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 国民民主代表玉木氏が、「改憲」スケジュールの遅れに苛立ちを表明。「自民党はしっかりやってもらたい」と激を飛ばしている。

 これに批判的に言及した人に対して個人情報を要求、そこで「お戦争」などという典型的な「冷笑」系ネトウヨの文体になっている。例の人生相談をめぐる「朝日」の編集委員と同じハビトゥスである。

 ところで、国民民主と言えばまさに連合直系。議席・支持率だけ言えば、泡沫政党であるのに、これだけ国会・メディアで存在感を示し、立憲を大きく揺さぶることができるのも連合がバックにいるからである。

 さて、改憲に関しては維新代表の馬場氏も「大東亜戦争」の呼称に拘りながら、「大賛成」と表明。

 従って、現在連合がリードする共産を排除した国民・維新・立憲の「野党共闘」が如何に危険きわまりないことは自明のこと。
 現在、野田や岡田のように立憲重鎮までが維新との「共闘」を言い出す始末。この共闘には津田氏の言う「数合わせ」で維新と近い安部派が合流する可能性もある。

 こんなことで「政権交代」とは正規の茶番でしかない。

 共産党が日本の「政治の癌」とは長年の東浩紀の主張でもある。そしてこのタイミングでの津田氏の発言はまさに東の反復そのもの。三浦瑠麗、東と長年プラットフォームを共有していたのは伊達ではない。

 月刊雑誌『地平』創刊号、刷り上がりました。

 私も、「リベラルな国際秩序の終焉?ーグローバル冷戦と米覇権秩序」を寄稿しています。

 6月5日、店頭発売ということです。地平社のホームページで定期購読申込みもでき、その場合5日には自宅に届けてくれるそうです。

 ご関心のある方はご一瞥いただければ幸です。

 さて、同盟ー民社党が重工・鉄鋼を中心として、憲法9条改憲、軍事産業拡大を志向とするなら、当然総評ー社会党ブロックが邪魔になります。

 実際、この両者は戦中に「ヒトラー万歳、ムッソリーニ万歳、スターリン万歳」と国会で叫んだ西尾末広(右派)VS鈴木茂三郎、加藤勘十などの(左派)が相互に激しく対立してきた。50年代に「平和主義」を掲げる左派が急激に躍進。ついに60年の安保闘争で、支配層は明文改憲を諦め、経済成長のパイを非対称ながら大衆にも分配することで統合を図ります。

 ただ、80年代にはすでに明文改憲派の中曽根が社会党解体のために総評解体、総評解体のために国鉄・国労解体を決意・実行(安倍トモのJR東海の葛西はこの時の組合対応で出世)。
 社会党は従来完全に総評に依存していたため、総評が崩れると軸足が狂いだす。

 止めは小沢一郎と電電公社の山岸が二人三脚で始めた、連合への総評への吸収と小選挙区制の導入。この時の大義名分も「政治資金の規制と政権交代の可能な制度」。
 この試みに浮かれて加担した政治学者の代表が佐々木毅と山口二郎である。両者とも現在は「失敗」だったと回想。

 中曽根から小沢へ至る小選挙区制への道をメディアで側面援助したのが読売のナベツネである。中北浩爾・牧原出はズバリこの系譜。

 

 そう言えば、キルケゴールに『恐れと慄き』という本があったな―

三宅 芳夫 さんがブースト

パレスチナの旗が翻った瞬間(ジャン=リュック・メランション、2024/05/29)」 note.com/camomille0206/n/n2c74

24年5月28日、フランス国民議会で「不服従のフランス」党議員セバスチャン・デロゴがパレスチナ国旗を掲げたことが大きな議論を呼んだ。同党創設者メランションによる擁護文を翻訳しました。

こちらお久しぶりです。

三宅 芳夫 さんがブースト

Stop à la répression des étudiant·es dans nos universités !(私たちの大学での学生弾圧を辞めよ・邦訳)

note.com/camomille0206/n/nb0cd

エティエンヌ・バリバールらがフランスでの学生連帯キャンプ運動に対する官憲介入を批判した声明。

三宅 芳夫 さんがブースト

「ラベンダー」:イスラエルのガザ爆撃を指揮するAIシステム

note.com/camomille0206/n/n4694

フランス語訳から日本語に重訳してみました。全文訳ではありますが、用語の専門家チェックは経ていず、あくまで暫定版です。完全版が出るまでのつなぎとして読んでいただければと思います。

三宅 芳夫 さんがブースト

「労働者階級にはこのジェノサイドを止める力がある」:UAW 4811の一般組合員、ピーター・ロスとのインタビュー|

note.com/camomille0206/n/nc6fc

連合東京は、蓮舫氏が都知事選に出馬表明するや否や、小池支持を表明。まだ小池氏は立候補表明していないのだけれども。

ところで、連合は何故ここまで共産排除にこだわるのか?

労働界でのヘゲモニー闘争という点で言えば、連合の中心である、重工、電力、鉄鋼、金属は、70年前から完全に共産党系は排除されている。

むしろ連合の主力組合の目的は、長らく憲法改正にある。

というのも、三菱重工・電気、川崎重工、IHI、日本製鉄などは軍需産業が拡大すればするほど有利。従って、同盟ー民社党時代から、自民党よりもむしろ憲法9条改正、再軍備に積極的だった。

現在、米国の軍事費倍増によってこの部門の見通しには「輝く光」がさしている。このことによって、従業員のベアも近年ない上げ幅を示した。ちなみに日本の民間労組は企業別組合であるため、「労働者」よりも「三菱一家」のアイデンティティの方が強い。

これに加えて電力労組にとっては原発再稼働が至上命題。連合東京は東電労組のヘゲモニー下にある。

とは言え、このような「労働貴族」に分類できる人口は2-4%。

一応「カネと組織」はあるが、一般市民を動員するには力不足。

そこでメディア動員がかけられているのが現状だろう。

ただ、それでも、まだ小池側には大いなる不安要因はある。 

 YAHOOニュースで東京都知事選に関して、蓮舫氏に批判的なコメントをしている金子恵美氏、私は存じ上げなかったけれども、なんのことはない、元自民党衆院議員(二階派)、現タレント。

 そして東京都がかなりの株を所有している東京MXのバラエティ番組で喋ったことをYAHOOが流しているのだから、これは古典的な「情報操作」である。

 また東京都の52首長が小池氏に出馬に要請。これは勿論、蓮舫が出る場合に備えて前もって準備していたもの。この手法も、まあ古典的なものと言える。

 実際、都知事選のような巨大な選挙の場合、双方の関係者の間で、「誰」が候補者になっているのか?は、前もって「知られている」。

 であるから、対策も複数用意してある。蓮舫氏でなければ、ここまで「丸見え」の情報操作や52首長の陳情イベントなどはなかったかも。

 連合東京が直ちに小池支持を表明したのもその文脈。津田大介氏や中北浩爾氏といった御用芸人達も「前もって知っていた」ことはまず間違いない。

 ところで、金子恵美氏の発言を「世論主流」と執拗に書き込んでくるI found my voice氏、神宮外苑の開発を擁護している痛い人だったのでブロックした。「自分の声」を発見したのは結構だが、他人に無理やり聞かせるのはやめてほしいものだ。

 今日で55歳の誕生日を迎えてしまった。

 体感では、2週間前に54歳になったような気がするのだが・・・

 小学生の頃は永遠に小学生のままかと思う位、時間の速度がゆっくりだったのだが、最近はあっと言う間に1年が過ぎていく。

 ところが、体力の衰えは、1年単位どころか半年で実感するのであるから、恐ろしいものだ。

 頭の方も、昔は得意だった桁数が多い暗算も、すっかりダメになった。そもそも数字の桁が多くなると、記憶からすぐ消えてしまうのである。ま、数字の操作は、機械が代行していくれるので、それほど困らないと言えば困らないのだけれども。

 しかし、困るのは本を読んでも、少し日が経つと、まるですっかり忘れてしまうこと。これも蛍光ペンと付箋という補助器具が必須となった。

 歳をとって何かいいことはないか、と探してみるが、せいぜい昔から言われる経験と総合的な判断力くらいか。これも、まあ言われて見れば「そんな気がする」という程度のことだけれども。

 あとは、「人生の終り」が見えてきたので、そこから逆算して有意義な時間を過ごす「覚悟」が定まったこと。まあ、これははっきり自覚があるけれども。

 

 ハリー・ハルトゥーニアン(名前からするとアルメニア系移民)は元来ルカーチ研究から出発した人だからね。

 しかし、95歳にしてまだ現役というのは恐ろしい程のエネルギーである。

 私の本で謝辞を述べた中京大学の樹本健さんは、10年程米国に留学してPh.D.をとったが、ハルトゥーニアンは指導を受けた一人だった。

 先日戸坂潤の唯物論研究会時代の論文の英訳を見せてもらったがたいしたものだった。

 母語から外国語へのまとまった文章の翻訳、というのはかなり難しいのである。

お地蔵様に「お供え」をする、ということは、「世界」にその人が「贈与」したことを意味し、「お供え物」の所有者はその時点で消滅する。

 従って、お地蔵様の「お供え物」を必要があって頂いた人は、所有者がいない「物」を「世界」から贈与されたのである。

 グレーバー的に言えばそうなるが、日本の民俗学的にも従来そういうものだった筈だ。

 近代法的に言ってもお地蔵様に備えられていた「100円のポッププコーン」は誰の「所有物」でもない。従って、「窃盗」という概念は成り立たない、と私は考えるけれども。 [参照]

中北浩爾氏の「蓮舫氏は二重国籍問題などで人気の陰り」のコメント。

これ、事実命題として、提出されているのか?

だとしたら、まず「人気の陰り」と「二重国籍問題」の間に因果関係はおろか相関関係も見出しがたい。

因果関係を「見出したい」人はいるだろうけれども。ただし、そういう人の「品性」はやや疑われる。

しかし、中北氏、しゃにむに「共産党に日米軍事同盟を認めろ」と迫っていたが、これは短期の「政権交代」だけを目的とした、津田氏の言う「数合わせ」の論理でしかない。

今の日米関係は完全に従属関係になっており、軍事費倍増にしても沖縄問題にしても、はては金融政策にしても、すべて日米対等外交を築けなければ、何も解決せず、日本社会の格差と貧困はひろがりつづけるだろう。

その先にあるのは21世紀型のファシズムでしかない。今、それを止められるか、ぎりぎりの時である。

それにしても、1980年代から東大政治学、佐々木毅、山口二郎をはじめ延々と「政権交代」のための政治改革を主唱して、小選挙区制の旗振り。この精神は、次世代の中北浩爾、地方自治廃止賛成の牧原出、へと「しっかり」と受け継がれているようだ。 [参照]

三宅 芳夫 さんがブースト

BT

「 自民が到底次の衆院選では「勝てない」見通しの中、連合を仲立ちとして、維新・前原・国民民主が立憲に対し、共産排除前提の「野党連合」を求めている。これを「朝日」を代表とするマスコミは援護射撃。」

この「援護射撃」の構図のなかで、研究者代表として発言し、一定の役割を果たしている中北浩爾氏。

日経新聞の「Think!」(朝日新聞の「コメントプラス」にあたるもの)で、野党共闘や共産党に関わる記事にしきりにコメントをつけています。

ちなみに、昨日の「都知事選、立民・蓮舫氏が出馬表明」という記事には、

「・・・しかし、蓮舫氏は二重国籍問題などで人気に翳りが見え、一昨年の参院選の東京都選挙区では大きく得票を減らし、4位。小池氏の知名度、支援政党の厚さ、現職の有利さを考えると、厳しい戦いになります」

などとコメント。

言うに事欠いて「二重国籍問題などで人気に翳り」とか。
もはや、ネトウヨかな?というレベルになっています。

ここしばらく、地方の選挙結果で「野党共闘+市民」の勢いがはっきりと表れています。

「共産排除前提の「野党連合」援護射撃」勢?のみなさんが余裕をなくしているように見えるのはそのせいでしょうか。

  

三宅 芳夫 さんがブースト

この件のキモは、誰かが警察に通報したという一事ではないか。通報者と警察に、お地蔵様のバチが当たりますように。>BT

三宅 芳夫 さんがブースト

いや、そんなさぁ……それで逮捕はなくない……? :blobcatnoplease:

『「腹が減ってお供え物を食べていた」地蔵の供え物を盗んだ疑いで53歳の男を逮捕 盗んだのは約100円のポップコーン』
newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1

一般の世界からは隠されて来た構図、このところの政局でやや浮かび上がってきた。

 自民が到底次の衆院選では「勝てない」見通しの中、連合を仲立ちとして、維新・前原・国民民主が立憲に対し、共産排除前提の「野党連合」を求めている。これを「朝日」を代表とするマスコミは援護射撃。

 しかし、地方自治体の市民の側からの「突き上げ」によって、立憲の中で、軋みが生じている。

 先週の、津田大介さんの「共産が存在することで分裂が起こる。共産がない方が政権交代が起きる」という奇怪な発言は、いわば連合・朝日を代弁したもの。

 ところが、昨日蓮舫氏が都知事選に立憲・共産+市民の構図での立候補を表明。

 すかさず連合東京は「共産と組みなら、我々は小池」と来た。

 実はこの構図、杉並区長選の岸本聡子さんの時と全く同じ。この時は自民・公明・維新と連合が推す現職を破って当選。

 またこの市民の「突き上げ」も突然起きたわけではない。2021年の衆院選東京8区での、立憲本部に対する市民主導での「巻き返しし」の延長線上にある。

 蓮舫氏の記者会見に宇都宮健次氏と前川喜平氏が同席したのは象徴的。

 いずれにせよ、日本社会の窮乏化に対応して政界再編は避けられない。

 今回の都知事選について言えば、十二分に勝機はあるだろう。

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