「バリバールがこうしてフランス共和国に内在する、人間と市民の「矛盾」を評価して、政治的に「善用」しようとしているのは分かったが、同時に、これでは結局、フランス共和国の手のひらの上じゃないかとも思った。
さて、基本的人権の尊重を謳う日本国憲法に、この人間と市民の矛盾などというものは見出せるんだろうか、ということの方が気にかかる。・・・日本国民は、自分たちが「人間」だと思っているんだろうか(逆説的に言えば、植民地の住民を「帝国臣民」にしうると考えた大日本帝国の方が、まだ、人間と市民の二重性を意識していたんじゃなかろうか)」by スパルタカス東大教授

 この投稿、スパルタカス君が近現代フランスも東アジア・日本史もまるで「知らない」ことは明白である。日本国憲法を評価している点でも、理屈をこねくりまわしているが、はっきり言って「大東亜戦争」男の辻田氏レベル。蓮実・柄谷・浅田でもここまでは言わない。

 正直これはスパルタカス君の「悪い所」が凝縮されて爆発しており、もはや「怒り」を通り越して「悲しみ」を感じる。

 しかし決して馬鹿ではない彼がどうしてこうなってしまったのか?多分、初歩的な間違いを注意してあげる取り巻きがいないのだろう。

 しかし、取り巻きが雲消霧散した時、「真の恐怖」を感じるのではないか?

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「日本国憲法を評価している点でも」は訂正します。

 「日本国憲法の評価の仕方の点でも」でないと意味が通りません。失礼しました。

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