内田聖子さんの『デジタル・デモクラシー』書評が東京新聞にでたようです。
「 人々の移動を日常的に追跡し続ける「顔認識」。個々人の検索履歴に沿って垂れ流されてくる「ターゲティング広告」。それら監視ビジネスの闇間を遊泳する「データブローカー」どもの跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)……。
米巨大IT企業などが結託し、オンラインゲームに夢中な子どもを誘導する「デジタル・フード・マーケティング」は、肥満児を爆発的に増加させた」
「もちろん本書は絶望のススメではない。それでも民主主義を守ろうとする米国市民らの闘いに力点を置いている」
「 だからこそ著者は警鐘を乱打する。立ち止まって問い直そう、「私たちはどのような世界に生きたいのか」と。
船出したばかりの新生出版社の、最初のラインナップだ」