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今年のあたまから趣味の朗読会で十カ月くらいかけて『罪と罰』を読んで、それから一人でもう一回読んで、それから自らも『罪と罰』の翻訳者であるロシア文学の専門家がみっちり三年かけて書いた解説本を二週間ほどで読んで、それで気がついてみれば師走も半ばで、いったいわしなどが一生涯かけたとしても本の一冊を読み切るってことができるんじゃろかという気持ちになっている。おもろ

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