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東京新聞の6/2の社説。

70年前、国会で自衛隊が創設が決まったとき
「国民の熾烈(しれつ)なる平和愛好精神に照(てら)し、海外出動はこれを行わない」
という決議が、ほぼ全会一致でされたそうです。

朝鮮戦争のことを考えると欺瞞的ですが、それでもこういう当初の決意を忘れてはならないと思います。

「1954年6月2日。参議院で「防衛2法」が可決・成立して、陸海空の自衛隊が誕生することになりました。第2次世界大戦での大敗からまだ9年で、再軍備には強い反対の意見が上がりますが、当時の吉田茂首相ら政府・与党はそれを押し切り、70年後の現在は世界で有数の軍事力を持つに至る自衛隊を発足させたのです。

 ですが。参議院では防衛2法の可決に続き「自衛隊の海外出動を為(な)さざることに関する決議」が、与党も含めてほぼ全会一致で可決されました。こんな内容です。

 本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈(しれつ)なる平和愛好精神に照(てら)し、海外出動はこれを行わないことを、茲(ここ)に更(あらた)めて確認する。

 当時の国会議員は戦争の惨禍を身をもって知る人たちで、戦前のように外国を侵略する軍隊を持つことは認めませんでした」

tokyo-np.co.jp/article/331028

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