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の、無愛想な家裁の事務員(たぶん事務員ではないが)の女性が好き。好きっていうかこの人はわたしなんですよ、そのくせに名前も正しい役職も覚えてなくてすみませんけど。女性だからと愛想よくしなくていいという存在。よねさんもそうだけど、“男は度胸女は愛嬌”の逆をいく存在が「そういう人」として画面の中に当たり前にいる。

わたしの物語はどこにもない……とずっと思ってきたけど、初めて見つけたかも。

最低限の挨拶以外に一言も喋らず黙々と仕事するわたしを、初めての上司が評した言葉「愛想は悪いが腕は良い」を座右の銘にしてたけど、もうしなくていいかもしれない。愛想が悪くても、もっと言うと腕も良くなくても存在していていいはずだ。

最初のトゥートに話が戻るけど、事務員の女性は無愛想さの原因にいじめとか悲劇的な要素がなさそうなのもいい。描かれてないだけであるかもしれないが……ただそういう質の人に見える。

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