センターの仕事で大変なこと
って食事介助とかトイレ介助じゃなくてプログラムなんだよな~~っていう話です。プログラムとは学校でいう授業にあたるやつ、すなわち我々デイサービスセンターの核心部分(おそらく)。とにかく1コマ45分間クライアントの皆さんに楽しんでいただく…のだが、これが何をやってもいい!プログラムやるための研修とかも一切ない!ただただ個々の職員に丸投げ!! しかも我々の仕事、勤務中しか給料でないからプログラムのために考えたりパワポを作ったりとか準備している時間、給料出ないからね!!!
そのため準備時間ゼロでできることしか基本的には皆しないです。本の朗読とかビンゴゲームとかYouTube動画見せるとか。最初はびっくりしたけど誰も責められん。だって給料出ないから。
そんななか私は毎週せっせとパワポを自作して映画の話をしたり日本の話をしたり、まあなんかいろいろやってるんだけど、
それでももっとできることがあるのでは…とかもっとこうしたほうがよかった…とか反省が多い。介助作業とかもそりゃもっとうまくやれればとは思うけど用は足せてるしさ。レクリエーションのほうが10倍しんどいよな~~って思う。
なんでもやってみなきゃわからない話
いや私いまのセンターの仕事かなり楽だなって思ってて、こんなにラクで楽しい仕事でお金もらえるんだーって目が開かれたみたいなとこあるんですけど、何をラクだと思うかってほんと自分でやってみるまでわからないんだなって。
たとえば今の仕事って作業としてはトイレ介助とかおむつ交換を含むんだけど私全然嫌いじゃないっていうかどっちかというと好きな作業のほうに入るよね。ストレスがない。全然。
私、「これを何のためにやってるのか意味がわからない」とか「本当はこの作業いらないんじゃない?」みたいな作業に対してものすごいストレスを受けるらしくて、大学で助成金の報告書とか書いたり学内会議に出ている時はものすごいストレスを受けていた。でもトイレ介助はやらないで済ますことは100%できないからストレスフリー。限りある人生の時間を有効に使ってるなって思う。おおげさにいうと。
でもこんなのどの本にも体験談にも書いてないんですよ。私がどう思うかは私がやってみるまでわからないんだ。人はみなN=1の世界を生きる。
在外投票に行ったよ。「これ(投票用紙)何日くらいで日本に届くんですか?」とすっかり郵送のつもりで聞いたら、あれって各領事館の人が大事に抱えて飛行機に乗るらしい。ヒューマンパワー!
※日本国内に着いたあとは各選挙区まで速達で送るとのこと。つまり海外の郵送システムを信用していない。
学費に金を突っ込むのはギャンブルと同じ説
でも学費は自分への投資であってギャンブルに突っ込んだら後に何も残らないじゃない!?って思うかもしれないけど大丈夫、学費に突っ込んでもだいたい何も残りません。勉強した内容は忘れるし資格的なものはだいたい活かされないので。なんかに活きるほうが稀。
われわれが学費に金を払うのはそこで得られる具体的内容とか資格とかでなく、無形の「体験」に金を払っているのであって、もっというと学ぶことによって人生に何かが起きるかもしれないという「可能性」に金を払っているのです。人生が拡張するような「可能性」を感じるという「体験」に金を払う、それすなわちギャンブルと同じ。学費に金を突っ込みつづける人はその可能性ジャンキーであって、受講を申し込むたびに脳内アドレナリンが出ているのです(自説プレゼンここまで)。
お金の話
現在の一か月の出費がだいたい1200~1600ドルで、ここには家賃+食費+その他通信費や薬代に加えて不意の出費(ねこ関係など)なども含まれるので、本当に必要なベース出費でいうと1000~1300くらいだと思う(だから猫病院代300を高いとか言っている)。
私はスーパーとかだと一番安いもの以外は視界に入らないほうの人なのでこれは今のご時世だとそんなやついねえよ!ってくらい出費少ないほうだと思うんだけど、じつは倹約家ではない…というのも上記に含まれないところで大学のコースをとったりなんかの講習をとったりテストを受けたりという学費関係に突っ込んでおり、今年など前半無職だったのにすでに5000ドルくらいはいかれているのだった。無限に金を突っ込むという意味ではギャンブルと同じ。人生で学費を払うことが常態化しすぎて学費に対する感覚がバカになっているから十万円くらいだとへーお得!って思ってポチってしまう癖がある。
年一回のねこ氏の健康診断(私が勝手に年一回と決めた)を来週にとったのだが、病院から値上がりしたんでよろしく~って電話がきた。先生に会って血液検査してもらうだけで300ドルの大台を突破するっぽい。かなしい。いや高くてもねこ氏が喜んでくれるならともかく本猫にはきらわれるし…しおしお… #ねこアップデート
オンラインで大学の授業をとってる話
人生でほとんどの時間をなんらかの学生やってるとはいえ、ずーっと文系(実験とかする系ではあるけど)だったから論文とかディスカッションとかの授業が多く、「はい!これ理解して暗記してね!」という知識入れる系の授業ひさびさ~というかもはや高校以来では??という感じなんだけど、
この系の勉強、なーーんも考えなくていいからラクだな??!!!
という感想を得ている。いや良い成績が取れるとかではないんだけど(ふつーに覚えられないから)。でも理解して覚えるだけ!!!なんも自分でやることないじゃん!!!(衝撃)って思っている。もしかしたら文系で院とか行った人間特有の感覚なのかもしれない。
じっさい
Where are you from?と聞かれるのがマイクロアグレッションになるのは主にそこで生まれ育った人(fromもなにもずっとここにいるじゃんの人)であって私はすっかり大人になってから本当に「来た」人だからWhere are you from?と聞かれるのはぜんぜん問題ないというかむしろ最近は聞かれる前に自己紹介時点で言ってる。私の名前は〇〇です~珍しいですか~これは日本の名前なんですよ~って。
そこまでしても日本に住んだことあるの?日本語喋れる?など聞かれることもある(名前にのみルーツがある人も多いから)。モントリオール住民、誰がどこから来て何語を喋れて(英語が苦手でも地元民でないとは限らない、仏語話者かもしれないし)何がどうなっているのかかなり詳しく聞かないとよくわからん。
Where are you from?の話
どこ出身?っていうこの質問、わりとセンシティブになりがちなんだけどここはカナダの大都市、だいたいの人間が外から来ているゆえに、日常会話頻出テーマでもある。
そこで私はだいたい誰にでも無差別に「モントリオールの出身ですか?(Are you from Montreal?)」という言い方をしてるんだけど(そいえば明言したことはなかったけどここはモントリオールです)、しかし面白いのはこの質問に「まさか!違うよ~」って答える人の中には私が思う”地元の人”がめっちゃいるという事実です。
というのも”地元の人”はモントリオールを「モントリオール島」=中心街の部分だけだと思っているので、つまり橋を一本渡ったところの出身の人とかは「私はモントリオールの出身ではない」って答えるので。私から見たらバリバリの地元の人(=モントリオールの人)だけどそれは私が外から来た人だから解像度が低いだけなのだった。
ひとりごと用アカウント(閲覧・フォローはご自由に)。映画見たりファンフィク書いたり猫と暮らしたり。在加のため日本公開前の映画の話してることもある。
現在トップガン:マーヴェリックのハングマンxルースターの話ばっかりしてる。
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