「朝日」で兵庫県知事選について、「社会心理学」を専門とする、大阪大学の三浦麻子という人が、「調査で見えてきた斎藤氏支持する心理 見逃されてきた「常民」的判断」というー控えめに言って「眠たい記事」ーを書いている。
「常民」とは元来民俗学の概念だが、この三浦という人によれば、「常民性」とは「民主主義やキリスト教といった現代欧米社会に深く根ざす思想の呪縛を受けない,システム正当化,生活保守主義,個人幸福志向などが複合した概念」ということらしい。
しかし、こんなテキトー極まる概念はない。これでは、「民主主義」は現代欧米社会に深く根差した思想の呪縛」であって、日本社会とは無縁の概念、ということになる。この「欧米近代」対「日本」という図式、梅原猛などの日文研と「ほとんど同じ」。しかも「近代」ではなく「現代」というのだから、恐れ入る。
この図式ではトリプルレッドのUSAや右派大統領のクーデター未遂を阻止した韓国の民主主義が全く説明できない。
しかも肝心の兵庫県知事選でも土建屋ネットワークの動員(既得権益)や立花との連携プレーには全く言及していない。
さらに言えば、意識調査のレベルでも、年齢、都市部(人口が多い)にも考慮なし。
こんなことではただでさえ怪しい「社会心理学」の信用が下がるだけだろう。
Blueskyの方で教えてもらったKnit’s Island。登録すれば無料でレンタルできます(レンタル数の制限あり)https://www.festivalscope.com/film/knits-island/
ゲーム世界でプレイヤーたちをドキュメンタリ的に取材した映画で製作者たちがフランス語を話す他は英語で字幕はないです。私はゲームを全くやらないのでこんなことになってるのかという驚きもあってかなり面白く見た(パーティした後のゴミとか焚き火の跡とか残ってるのに感動した。どうなってんの)最初こそ「ここではなんでもできる。飽きたら外に出て適当に撃ち殺す。人殺し楽しい」アイリスさんとかに取材してなかなかに荒んだ世界観を映すけれど(「撃たないで!記者です!」のカメラ映像がかなり怖い)、プレイヤーのアバターの向こうにある「現実」とゲーム内で生きている時間が製作者自身の中で対立するものではなくなってゲーム内にある有機的な世界を撮る方向にシフトしている様に見えてくる。ちょっと『アノマリー 異常』を思い出す。全てシュミレーションだったとして現実の感覚は続く。たとえ私が点滅するドットでも。カナダ在住のプレイヤーで仕事終わったらゲーム内をずっと散策してる人に1番共感を覚えた。
西成高校の反貧困学習にスポットを当てた必読の連載記事です。
『「どうせ」と人生を諦めていた子たちが、「状況を変えていく主体」に生まれ変わる』
子どもを労働者に置き換えて読んでみてください。労働組合がすべきことが浮かび上がってきます。
「日本のシングルマザーの生活が苦しい理由」を学ぶ
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/han_hinkon_gakushu/20338
【社説】韓国市民の勝利、民主主義は生きている
https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/51914.html
神戸に在日コリアン資料館
「共生の道しるべに」
https://nordot.app/1240575982460731574
「神戸市長田区に14日、『神戸在日コリアンくらしとことばのミュージアム』がオープン」「約100年前に多くの在日コリアンの人々が長田区に定住するようになり、神戸港の整備やケミカルシューズ産業などに従事してきた」
こんな酷い話があるか。
(東京新聞の池尾さんの呟きより)『11月にブラジルに強制送還された日本育ちの20歳女性。母国に着いた後3日にわたり空港から出られず、空港のベンチで過ごしていたと証言しました。
現地に身寄りがなく所持金もない女性に入管は何らの支援もしていませんでした。
法務相は「適切な対応だった」と…。
』
(東京新聞の記事より)『 11月8日夜に強制送還され、ブラジル南部サンパウロの空港に9日夕(日本時間10日早朝)に到着。しかし、在日ブラジル総領事館に一時的な宿泊先として勧められたNPO施設に空きがなく、12日朝まで空港内のベンチで過ごした。「バッグなどを盗まれないよう、警戒して眠れなかった」と話した。
所持金は支援者がカンパした2万円だけ。空腹をクッキーでしのいだ。交流サイト(SNS)で、幼少時に施設で別れた弟の名前を発見。弟とその養父母の元へ、サンパウロから16時間かけてバスで移動した。今もこの家庭で暮らす。「とてもつらかった。精神的な傷を受け、治療を受けている」と明かした。 』
「精神的な傷、治療を受けている」母国に身寄りがないのに強制送還 行くあてもなく空港のベンチで3日間…:東京新聞デジタル https://www.tokyo-np.co.jp/article/373656
Xユーザーの1496326さん:
「「軍が来たら書けないぞ」 鍵かけ、速報と号外対応した韓国・光州の新聞 「報道を統制」緊迫の社内(西日本新聞) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/68c1c64911ebf2b552f52dfe7806493dfc9d905f?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20241215&ctg=wor&bt=tw_up」 / X
https://x.com/Guro326/status/1868126026964062526
弾劾が可決された尹大統領、「クーデター未遂について謝罪はしないが、しばし立ち止まる」と述べているようだ。
「しばし立ち止まる」とは検察官らしからぬ「文学的」表現ではあるが、どうも「逮捕状」も出る情勢ではあるし、あまり「立ち止まっては」いられないのではないだろうか?
それにしても「謝罪はしない」とはクーデターの企てそのものは「正当」だった、という意味にも取れる。
どうも尹大統領、一般市民への「説明責任」の言語をもっていない。検察権力の内部にいる間は内輪の「阿吽の呼吸」でよかったかもしれないが、大統領となるとそうはいかない。
先日もクーデター未遂を、「お騒がせしました」と誤魔化そうと試みていたが、この調子では没落は避けられない。
しかし与党の連中が「沈む船」から逃げ出すことに「もたついている」のは、長年権力の座でうまい汁を吸っていたことから来る惰性なのだろう。
勿論、尹と縁を切る「説得力ある」パフォーマンスが遅れれば遅れるだけ、保守派の「壊滅率」は高くなる。
韓国の右派は元来、日帝時代の植民地統治協力者の系譜。民主化から30年を経て、ようやく完全に排除される時が来たのかもしれない。
日本も正式に植民地支配を正式に謝罪することなしに東アジアで生きていけなくなるだろう。
在沖米海兵隊、グアムに100人 9000人国外移転の第1陣 | 沖縄タイムス+プラス https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1490774
“テニアン島にも訓練場を造る予定で、米側が環境影響評価を進めている。自衛隊との共同使用も想定する。
日本側の負担上限額は約28億ドル(08米会計年度価格)。負担総額は22年度末時点で約27・5億ドル(上限の約98%)となっている。
日米は06年に在沖海兵隊の再編計画を合意したが、11年に米のグアム移転費が凍結されるなどしたため、計画を調整。その後の日米協議で、約9千人と家族が国外移転することになり、開始時期も24年にずれた。移転予定だった第3海兵師団司令部を沖縄に残すことなども合意された。”
27.5億ドルって今の日本円だといくらくらいね?
この再編計画は文字通り今にはじまったことではないのだが、私は実態、全容ともに理解できていない部分が多い。
Twitterでは中村みずきさんがグアムやパラオ、テニアンなど記事をよくシェアしてくれている。下記はその一部。
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