銀座の蔦屋書店における、陶器アーティストのヤン・ホンジョ(HairyBirdbox)さんの作品の展示・販売(二ヶ月ほど前に撮影)。これは靴型のお香入れなのですが、ウサギをかたどったマグネットとか、とても面白いデザインのプロダクトが多いです。ソウルを訪れた際は、アトリエを訪れる機会に恵まれました。商品はオンラインでも買えます。

辻真先『アリスの国の殺人』の簡体字版、《爱丽丝梦境事件》(木海訳、2025年1月刊)翻訳のお手伝いをほんの少しだけいたしました。訳文はいっさい作っておらず、単純に日本語母語話者の視点からの助言です。木海さんが訳者あとがきに私の名前を入れてくださっています!「自由撰稿人」は中国語のフリーライターにあたる語です。

それで、ほんのわずかだけ(わずか未満?)お手伝いをした木海さんの訳書、辻真先『アリスの国の殺人』《爱丽丝梦境事件》(簡体字)がぶじにまもなく刊行されるあかつきとなったそうです!まだ現物を確認していませんが、訳者あとがきに僕の名前を入れてくださっているそうです◎(※中国語は学習していないので、単純に日本語母語話者の視点からの助言です)。

ソウルのおみやげ。陶器アーティスト、HairyBirdboxさんの作ったマグネット。手づくりでひとつひとつ耳のかたちも違うので、いちばん耳が長いものを選びました。足の部分はフックとしていろいろなものも掛けられるすぐれものです。商品はオンラインで買えますし、一部の作品は現在期間限定で銀座の蔦屋書店でも販売されています。(絵葉書はHairyBirdboxさんとは関係ありません!)

クイズ:どちらが本物でしょう?(両方とも本物の可能性あり)

クイズ:どちらが本物でしょう?(両方とも本物の可能性あり)

台北の革製アクセサリー専門店で買ったポーチ。これ、ただのウサギじゃなくて、月餅がモチーフになっているという。いまだにかわいすぎて使えていません。

チェコ料理のレストラン、日本に三つしかないそうなのでぜひみなさん行ってみてください。こんなお店が近所にあったら、蔵書読むためだけに入りびたるとおもう。

(Mastodonだけの投稿)loneliness booksと(TT) pressが共同で運営する、東中野の書店兼スペースplatform3に行ってきました。ZINEの品揃えが豊富といわれる韓国の書店YOUR-MINDのサイトを通してたまたま(TT) pressの刊行物を知り、行ってみたらきょうがオープン初日とのことでした。クィア、ジェンダー、アジア系の書籍がすっごくたくさんあります。『結晶するプリズム』なども置いていました。

で、自分が購入したのは、ブローチ作家bangkok_broochさんがパンチニードルでひとつひとつ手作りしたキンパのブローチです。あまりにもかわいくて…。

【はらぺこ時閲覧注意】早起きして、乃木神社で風鈴回廊→ウエスト青山ガーデン→六本木21_21 DESIGN SIGHTにて展覧会「未来のかけら 科学とデザインの実験室」。人気のウエスト青山ガーデン、友人がケーキセットを頼んだらその日あるケーキを一挙に店員さんが見せてくれて、緑色のケーキはなんとキウイクリームのケーキなんだそう!自分が頼んだのは名物のまんまるパンケーキだったのだけど、キウイクリームってどんな味なのか一度試してみたい気がする。ロシア人の友人は、メニューになぜかボルシチ(つけあわせはフランスパン)があるのを発見していたく面白がっていた。

I really like ベローチェ’s ふちねこ, it’s extremely adorable! When its Halloween version was released a few years back, I was such a devoted customer that I succeeded in obtaining all those cat toys.( it's of course a neat marketing strategy, but I was happy to succumb to it then.) A slug of iced tea or coffee, however, wouldn’t reach 450yen…I was wondering if such a minor malicious rule already existed at that time? OMG 😭

高橋睦郎や吉岡実など数多の現代詩を英訳してきたHiroaki Sato編の日本女性詩アンソロジー、 Japanese Women Poets: An Anthology: An Anthology(Routledge、2007)。その中で、現代詩の範囲に入ると思われる箇所の目次。左川ちか、多田智満子、阿部日奈子、小池昌代、蜂飼耳らのほか、水原紫苑など歌人の名前も。

安原顕が編集していた頃の「マリ・クレール」の目次。これもはや、女性誌じゃないだろ!ミルハウザー「アリスは、落ちながら」の初出、筒井康隆『パプリカ』の連載、村上春樹、蓮實重彦、浅田彰、吉本隆明…。

池袋のブックギャラリーポポタムにて買ったもの。韓国や台湾やその他のインデペンデント系の作家の完全に未知の本が並んでいて、宝探しのようなひととき。原石を探したい人にとってはこのお店の書棚はわずか数メートル四方の天国かもしれない。

さっぱりしたものが食べたくて、夜に冷麺。盛りつけはネットで見たソウルのお店のを参考にしている(料理人は北朝鮮出身とのこと)。余ったパプリカは、翌日にcookdoのソースでチンジャオロース♪

広尾駅そばの高級めスーパー、National Azabuは海外の輸入食材が圧倒的な品揃えで行ってみて楽しかったです。イランのスープであるアーシュとか、ガーリックオイルサーディンとか、名物のフレッシュピーナッツバターとかいろいろ購入。

きょうは広尾~麻布十番エリアをロシアの知人と散策したのですが、National Azabuという世界の食材を取り揃えた高級スーパーがとても刺激的な場所でした。ヨーロッパ、中東、ラテンアメリカからの瓶詰食材などがすごい品ぞろえで、おみやげとして瓶に入ったイランのスープの素、ガーリックオイルサーディンを購入。商品のパッケージをみているだけでも楽しい!

岡田恵美子、北原圭一、鈴木珠里編『イランを知るための65章』(明石書店)。テヘランの地下鉄には痴漢を防ぐための女性専用車両があり、全員がヘジャーブをつけているので遠くからだと車両いっぱいの鳥の群れのように見えるのだとか。これについてイランの人と話したところによると、女性専用車両は先頭車両といちばん後ろの計ふたつ、朝のラッシュアワーだけでなく、終日女性専用らしい。こんな話を聞くと、イラン社会における女性の地位についても知りたくなってくる。

イランの書道における書体の話も面白い。p105の図版を引用するが、この4つすべて、書かれている言葉が同じだとは。

『最後のユニコーン』の新版が出るそうですが、ビーグルが「くやしい。ぼくは本書のような物語を書きたかったのだ」と最大級の賛辞を寄せた『ボアズ=ヤキンのライオン』もいつか新訳が出てほしいです。

というのは、ユニコーンの物語とライオンの物語は、双子の兄弟のようなというか、片方の作品がもう片方の作品の補助線として読めるような、不思議な関係性をたたえているようにみえるからです。

※コメントの原文は、“I wish I'd written it. It's one of a kind, and those are the only sort of books that mean anything to me.”

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