@maisukegawa Oh, don’t mention it. I listened to your "Hibiki no Niwa II / Garden of Resonance II" for 5 Bassoons / 響きの庭 Ⅱ via your website, just out of curiosity. It’s enthralling as well as interesting. It seems to aim to establish some kind of concept, in an attempt to reconsider vastly different components.
「遙るかする、するするながらⅢ」で知られる山本陽子の造語を多用した詩(の部分)。たとえば、酉島伝法さんが読まれたらどう感じるでしょうか…。
@biotit すみません、いくつかおすすめスポットをあげてもよろしいでしょうか。
・Art Gallery of NSW
有名どころですが、行く価値はあるかと思います。
・Dymocks Sydney
シドニー中心部では相当な規模の書店です。ショーン・タンの絵が表紙に使われているオリジナルノートなども(自分が滞在したときには)ありました。
・Sydney Jewish Museum
平和教育のコンテクストで理解されがちですが、文学や芸術を愛好する方には意外な発見があるかと思います。
・Japan Foundation
国際交流基金。日本文化、文学の発信拠点で、ライブラリーをみると日本文学の受容についての知見が得られるかもしれません。
あと、名前はぱっと出ないのですが、メルボルンにもとても洗練されたチョイスの素敵な新刊書店がありましたので興味があれば探されてみてください(おすすめになっていない!)。Bon boyage!
Alison Fincherさんによる、無料でウェブで読める日本の小説(英訳)のまとめ。SF作品もちょこちょこありますね。https://readjapaneseliterature.com/free-to-read-modern-japanese-fiction/?frame-nonce=063406ba8b
『翻訳百年』、ペルシア文学の藤井守男の文章も面白い。イスラム神秘主義の世界では「天使的性格」という語にはネガティブなコノテーションがあるとしています。「天使的性格」というのは、感性の欠けた、神への熱意のない、心のない人間という意味で使われていると。英語でも日本語でも、天使的といったらふつう清らかな感じというか、うまくは言えませんが、いい意味で使われますよね。イスラム神秘主義といっても多様な流派があるかもしれませんが…。
翻訳文化論と社会言語学って重なり合う面が大きいといつもながら思ってしまいます。なお、書籍には「天使的性格」という語について自分のこの投稿なぞより詳細に記述されていて、ぜひ現物に手を伸ばしていただきたいです。
「外国文学と日本の近代」と副題のついた『翻訳百年』(大修館書店、2000)。東京外国語大学総合文化研究所で行われた公開講座を元にしている本です。関口時正氏の文章によると、恒文社の「東欧文学全集」が刊行開始されたときには新聞の半分か一面を使って広告が展開されたそうです。具体的な新聞の日付など、どなたか詳細をご存じのかたはいらっしゃいますか…?(こういう細部にアプローチしていくことこそまさに秋草俊一郎のいう文学社会学でしょう)
そして、こうした巨大な広告が打たれた下地には、68年以降のプラハの春、五月革命などの出来事があったと指摘されています。つまり、若者が政治に関心を持たずにはいられない空気があって、そのなかでこうした叢書も出てきたと。
「カモガワGブックスVol.4 特集:世界文学/奇想短編」に寄せた中国の異能の作家、残雪についての文章を許可を得たうえで自分のブログに再掲載しています。どうぞご覧ください。https://air-tale.hateblo.jp/entry/2024/01/24/020521
本好き、旅行好き。 海外詩/翻訳文化論/日本文学普及/社会言語学etc.文章のアップはSNSよりも主にブログのほうで行っています。よろしくお願いします。https://air-tale.hateblo.jp/