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斜め読みしただけだけど、「憲法をまもる」ことの意味を独仏の事例を参考に検討した第2章とか、日本における司法の独立性について、戦後の最高裁の動向を中心に検討を加える第4章とか、今読んでも十二分に面白いと思う。
樋口陽一 著『比較のなかの日本国憲法』,岩波書店,1979.8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11932990
BT
小尻記者の事件。
あれからいろんなことがありつつも、ずっと大手マスコミは忖度・萎縮しつづけて、ここまで来てしまったという感じがしますね。
この記事に出てくる、在日コリアンの男性は、たぶん映画「1985年、花であること」という映画を撮った金成日監督だと思います。
映画は徐翠珍さんという神戸の華人2世の方の半生を撮ったもので、金監督自身も指紋拒否運動をいっしょに闘っていた仲間として、映画内に登場しています。
(そして、運動の成果が「特別永住者は指紋押捺しなくてよい」という法律として結実し、特別永住者の金監督とそうでない徐さんの明暗が分かれてしまったことも、徐さんのいわゆる「関西のおばちゃん」的な軽妙な口調で、ほろ苦い笑いとともに語られるのですが)
この映画を見ると、「あぁ、権利が保障されない立場で、こんなに頑張って闘っている人がいるんだな」と目が覚める思いがします。
たまに上映会が行われることもあるので(特に関西では)、そういう機会にはご覧になることをおすすめします。
(私自身は、数年前に文化センター・アリランで上映したときと、最近上智大学のウェブ上映会で見ました)。
いわゆる赤報隊が朝日新聞を襲撃した事件。先日在日コリアンの知人が、「左手人差し指1本だけでいいのにこの機械で10本取られるのだ」と話してくださった。それに憤った小尻記者の命日は、あす#憲法記念日 でもあります。
URLの有効期限は5月3日 18:07です
小尻記者が報じた指紋強制具の絵、30年ぶり当事者に
宮武努
2017/5/31 10:36 朝日新聞有料
https://digital.asahi.com/articles/ASK5Z536LK5ZPTIL01R.html?ptoken=01HWW8YMTJAAGG019NWKX2M3WH
「命を守れ #入管法改悪反対アクション作品展 」たくさんの皆さまのお力添えにより有意義な3日間になりました。
改悪反対の声を上げた全国の皆さまの爪痕は確実にこうして残っていました。この爪痕を辿る先には新しい時代があり、私たちは今その為の道標を残しているのかもしれません。
国会図書館デジタルコレクション、早川書房まで読める…!!!といってもメジャーなのはなくてマイナーなのだけ…と思ったら、ざっと見た限りエラリイ・クイーンやP・D・ジェイムズ、レンデルにゼラズニイの一部の作品が読める!!!
少し話題になってて読みたかった「鉄の夢」まであるな…。
すごく好きなゼナ・ヘンダースン「血は異ならず」と「アトムの子ら」も発見したのでぜひ読んでほしい!!!
アメリカの複数の大手メディアがイスラエル寄りの姿勢を明らかに示している(ジェノサイドの問題を矮小化している)ことがメディア監視団体の指摘でも明らかですが、それとは別に「ニューヨークタイムズ」のビジネスエディターのアンドリュー・ソーキンが「抗議デモに参加した学生」に対して「企業は就職させないようにする」などと、就職上の制裁まで示唆するコラムを書いていて、最低なメディア態度だった…。大人ってここまで醜悪になれるのか…
https://fair.org/home/nyt-not-much-concerned-about-israels-mass-murder-of-journalists/
更につづき
ゲゲ郎はカマキリみたいに瞳が点で描写されていて、「これがどうやったら目玉の親父になるのだろう、もしかしたらこいつは目玉の親父とは関係ないのでは……」とちらっと考えましたが、ふつうに目玉の親父になってましたね。これも『墓場の鬼太郎』からそうでした。
ボスキャラである時貞が、滑稽なまでに悪辣で卑劣漢なのはよかったと思います。あそこで悪を相対化するようなキャラが出てくると逆に安っぽい話になったでしょう。
時弥が病弱という設定はどうかと思いました。だってあれは近親交配の結果だからということをほのめかす装置になってますよね。いまどきジョン・ブアマンの『脱出』かよ。
龍賀一族および哭倉村は先住民としての幽霊族を搾取&ジェノサイドしていたわけですが、この描写は危険性があると思います。
幽霊族は架空のファンタジー的存在でしかありませんし、これでは日本民族(=幽霊族)があとからやってきた外国人("因習村"の村人)に支配され搾取されるという読み替えを可能としてしまいます。杉田水脈が『ゲゲゲの謎』にハマってるらしく、「お前みたいのが敵の話だぞ」と突っ込まれてるのを見ましたが、杉田のような人物は平気で上のような読み替えを行うでしょう。杉田が怒ってしまうようなラディカルで直接的な批判がある作品ではないので。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を見たので感想をダラダラと ネタバレ注意
以下はベタ褒めではないので、そういうの見たくない方は注意を。
とは言っても格別文句があるわけではなく、楽しく見れました。
私はアニメでも実写でもアクションシーンが好きじゃない(苦手)ので後半部分はダレましたが、まあ何を見てもいつもだいたいこうなるのでマイナス点ではないです。
世間では最近"因習村"とかいう名前で呼ばれているらしい横溝正史的なミステリ物+αという作品で、多分に漏れず私もこういう横溝的というか三津田信三的なものは好きなので楽しめました。
ツイッターで見かけた感想には、『犬神家』的な世界観を入口に資本主義批判、旧日本軍批判、家父長制批判につなる……みたいなものがあってたしかにそのとおりだと思うのですが、入口だけでなく出口も『犬神』『八つ墓』『本陣』とかの横溝的な世界だと思いました。いわゆる"血の惨劇"です。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を見たので感想をダラダラと ネタバレ注意 つづき
公開直後からSNSで左派の方々が絶賛しているのを見て、もっとラディカルで直接的な体制批判の物語だと妄想していたのですがそこまでではありませんでした。この程度……と言ったら不遜ですが……やはりこの程度の反体制、反巨大資本というものは少なくとも海外作品だとごくふつうというレベルで、国内のアニメだともしかしたら珍しいのかもしれませんが取り立てて騒ぐようなものではありません。
とはいえ、エンタメとして成功するアニメでそれをやってくれたとうだけでも賞賛モノなのでしょうし、喜ぶみなさんの気持ちもわかります。
ちょっと気になったのが、水木がやさしすぎるという点でした。沙代にたいしてももう少し突き放したり、下心丸見えだった方が昭和のバリバリの野心家エリート復員兵サラリーマンとして自然だし、物語上も悲劇が際立つというものです。ただ、原作(漫画の『墓場の鬼太郎』、少し展開の違うアニメ版もあるらしいが漫画の方)の水木にあたるキャラクターがすごくやさしい人で、エンドロールの漫画のように鬼太郎を救い、育て、幽霊族との約束を律儀に守ったりするので、そういう要素を加味すればむしろやさしすぎる方が自然かもしれません。
なっ、イスラエルって暴力的な輩なんだよ。
米UCLAで親パレスチナ派に親イスラエル派が暴力 州知事は警察対応の「遅れ」批判(BBC News) https://news.line.me/detail/oa-bbcnewsjapan/0npb38cwk6bi?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none
いろんなお店のホームページの地図、ちゃんと独自の簡略地図作ってくれてるとこはすごい分かりやすいよね
Googleマップにリンクされてるとチッッッて思うしその時点で行くモチベーションが3割くらいダウンする
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代