#虎に翼 最終週見ました。終わっちゃった、終わっちゃったな……
涼子様のために寝る間を惜しんで司法試験対策を作るよねさん、試験前日に団欒する仲間を叱咤するよねさん、「お気立てに難がある」「股間を蹴り上げる」への涼子様のアンサー、最終週直前にこんなに涼よねを……ありがとうな…… #虎に翼
それぞれの戦後が一段落する週でしたね。家族と離れて暮らせるようになった直明、机上の空論に怒る航一さん、マスターとよねさん。#虎に翼
ヒャンちゃんが娘のために捨てた崔香淑を娘の前で取り戻す展開、本当にいいな。それも事故ではなく、自分の意思で。#虎に翼
航一さん、子どもたちが自立すれば後は余生だとか言ってたのに、のどかの結婚報告ではあんなに喜怒哀楽ゆたかにのたうち回れてよかったですね☺️の気持ち #虎に翼
あと、優未と航一さんの「お休みの日まで勉強したくない」「休みの日は休まないとね」の会話も時々放送した方がいい。みんな、休みの日は休むためにあるという基本的なことを忘れてるじゃないですか。
猪爪家の家族裁判、きちんと法廷の立ち位置にもなってるのね。星さんが裁判長、寅子と優未が裁判官、直明ちゃんたちが原告、花江が被告、直人たちは証人兼傍聴席。それぞれの立場にもかなっている……! #虎に翼
今週の #虎に翼、現代でもよくある、自分もやってしまった事がある差別や蔑視が描かれていた。
「これだから朝鮮人は」と言う台詞に寅子が即座に「やめてください」と言える場面の頼もしさ。特定の人種や属性の人を蔑視した会話が目の前で飛び交っているのに、ここで反抗したらもっと酷いことが自分の身に起こるのではと怖くなりじっと黙ってしまうこと。怪我人を助ける嫌われ者を「困ってる人を助けるのは普通のこと」として、差別や加害は優しさや思いやりの問題ではないことを暗に示すこと。
「昔のことなんて知らない、自分は誰も虐げたことなんてない」「差別なんてしていない、現実の問題を話している」といったやり取りも現代の現実でも本当によくある光景。差別意識を指摘した時に「あの人は優しいからそんなことしない」なんてよく言われる言葉だしね。これらに明確な解決策を示す訳ではなく(だって一言で解決しないもの)、差別にNOを言える寅子ですら何も言えずにうんうん悩む、無知を否定せずに対話を重ねていく大切さを描いてくれた、今週は。
先週の高瀬といい優未といい、一人でいる方が居心地がいい人のことを描いてくれてありがとうね、という気持ち。子どもは特に、友達を作ることはいいことだという描写しかフィクションの中には存在しなかったので。拠り所は友達でなくても家族でなくてもいいという描写に救われる人はいっぱいいると思う。
#虎に翼
#虎に翼 新潟編、当時の三条弁がたぶんものすごく忠実ですね…… わたしは三条市にいたことがあるんですけど、耳の奥にこびりついてる祖父母の三条弁を杉田兄弟や高瀬たちが喋っててうわあってなってる 笑 ~ですけ、昼飯(ちゅうはん/お昼ごはんのこと)、~ですろ?とか久しぶりに聞いた。寅子の職場は弥彦神社の森だし 笑
「勉強しても、大学に行っても、書記官になっても生きづらさは変わらなかった」高瀬に「無自覚にあなたのかさぶたを剥がして傷つける人たちに借りを作ってはダメ」と言ってくれる寅子、これもまた自分がかけられたかった言葉だった。どこにいっても生きづらい、仕事を真面目にくまなくやるくらいしか取り柄がない、抵抗してこないことを理由に何でも言っていいと思われている、一人で本を読んでいる時だけ生きづらさから解放される…… 高瀬の気持ち、すごくわかるよ
#虎に翼
はるがへそくりで着物を買ってたり花江が闇市で一杯飲んでたように、登場人物はおろか視聴者にまで“良い人”とされる優三さんにも悪い面はあったはずで、それがいつか描かれるだろうかと思っていたので優未の「お父さんにはどんなだめなところがあったの?」という純粋な質問も泣けてしまいましたね。直後にどんな人だったの?と続くのもいいよね、良い面も悪い面もあって人であるというのを描いているドラマらしくて。
#虎に翼
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