お準備」同様、わざとバカにして相手の判断力がないかのような印象を与えたり、そういうやり方で足をひっぱりたいのかなと思います)。
さて、公党の党首でありながら、戦争の「お準備」はしていません、などと「ひろゆき」なみの冷笑スタイルを披露した玉木氏。
しかし、玉木はちゃんと改憲議論として「いついかなる時に日本国民は血を流す覚悟ができるか」と発言している。これはれっきとした戦争の「準備」である。
実際、何度も書いたが、連合の前身である同盟は民社党とともに自民党以上に改憲・再軍備を求めてきた。(ちなみに名古屋市長・日本保守党の河村も民社系)。
ところで、津田氏は例の辻田某という「大東亜戦争」男と対談。蓮舫の年齢に言及しながら「計算」をしてみせている。
辻田を歴史家と考えるプロはいないが、何故か「朝日」のコメント+で戯言を書いている。
いずれにせよ、先週の「共産党は癌」的な発言、蓮舫出馬を妨害する意図であったことはほぼ確実なようだ。
何故か連合会長は今日、「共産党との対話不可能性」を蓮舫に伝えた、と云ふ。
それにしても東、三浦、呉座、辻田、津田とゲンロン系の人間、「朝日」文化部は本当に好きである。
津田氏はこのプラットフォームの中で相対的に「文化リベラル」(ただし誰でも言えること)の役を演じてきたが、ここぞと言う時に立憲と共産の共闘を破壊してくれ、ということだろう。
それだけ、「彼ら」も必死だと言うこと。 [参照]