ブリジャートンのS3見た。自分の身近な人びとを題材にして成功した物書き特有の業ってあるよね…と思って見てた。書くことの罪はけっこう重いので私は最悪許してもらえんでもしょうがないんじゃないかなーと思いました。ノンフィクション物書きとしての成功、それは悪魔との契約だから…

ネトフリに復帰。「Tell Them You Love Me」すごいドキュメンタリきてるな。こんな事件あったんだ。障害とabuseに係る事件だから見るのしんどいやつだけど見てる。

どんな感じかな?と「Shogun」のメイキング映像見てたら、時代考証もすごくこだわってるし予算がめっちゃありそう! ハリウッドのトンチキ日本のなかで孤軍奮闘してきた真田広之の悲願のちゃんとした日本ものがこんな豪勢な予算で…と私のような一観客ですら目頭が熱くなりました。よかったね。

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真田広之の「Shogun」すごく評判いいなー。ディズニー+にちょっと復帰するか。

とはいえスリムな人のほうが最終的には有利みたいな審美観はやっぱあるんだけど、それにしても一般社会と比べたらない。体型に関してはほんとそう。初めてこの世界に触れると目が開かれる。

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ドラァグレースの新シーズンも見たんだけど! ザ・サークルのパロディやってるじゃないですかやだー。リアリティショー大好き層による大好き層のための番組か。

ネトフリの大人向けアニメ「Carol and the End of the World(キャロルの終末)」1話目見てる。地球が7ヶ月後に滅亡する(惑星衝突かなんかで手の打ちようがないやつ)ことがわかって世界中の人々がどうせ死ぬなら今までやりたかったことをやるわ!!!とはっちゃける中、そんなにやりたいこともないしただ日常を続けていたくて居心地悪い中年女性キャロル。世界中がレリゴーしてるのたしかにしんどいなあ。

でも番組のトーンとしては今作良いかなと私は思っていて、それは「人間は理性的には選択しない」という点に言及してるからです。菜食啓蒙番組はその目的上やっぱり菜食こんなに体に良い!地球にも優しい!倫理的にも正しい!という内容になりがちだけど、人間の選択ってメリット・デメリットだけでなされてるわけじゃないから、いくら体に良くてもおいしくても、それでも(時にはだからこそ)選ばないとかふつーにあることだし。そのへん人間心理への理解がもっと必要だよね、という話がちらっと出てたのは良かったです。

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ネトフリで「You are what you eat(ヒトは食べ物でできている: 双子で食を検証)」見てた。菜食推奨番組なので菜食に興味あっていろんな取り組みがあるんだな〜と知りたい人向け。ネトフリにはいろんな菜食推奨番組あるけどどれ見ても基本的には同じなので気に入ったフォーマットのものでご覧くださいといった感じ(私は全部見てるけど)。

昼ごはん中にアマプラで「The Night Manager」(2016年制作)をちょっと見てた。ラグジュアリーなホテルの夜間支配人(トム・ヒドルストン)が極悪非道な武器商人に挑む話のはず。

しかし第一話、なんで主人公が武器商人を倒したいのかってとこの動機付けが1000年前から使われてるクリシェ=惚れた女が殺されるやつだったのでちょっとやる気をなくした。別に悪の武器商人を倒したい理由なんかパーソナルである必要なくない? 悪の武器商人なので倒したいでよくね? って思うけどまあ第二話から見ればいいのかもしれない。

しかし「Soulmates」見てて思ったんだけど、ソウルメイトを見つけたからといってその相手とやることが結婚してー、子供もうけてー、家買ってー、一緒に暮らして親族づきあいしてー、っていうことなら別に誰とやっても同じっていうかなんで相手がソウルメイトである必要あるのかわからん(それ自体が第1話のテーマでもあるんだけど)。

それってつまりソウルメイトを見つけたら人生自体が素晴らしくなるというわけではなく、「この人はソウルメイトなんだからこれが最高なんだ。これ以上の幸せはないんだ」という【可能性への諦め】が手に入るってだけでは…ということを考えさせるドラマだった。人間を苦しめるもの、それは可能性…運命が諦めさせてくれるもの、それも可能性…

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アマプラで「Soulmates」というオムニバスドラマ見てた(2020年制作でたぶん日本のアマプラにもある)。ソウルメイトが医学的検査で見つかるようになった世界の話。幸せに暮らしていたカップルにも本当にこの人でいいのか…という疑いが生まれたり、ソウルメイトがいる世界ならでは犯罪が起こったり。

6話目の「ケイトリンのバラッド」が面白かった。夢見ていた運命の相手がヤバイ人間だったら…?という話なんだけどフェミニズム的だしニュアンスのある結末が良い。

アガサ・レーズンの第一作聞き終わり。殺人の部分よりも、田舎村に馴染みたかったりロンドンに帰りたかったり揺れるアガサの奮闘のほうが長かったけど面白かった。このまま第二作に突入。

終わってから検索したらこのシリーズ、2016年からドラマ化もされてて4シーズンも放映してた(たぶん日本では未放映)。今さっそくストリーミングで見てるんだけどこれはこれで面白いかも! 原作よりアガサが一回りくらい若いし、いろんなことがファンシーになっているので、なんか原作の少女漫画化みたいな感じではあるけど。

プライムで「Desperately Seeking Soulmate: Escaping Twin Flames Universe(ソウルメイトを求めて ~SNSに潜むカルト)」というドキュメンタリをちらっと見はじめた。
知らんかったけどツインフレームってスピ界ではかなり使われてる概念らしくていわゆるソウルメイト的なものなんだけど、それを必ず見つけられるとして生徒を集めているオンラインサロン(ほぼカルト)Twin Flames Universeのドキュメンタリ。生徒は高いお金を払わされ、精神的に追い詰められ、自分のツインフレームだと思い込んだ相手につきまとうよう指示されストーカー行為で逮捕されたりしてる。

あっあと書くの忘れてたけどPrime Videoで「Transparent」シーズン1も見たんだった。主演のジェフリー・タンバーがクビになって打ち切りになったのを知ってから見てるから微妙な気持ちになるけど。たしかにこのドラマを主人公のモーラなしで続けるのは無理かなと。S1はさすがに出来がいいと思います。

今日はドラマ「From」を見てた(邦題ないようなのでたぶん日本未公開)。ハロルド・ペリノー主演。道に迷った一家がたどりついた辺鄙な村は、一度入ったら出られない呪われた村だった。その村では夜になったら決して扉を開けてはいけない。血に飢えた「怪物」が入ってくるからだ…という外界から隔絶され系ホラー&ミステリ。
他の住民も全員ここに閉じ込められた人々でなんとかコミュニティを形成して生き延びている、というある意味無人島漂着系ドラマでもある。

「怪物」とは何なのか、どうやったらこの村から出られるのか、という謎がこれから明かされ…るんだと思うけど今S2まであってS3確定しているのでかなり長い謎になりそう。でも面白いのでちょくちょく見ていきたい。

「Evil(イーヴィル:超常現象捜査ファイル)」見てる。神父、心理学者、エンジニアの3人が世の中の不思議な事件が本当に神や悪魔のしわざなのかを捜査するドラマ。ミステリなのでだいたいは論理的な説明があるけど、まさか本当に超常…?という余白の残し方もうまい。古くはホームズの時代からミステリとオカルトは裏表の関係だし。構成は一話完結だしとっても見やすい! これは面白いから完走するかも〜。

本当は自分が殺したいだけなのに悪人を殺すことでほらみろ良いことをしただろ!感謝しろ!ってドヤりたいのとは違うんですよ。ただ殺人衝動を持った自分のまま社会の一員として皆に認めてもらいたい、っていう見果てぬ夢なんですよ。決して実現しない…。
殺人衝動がありながら普通に暮らしたいので吉良吉影タイプなんだけど、吉良みたいに特殊性癖もないし(デクスターの殺人方法はフェティッシュさがない)自分の平穏のために普通に暮らしたいというよりちゃんとした市民になりたいって感じなのである意味デクスターのほうが業が深い。

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「Dexter」S1完走しました。いやー…デクスターが悪人しか殺さないのは世の中を良くするためじゃなくて自分の殺人衝動を満足させるためなんだけど、それでいて「悪人を殺してくれてありがとう!」って世の中の人々から感謝されたいと思ってたんだなっていう…。いやそれわかる〜〜その矛盾するようで矛盾しない人間の心〜〜。デクスターは要するに普通に生きたい、というか自分が普通であるような世界で生きたいんだよね。そこがデクスターとそのへんのすぐ神を気取りがちな殺人鬼とは違うところ。

そうデクスターって悪人しか殺さない人なのでちょっとアンチヒーロー要素もあるんだけど、それでもデクスターがヒーローでないのは、目的やゴールがなくて継続したいという意志だけがあるからなんですよ。ヒーローには敵の殲滅とか仇討ちとかトラウマの克服とか世界の改善とかとにかくゴールがある(それが永遠に届かないゴールでも)。でもデクスター君の殺人活動はひたすら次の殺してもよさそうなターゲットを探すだけ…そこには継続しかない…ただ明日も続けていたいと望むだけなんてまるで人生と同じじゃないですか。デクスター君はヒーローではなくただ生きてるだけのヒューマン。

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