記者会見「公的空間の言論封殺を問い直す」
日時:1月11日(木)14:30
場所:参議院会館D108
スピーカー:三宅芳夫(千葉大学教授)
SNSでの一発言に対して、株式会社ドワンゴより東京地裁に名誉毀損として750万円を請求された三宅芳夫教授(著書に『ファシズムと冷戦のはざまで:戦後思想の胎動と形成 1930-1960』東京大学出版会, 2019等)が、これを業界大手による言論抑圧ではないか、不当なスラップ訴訟ではないかと問題を提起、明日、参議院会館で記者会見を開き、世論に問いたいとのことです。動画配信も予定されているそうです。注目を。

私たちは、すべてが等価であり、言葉にはもはや何の価値もない世界に足を踏み入れることになる。正義と悪、防衛と攻撃、抑圧者と被抑圧者、加害者と被害者の区別など、私たちの道徳的・政治的良心を構成する一連の指標は、深刻なダメージを受ける危険性がある。民主主義という概念は、単なる法律や制度的取り決めのシステムではなく、文化、記憶、一連の経験でもある。歴史的に衰退してきた反ユダヤ主義は、目を見張るような復活を遂げるだろう。」

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mediapart.fr/journal/internati

「歴史学者エンツォ・トラヴェルソ(コーネル大学教授)、イスラエル軍によるガザでの「虐殺的な戦争」の正当化のために、ホロコーストの記憶が道具化されることは、破壊的な影響をもたらすと警告」

「ホロコースト追悼の名のもとに行われる大量虐殺戦争は、反ユダヤ主義を正当化する結果となり、その追悼の精神を傷つけ、信用を失墜させるだけである。このキャンペーンを止めなければ、誰も疑惑と不信を抱くことなくホロコーストについて語ることができなくなり、多くの人が、ホロコーストはイスラエルと西洋の利益を守るために作り出された神話だと信じるようになるだろう。人権、反人種主義、民主主義の「市民宗教」としてのホロコーストの記憶は、無に帰してしまうだろう。この記憶は、ラテンアメリカの軍事独裁政権からウクライナのホロドモール、ルワンダのツチ族の大量虐殺に至るまで、他の形態の大量暴力の記憶を構築するためのパラダイムとして機能してきた......もしこの記憶が、ガザで大量虐殺を行っている軍隊が身につけているダビデの星と同一視されたら、その結果は壊滅的なものになるだろう。認識論的にも政治的にも、私たちの参照点はすべて曖昧になってしまうだろう。

別な講演者が指摘していたマルチン・ブーバー『ユートピアへの径』を古書で購入。本書は、「サン=シモン、フーリエからキブツ、マルクス、レーニンを経て、近代社会主義の歴史をたどる旅から始まる。ブーバーが好むのは、プルードン、クロポトキン、そしてとりわけグスといった自由主義的社会主義である」とのこと。

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Jean Halpérinの編纂したActes du XXXVIIe Colloque des intellectuels juifs de langue françaiseを読んでいる。総テーマは"Comment vivre ensemble ?"。2001年、パリ。デリダが登壇して"Leçon"という講演をし〈共生〉をめぐる原則的な数々のアポリアを挙げている。原理的な思索だがいまこの状況でも考え方のひとつの指針となる。

パレスチナとイスラエルの対話と非暴力の実践を医療の現場から報告したDaniel Halpérinと医師の講演が切実だった。

こうした長年の平和的な努力の蓄積が「法の行使や、いわゆる人道的行動でさえも、不正な戦略や偽装された政策に従わせることになる、国際法を悪用する勢力や陣営、経済大国、あるいは国民国家」(同書のデリダの表現)で破壊されていることを考える。

本書が刊行されてから20年が経ったというのに。

なお、ダニエル・アルペランはスイスの小児科医。ジュネーブ大学病院(HUG)の暴力防止学際的コンサルテーション・サービスの責任者。専門は暴力、特に家庭内暴力と子どもに対する暴力の予防と治療とのこと(perplexityでの検索による)。

[社説]死亡1万人のガザ地区、休戦なしにどうやって悲劇を防ぐのか japan.hani.co.kr/arti/opinion/

128年前の東学農民軍虐殺…日本の老学者は謝罪碑の前に立った japan.hani.co.kr/arti/politics

Tatsuo HEMMI さんがブースト
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Bruce Springsteen on surviving depression and his strategy for warding off the visitations of the darkness themarginalian.org/2022/07/20/

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パレスチナと沖縄が重なる事が理解できるのなら、これから日本人は何をすべきかに思いを巡らせてこそ脱植民地主義じゃないですか。
米軍だけが土地を奪っているのではないのだから。

先日ハワイで起きた山火事では、犠牲となった遺族の元に土地購入の連絡を入れるというなんとも言えない植民者ならではの仕打ちで遺族を悲しみの淵へと更に追い込んだアメリカ人。

同じ仕打ちを沖縄人に与えながら、それでもまだ日本人は植民者として生きますか。
その問いに応答する者はまだいない。

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On this day in 1938, Steinbeck completed 'The Grapes of Wrath,' which earned him a Pulitzer and became a cornerstone of his Nobel. Here is how he used the diary as a tool of discipline and a hedge against self-doubt: themarginalian.org/2015/03/02/

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Judith Butler on Hamas, Israel’s Collective Punishment of Gaza & Why Biden Must Push for Ceasefire

democracynow.org/2023/10/26/ju

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“Rage, rage against the dying of the light.”

On Dylan Thomas's birthday, the story behind "Do not go gentle into that good night" and a rare recording of the poet himself reading it themarginalian.org/2017/01/24/

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一般市民たちがパレスチナ人を標的にして殴る蹴るの暴行を働いていたり、パレスチナ学生寮を大勢が襲っているのを見ると、16世紀宗教戦争や関東大震災の朝鮮人大量虐殺はこうだったのかと歴史のプリズムを逆さにして見ているかのように思う。無数の戦争や植民地支配の記憶がつねに思い起こさせられる。

そうした暴力はそれをありのままに記録しなければならないと信じた人びとの意思と力によって、後代に伝承されてきた。他方で、歴史の経験に学ぶことの著しい困難も同様に認めねばならない。何ができるか?自覚と意識を持って、みずから記録の伝承に加わることは、できることのひとつではないだろうか。

マルク・ブロック「現在について考えることなくして過去を理解するのは不可能である」「過去が現在全体を支配しているというのではない。しかし過去なしには現在は理解できないのだ」(『奇妙な敗北』)

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