東京国立博物館にてリーディングミュージアム『東京方舟博覧記』観劇。上野公園の屋外で公演する朗読劇というめったにない観劇体験で、俳優にとっても初めての経験になっているようだった。

ストーリーとしては東博創立と上野戦争を絡めながら救いのあるお話で、刀ミュの東京心覚と通じるところがあるかも。市民の日常が犠牲になることや自分が直接戦に関わってなくても新政府側の人間として非を感じている描写があったのがよかった。推しは幕府軍の優しい青年役で、役柄としてとても合っていた。自分の暮らす街や人を守りたいだけの人で、そういう人を誠心誠意生きることが芝居だ、とでも言ってるかのようなお芝居をするようになりましたね。

日本史の授業で習ったような内戦でも普通の市民の日常と命を奪う戦争って、いつの時代でもやっぱり駄目だなと思う。

チケット代は前方席が2万と朗読劇にしては高額でいろいろと思うところがあったが、本物の東博の建物は背景美術として素晴らしく、夜の上野公園の風を感じながら上野のお話を観たのはなんとも言えないよさがあった。俳優たちが芝居する奥で、閉館した館内の暗い灯りが静かに灯っているのが、消えることのない文化の灯火のようだった。

4回めだよ まあ自分の分身みたいなのが最終的に肉弾戦で決着つける映画なんて何回観てもいいですからね。週一くらいのペースで観てるのでこのために一週間頑張ってきたみたいな気分になる

ハギレを半衿にするために縫い合わせてみて、Janeの繋ぎ目の柄がぴったりになるように縫う技術は凄いなあと思った。画像1枚めがJane、2枚めがわたしが丁寧めに縫ったやつ。比べるとかなりお粗末だけどこれでも結構大変だった笑

べびわる3回めに来てしまった。まひろも冬村かえでも自分を見てるみたいで…… それも、自分と同じような人をフィクションの中に見つけた時の、このままでいていいんだと自分を肯定される感じとはまた違う感覚で。とらつばの音羽さんといい、今年はおかしい。わたしみたいな人はフィクションの中に登場しないのに、今年は3人も出てきた。

最近お迎えした着物と帯を抱えて、半衿や帯揚げに合いそうなハギレを探して生地屋さん巡りをした👘 自分の好みだけじゃ絶対選ばない色味ばかりになった。やっぱり実物持って合わせるのが一番確実だな

べびわるドキュメンタリー観てきた!
アクションって本当に体力勝負で、肉体の限界との戦いなんだな……と実感した。怪我して撮影が遅れたのも初めて知った。大変だ。

怪我してしまった瞬間は画面を真っ暗にしたり、ここは映して大丈夫かのやり取りも収録されてたのもよかった。いろんな意味で安心してみられるというか。

伊澤さんの「冬村かえではちさとと出会ってなかった世界線のまひろ」という言葉、本当~~によくわかる。
クライマックスのかえでvsまひろの撮影のお昼休憩に血まみれのまま地べたに座ってお弁当もしゃもしゃ食べてる伊澤さん、まひろが撮影現場にいたらこんな感じでお昼食べてそうだなと思った。まひろ役だから当然といえば当然なのだが。

刀ミュ祝玖寿音曲祭でした! いままでの刀ミュの大型イベントの中で一番響いた。いろいろとあって福井まで行った甲斐があった……! 以下、ネタバレや自分語りをしているので伏せ 

一部は刀ミュの楽しいライブ、二部は珍しく俳優のインタビュー映像から始まって本公演の曲を中心にしたセトリだったのだけど、そのメッセージがすごく自分事に響いたというか。二部は「あったことをなかったことにしない」といった意図があるように思えて、コロナ渦の俳優のインタビューや不可視化された人物の曲が多かった。推しのソロ曲の歌詞「忘れないで、今ここにいたこと」もその一つだったと思う。コロナ禍で公演できなかった役者自身が感じたことをキャラクターに代弁させることはできないだろうし、そのまま蓋をすることはできなかったのだと思う。

最近ずっと苦しかったのが、現実がしんどすぎて楽しいだけで終わるエンタメを素直に楽しめないこと、現実から一瞬目をそらしたって何も解決しない、それより考えなきゃいけないことがいっぱいあるのにと思ってしまうことが本当につらかった。一部はよく知ってる楽しい刀ミュのライブだったけど、この二部があったおかげでこの苦しさに互いに寄り沿いあえた気がした。

きのうは寝落ちちゃったんだけど、べびわる3やっと見てきたよ!
フォーマルなちさまひが最高だった。これは好みの問題だけど1やある用務員が好きな人は大好きだと思う。わたしは2が好きなので、日常パートはドラマで住みわけたのかな~
ホラーが苦手なので、暗闇で敵が出そうで出ない感じはしんどかった

この写真の右側の本『わたしは、わたしとあなたの区別がつかない』をだいぶ前ですけど読み終えました。ASDの高校生によるエッセイで、自分に起こったことや思ったことを淡々と綴っているとても読み心地がいい本でした。わたしが悩み続けている自他境界の曖昧さや承認欲求の解決の糸口になるかと思って手に取ったけど、そもそものASDの重さの段階が違ったので解決に至らなかったですが、いままで読んだASD関連の本の中で読んでて心地よかった。悲しい気持ちにも怖い気持ちにもならなかった。

専門家による「ASDとは?」やサバイブ方法を書いた本もためになるけど、それらは障害(そもそも、超困ってるのに障害とも認めてもらえないのだが)がつらくて泣くだけの時間が発生するので、そういう時間が少なく、ただ筆者の日常を同じ目線で見られる良著。疲れた時にまた読みたい。

牧島輝の個展に行ってきました。
彼の絵が結構好きでインスタでよく見ていたのだけど、画面の中で見覚えのある絵が、こちらもまた見慣れたキャンバスの絵の具のテカりと共にあった。
どろどろに溶かした犬やハンバーガーやロボットを描いた絵やラグ、逆に大量の絵の具をだらだら垂らしたマーブル模様から馬やくじらを見出だした絵もあった。カラフルで楽しかった。

本日はエバラス特別上映を観てきました。生で観ても素晴らしいアイスショーは映画館で観ても素晴らしい。現地で観た時と違う意図が伝わるプログラムが結構あって、それもまた楽しかった。

エデンの東、死の舞踏、海賊、ニーノロータ盤ロミジュリ、眠れる森の美女、ドンキホーテ、ウエストサイドストーリー、ゴッドファーザー、Art on Ice、ボレロ……スケートの名プログラムが真央プロデュースによって展開される度、そのプログラムが代名詞になっているスケーターの姿が頭をよぎりました。その時間がフィギュアスケートファンとして本当に楽しい。いろいろなアイスショーがあるけれど、そのなかでも最高傑作ではないかと思います。

映画のエンドロールで、スケーター一人ずつ名前と写真が流れるのだけど、もれなく全員がその人が主役として一番輝いている瞬間が選ばれていて素晴らしかった。写真のチョイスも素晴らしいけど、メンバー全員にそれぞれが主役になるプログラムがあるのが素晴らしい。主役を全うするのも任せる真央さんも。エバラスのテーマは「スケートへの愛も含めたさまざまな愛」だったと思うけど、これも一つのスケートへの愛情のかたちだと思う。

一泊2日の金沢小旅行、楽しかった!一日めは金沢のギャラリーと着物の古着屋をめぐり、二日めは邪魚隊の大千穐楽でした。
食事がどれも美味しかったし、友達ともたくさん話せたし大満足!邪魚隊を観るのは3回めだけど、初めて良いと思えた。想い出深い2日間になった。 [添付: 5 枚の画像]

あと、帰ってきたら原作のグッズの手ぬぐいも届いてた。これも着物と合わせたいんだよなあ、半衿か帯にうまく巻けないか

どの着物もかわいくて選ぶの楽しかった!一番右のが一番気に入って買ったもの。これだと良さが伝わらないんだけど、全体で見ると色とりどりのお手玉の柄でめちゃくちゃかわいい 早く着たい

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ついに着物を買ってしまった!
開けた瞬間かわい~~って声でた。着れるように頑張る

中原淳一展を観てきた。
ファッション画は今観てもセンスがいい。赤とか黒とかパキッとした色の服の組み合わせが得意な人ですよね中原淳一って。

戦前、戦時中、戦後と着飾るより生きることに誰もが必死だった時代に、今一度生活に美しさを取り戻せ、人としての尊厳を取り戻せと少女雑誌を創刊した心意気はすばらしいが、それが今も変わらず響くとは……と考える、終戦の日。

観劇記録。本日は音楽劇『空中ブランコのりのキキ』を観てきました。

もともと好きだった童話が原作で、サーカスの世界観で衣装や美術はどれもかわいいし、大道芸人と俳優が舞台の上で実際にサーカスの技をやるし、それ以上に演劇のよさを詰め込んだ作品で、すばらしかった。

舞台の上では空中ブランコのりのキキとピエロのロロのやさしい友情が描かれながら、そこはかとなく死の気配が漂っている。サーカスのスターであるキキは、大技への挑戦以外に生きる意味を感じないが、人として役にたたなくてもいいというメッセージも舞台のいたるところに散りばめられている。その二つの間で葛藤するキキと、空中ブランコがいったりきたりする様が重なっていて「空中ブランコのりのキキ」の童話の舞台として本当にすてきだった。

童話が原作なためか親子連れが多く、初めての観劇体験をいい想い出にさせるぞという制作者側の意図がいたるところにあったのもよかったです。

きのうは夕方からロートレック展を観て、喫茶店で2時間くらい読書し、レイトショーで下妻物語を観た。夏休みをしている。

ロートレック展、想像以上によかったな……
学生時代の素描から代表作の演劇のポスターまで全部展示してあったのもすごかったけど、素描のすみにある落描きみたいな人物がなんともいい。それがグッズにされてるのも。

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