センター日記と突如始まる人生の話
昨日センター勤務であるクライアントさんのトイレ介助中、「〇〇!(私の本名)」と急に呼ばれてなになに?と応答したら、
「私も人生でもっと遠くへいきたい…」
と突如そこ(便器の上)で人生の話が始まって私は宇宙猫の顔になるもそれというのも私が自己紹介で自分の本名の由来について「この名前は人生でより遠くへ行けるようにという願いを込めてつけられたんですよ(they wanted me to go far in life)」みてえな話をしてたのでそのクライアントさんはそれをずっと覚えていてそういうことを言ってくれたのだった。
その人は本当はデザイナーになりたいんだって。たしかにおしゃれだしファッションにすごく興味あるもんなと思ってyou'd make a great designer!と私は心の底から言った。本当になれたらいいのになと本当に思った。すべてトイレの中での出来事です。
人生にまだまだ迷い中
今の気持ちとしてはこのままdisability関係の仕事をぜひしたい!と思うんだけど、具体的にどういう職種があるのかわからないな~という状況。障害があるクライアントさんのために働くのって今やってるデイセンター勤務か、パーソナル介助者くらいしかまだ知らなくて、これらの職務は楽しいんだけど、こっちだととくに資格とかなくてもできる職位であることが多いから勉強の余地がないんだよな!!!って思っている。べ、勉強……なにか勉強する余地がほしい……仕事のかたわら勉強してその分野の学位とかを取りたい……(また取るの???)
そこで看護師なら障害あるクライアントさんとも働けるだろうし、勉強することもいっぱいあるからいいかも~と思って今じわじわ準備してるけど、本当に看護師になりたいんかっていうと疑問はある。うーん。
デイサービスセンターの仕事はめっちゃ楽しい、今までやってきた仕事の中では一番楽しいかな~と思うのだが、どんなに楽しくても人と接すると精神に傷を負うのは負う。あたかもスポーツの試合に出たらアザができるのと同じように。
今1週間に1回デイサービスセンターで映画の話する係やってるんだけど、あっこの映画面白いから紹介したいな!と思ってもやたらセックスシーン多いとかグロあるとかだと面白くてもオススメしにくいので、やっぱなんだかんだでレーティングを全年齢にする努力も大事よなって思うなどしてる(「Hitman」はそれで紹介しなかった)。
そういえば先日「Speak No Evil」ジェームズ・マカヴォイ版見た感想書いてなかった。日本では12月公開だと思う。
デンマーク版「Speak No Evil(胸騒ぎ)」のアメリカン版。いやほんとにアメリカンだった。クライマックスあたりがまじアメリカン(私はデンマーク版未見ですがあらすじは知ってる)。
旅行先で知り合ったフレンドリーな家族のおうちに招かれて行ってみたらなんかこの人たちおかしくない…?気のせいかな…?いややっぱ絶対におかしい!でもカドを立てるのもなんだしなんとか平和的にこの場をやり過ごそう…という日本だったらちょっと玄人好みのお笑いグループがコントで切り取ってそうな瞬間がひたすら続く90分間。
デンマーク版はたぶんそこから衝撃的かつ鬱々としたバッドエンドにつながるんですけどこれはアメリカン版なので(以下重大なネタバレ)最終的には殺人鬼との直接対決になります!だってアメリカンだから。アメリカ人はたたかう。武力で。
あとジェームズ・マカヴォイの殺人鬼なんですけどどう見ても只者じゃないっていうか人にノーを言わせない力がつよすぎるんで「優柔不断でノーを言わない主人公が悪い」というより「ノーを言わせなかったマカヴォイが悪い」という気持ちになり映画の主旨がやや弱まった可能性isある。#映画
トランスフォーマーONE見たいな! どうも噂によると、何もかもが輝いていた若き日の二人からやがて主義主張の違いで袂を分かつ話(未確認)らしいじゃないですか。ワン・ノブ・私がいちばん好きなジャンルきた。#映画
カナダ、全般的にサービスの質が低いのだが別に低くてもいいよってわけじゃないらしい話
いやーカナダにきて9年ほど経過したので最近はいろんなサービスへの期待値も下がり、「これで社会が回ってるんだから多少サービスの質なんて低くてもいいってことなんだな~」とすっかり適応したつもりでいたのだが、サービス提供側(介護系)として働き始めてみたらわりとそうでもないらしい…?と思うことが増えてきた。
例えば今働いてるデイサービスセンター、食事中にクライアントさんの洋服が汚れないように気を付けるという職員さんがわりと少なくて(それをやると褒められるレベル)すげーなそれでいいんだ!と感銘を受けていたのだが、今日ふつーに管理職から全体メールで服を汚すなという注意がきていた。9年目に入ってわかってきたことは、サービスの質が低いのはマジなのだが別にみんなが低くてもいいよって許容しているわけではないらしいことです。やっぱそれでいいわけなかった。
仕事でハッピー
デイサービスセンターの仕事、またクライアントさんに褒められてうれしい! お食事介助の時に口からこぼれたもので服が汚れないようにこまめに拭くというわりとふつーのことをしただけで「You」「Are 」「Good」の三語いただきました!やったー!
カナダの人、サービスに対する期待値がすごく低い(わかる、そうでないと生きていけない)のでちょっとなんかやると褒めてくれてモチベあがる〜〜んだけどその一方で私がなんかエクストラなサービス(すごく良いという意味ではなく最低限ではないという意味)を提供することで期待値を上げてしまうとやがてお互いに不幸になるのか?という気もする〜〜。日本における労働環境の厳しさってお客さんの(というか全般的に他人への)期待値の高さのせいだと思うしなあ。
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現在トップガン:マーヴェリックのハングマンxルースターの話ばっかりしてる。
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