【英語学習記録(6/28金)】
・英語のハノン(中級)
→11.7×4
英語っぽく読みたくて、そsれっぽく読むのをずっと意識しているんだけど、無理に読んだらそれはそれで聞き取りにくいんだろうか。英語話者と会話してみないと分からない。
【英語学習記録(6/26水)】
・英語のハノン(中級)
→11.6×4
→11.7×4
ちょっと長めに読んだ。初見ではうまく読めないけど、聞きながらだとまあなんとかそれっぽくなってきたと思う(巻き舌以外)
筋トレをサボってるので再開したい…。
【英語学習記録(6/25火)】
【英語学習記録(6/24月)】
『ぼくは6歳、紅茶プランテーションで生まれて。』感想続き
続)
植民地にされたことで、それまで誰も飲んでいなかった紅茶を育てることになり、紅茶畑の管理をさせるためにインドから移住させられた人々は、今も根強く残る差別をうけながら、山間部のプランテーションで生活している。雨漏りのする住居でトイレは共同、お風呂はなし。労働者を一生涯働かせるための農場なので、保育園も簡単な病院もあって、一歩も外に出ず生涯を終える人もいる。畑での生活は朝から晩まで働き詰めでロクな娯楽もなく、お酒を飲むしか楽しみはない。家庭内暴力も少なからずあるという。男性は工場で機械を操作して朝~昼過ぎまで働く一方、女性は朝~夕方まで畑で茶摘みの肉体労働。どちらにしてもしんどいしごとだが、ここにも男女差別が存在する。
そんな生活に村の人々は「慣れた」と言う。農園で暮らす子供たちのなかに「将来ここで働きたい」と言う子は一人もいない。それでも、ほとんどの子は大人になって農園で働く。名前だけは教科書で知っていた「プランテーション」という仕組みの邪悪さがよくわかった。
『ぼくは6歳、紅茶プランテーションで生まれて。:スリランカ・農園労働者の現実から見えてくる不平等』
著/栗原俊輔
#読書 #感想
スリランカの紅茶プランテーション農場の歴史は、19世紀、イギリスの植民地にされたことから始まった。独立と内戦を経てもなお150年前から続く過酷な労働現場と構造的不平等、そんななかで世界は何ができるのか。
この前読んだ『マーリ・アルメイダの七つの月』のあとがきで紹介されていた本のうちの一冊。今もう一度『マーリ・アルメイダ~』を読み返したら印象が変わりそう。タイトルに「僕は6歳」とあるので、農園で暮らす6歳の男の子のルポなのかと思いきや、そうでもなく、スリランカ全土のプランテーションの状況について説明がされていた。
平易な言葉遣いで内容も分かりやすく、中学生位なら余裕で読めそうな内容になっており、字も大きくてすぐに読み切れる本。スリランカを知るための最初の一冊にはちょうどよかった。
続)
【英語学習記録(6/21金)】
・英語のハノン(中級)
→11.2×4
→11.3×4
意地悪な発音が増えてきた。「She is as tall as I was at that age」とか嫌がらせやん。「as I was at that age」が言えなくてアッチッチ!アッチッチ!言うてたわ。
【英語学習記録(6/19水)】
・英語のハノン(中級)
→11.1×5
→11.2×3
11.2が早すぎて無理なので明日またやります。録音する気すらおきないほどに無理。
【英語学習記録(6/18火)】
・英語のハノン(中級)
→10.4×5
subscriptionを速く言われると舌を噛みそうになる。
【英語学習記録(6/17月)】
・英語のハノン(中級)
→10.3×5
この文法、前にでてきたけど覚えてないな~ってのがちょくちょくある。終わったらまた最初からやろうね。。。
『ヒトラーのための虐殺会議』感想続き
様々な観点が提示されて、問題点が明らかになり、どんな解決策をなしうるかを話し合いで決めていく様は、池井戸潤の小説に出てきそうだな~と思った……そこで話し合われている内容が「ユダヤ人をどうやって効率的に殺害して絶滅させるか?」でさえなければ。
参加者たちは全員、自分の職務を全うするためによりよい意見を出し合っていた。もうすぐこどもが産まれる人も、前線に立って戦争の残酷さを経験した人もいた。そういう「優しくて優秀なひとたち」が淡々と話し合いを進めていく。会議の参加者たちは全員、ユダヤ人も人間であるとしっかり理解したうえで話を進めていた。「収容所への移送を無理やり進めると動揺して暴動が起きるので他の方法を考えよう」みたいな、ひとの心理を理解していなければ出てこない意見がたくさんでてきた。だから、彼らは自分たちが何をしているのか分かった上で「どう絶滅させるか?」を議論していたのだ。この世界のためにそうするべきなのだと信じて。
もう一度言う。観ていてすごく面白い会議だった。明確な目的があり、出席者は全員熱意にあふれ、活発な議論がなされて、問題点が提示され、解決策を話し合う、凄く「有意義な会議」だった。その面白さが、なんなら『関心領域』よりも怖かった。
『ヒトラーのための虐殺会議』(2023)
監督/マッティ・ゲショネック
脚本/マグヌス・ファットロット、パウル・モンメルツ
#映画 #感想
湖のほとりに建つ白い邸宅に続々と黒い車がとまる。午前中に開かれる会議に参加するために軍人や官僚が集まっているのだ。議長・国家保安部代表ラインハルト・ハイドリヒの元に集まったのは高官15名と秘書1名。会議のテーマは「ユダヤ人問題の最終的解決について」ーー
おじさんたちが机にへばりついて会議しているだけの映画なのに、100分間息をつめて観てしまった。白熱した議論が展開されていたし、なにより「面白かった」ーーそう、この会議はすごく「面白かった」
最近会社で色々とめんどくさい会議をしているオットーはこの映画を観て次のような感想を述べた。
「議長の手腕が凄い。まず、会議の目標を明確に定めているのが偉い。色々と反論や横やりがありつつも最終的に100点満点中80点位で達成したし、80点の内容でも全員の合意がとれたので議長がプロジェクトの主導権を得た。よくできた会議には下準備と根回しと数字が大事だなと良く分かった。でも、こんな映画でわかりたくなかった!!!」
ほんまそれ。
続く)
『マッドマックス:フュリオサ』感想続き
映画のあとに公式Webサイト掲載の絶賛の声をもう一度観てみると、こんな映画だったかな?と思う。
https://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuriosa/news/news_240528_2.html
少なくとも「ぶちあがる」ような映画ではなかった。何度も観に行きたくなるような熱狂はない。ぶちあがるには生々しすぎる。マッドな世界なのに、給湯室のあのイタさは生き延びているのだから。
怒りのデスロードが神話に例えられたように、フュリオサもかなり神話を意識されている。ディメンタスの乗り回すバイク二台立ての戦車(この奇天烈な乗り物がCGじゃなくちゃんと動いててすごかった)や赤いマントはトロイア戦争のアキレウスのようだった。
それで私が思い出したのは、パット・バーカー著『女たちの沈黙』だ。戦で闘い血を流し、指導者に忠誠を誓い、同性間で友情を築くのは、ギリシア神話の時代からずっと男性だけだった。この小説では男たちの物語の裏側でモノとして扱われ、神話の中からことばと存在を抹消された女性達に焦点があてられる。
『フュリオサ』もそういう映画だったとおもう。故郷を連れされられたあとのフュリオサはことばをほとんど発しない。ただ静かにじっと見つめているだけ。神話に似ているとしたら、それは『女たちの沈黙』に似ているからだとおもう。
『マッドマックス:フュリオサ』
監督/ジョージ・ミラー
脚本/ジョージ・ミラー、ニコ・ラサウリス
#映画 #感想
故郷から連れ去られ、母を殺された少女フュリオサは、荒くれ者の集うバイカー集団を束ねるディメンタスの養子として荒れ果てた地で生き延びる。要塞シタデルでイモータン・ジョーの子産み女となった彼女は、やがて髪を剃り男装してメカニックの技術を学び大隊長となって再び故郷を目指す。瞳に怒りの炎を宿しながら。
宣伝文句の仰々しさが白々しく思えるほどに、静かな怒りに満ち満ちた映画。改造バイクや馬鹿でかいタンクローリーといったいかれたメカニックは山盛り登場する一方、全作みたいな熱狂はまったくない。あれはなんだったんだろうなあ、イモータン・ジョーって前作も今作もすげーヤなやつなのに。
今作のヴィランとして登場するディメンタスは、イモータン・ジョーに比べると凄く小悪党だ。部下にも裏切られるし治世も下手。そのくせ、恐ろしい男ぶろうとヒゲを赤く染めてマントを羽織る姿は痛々しさすらある。二つ名を自分で名乗りはじめたときが最高にイタかった。
あのイタさには見覚えがある。給湯室や女子だけの飲み会で交わされる、職場の○○さんについてのトーク。男性がなにかを守ろうとして強い男を演じている姿はたいていバレている。
続)
『関心領域』続き
それでも、家の住民たちは、それらが「何」なのかをよく理解している。分かったうえで見えないふりをし続ける。使いかけの口紅は念入りに拭うし、川からあがれば急いで風呂に入って皮膚が痛くなるまで身体をこする。壁のむこうで煙がたてば窓を閉める。そうしながらも、この生活が末永く続くことを願う。
もし、私があの家の主だったなら、気づけるだろうか。いや、気づいたとしてやめられるだろうか。自分の生活を維持するために誰かが死に続けているのだと知って、ちゃんと絶望できるだろうか。下手なホラーよりもすごく怖い映画だった。
とりあえずいまは『<悪の凡庸さ>を問い直す』が読みたいです。
あと、これは好みの問題だけど、私は昔からシンセサイザー系の音がうょんうょん鳴ってる系の演出が得意ではなく、この映画で使われていた音はどっちかというと苦手なやつだったので、序盤からずっと腹の底がむずむずしていた。なんかぞわぞわするねん、いや、そういう映画だけども。
『関心領域』(2023)
監督・脚本/ジョナサン・グレイザー
原作/マーティン・エイミス
#映画 #感想
大きなおうちには召使が二人。きれいに手入れされた広い庭。夏になれば子供たちを連れて近くの河でピクニックや水遊びを楽しみ、冬はふかふかの暖かいコートを着込んで散策する――誰もがうらやむ素敵なおうちの真横では、アウシュビッツの焼却炉がいつも低く唸っている。
立川イオンシネマの極上音響で観た。定点カメラで記録したような映像が続き銃撃戦もカーチェイスも凄腕音楽家も出てこない映画なのに「極上音響」で上映されていた理由は、この映画の主役は音響にあるからだ。
銃声、汽車の音、悲鳴、怒声、警備の連れる犬の鳴き声、そしてなんだかよくわからない、船のエンジンが動いているような低い音。家の主でアウシュビッツ局長のルドルフ・ヘスは、自宅に軍人を招き、いかに効率よく焼却炉を稼働させるかの計画を立てている。ふたつの炉を交互に動かして24時間体制で稼働する計画だ。
低い音は映画の最初から最後までずっと響いている。
数々の音の正体は、最後まではっきりと明かされることはない。家の住民たちが身に着ける服からでてくる金歯や口紅が、畑に撒かれる灰が、靴底の血が、川底にみつかる骨が、一体「何」なのかは一切示唆されない。
続)
【英語学習記録(6/13木)】
今日も今日とてきんに君の有酸素運動を10分間。
きんに君、マイナカードのCMに出演していて、筋肉には裏切られてないけどきんに君には裏切られた気持ち。勝手に。
まめです。本や映画や漫画やゲームの話をします。
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