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忙しくて他に何もする時間がなかった…かと思いきやネトフリは見ていた。私「Good Grief」見てたんだけど皆はどうでござった? パートナーの急な事故死…死後に判明する浮気…みたいなのから友情と金の力で立ち直る話(独自解釈)なんだけどいわゆるセレブ夫夫だからほんとめっちゃ金あるなって思って、金あるとパリ旅行して悲しみに浸れる余裕とかあってしまうからやべえな…いやそもそも作家って売れっ子とはいえあんなに金ある…?みたいなこと考えて気が散るなどした。人生と友情の話なのに金のことしか覚えてない。

そうだちょっと前に「Leave the World Behind(終わらない週末)」も見てた。これも終末系。一家でちょっとお洒落な山奥の別荘にバカンスにきてて外の様子がよくわからんうちになんかアポカリプスぽいものが起こったぽいのだが何が起こったのかまったくわからん、ていう話。ぜんぜんわからん。でも面白かった。

「プリティウーマン」のすごさ 

って本当に最初から最後まで金が(そして金だけが)すべての問題の根源なところで、ビビアンがセックスワーカーやってるのもお金に困ってるからっていうだけだし、ビビアンの「変身」も別に教養を身につけたとか自立心が芽生えたとかそういう要素はなく(そもそもエドワードは”ピュア”なビビアンが好きなのでそういう要素必要ない)本当に身に着けてるものが超高級になったってだけだし、エドワードが白馬の王子様たりえるのもビビアンにより良い暮らしを約束できるからだし、たとえ建前だけでも「金で幸せは買えない」とか「あなたがたとえ一文無しでも愛してる」みたいなエクスキューズが一切存在しないんですよね。

ビビアンは自分に今までとは違う人生を約束してくれる白馬の王子様としてのエドワードが好きだし、エドワードは自分を癒してくれるかわいいペット(たまに自分の人生観を変えてくれたりする。これはペットを飼った人はだいたい経験します。何かをちゃんとお世話するという経験は人を変えるので)みたいなビビアンが好きだし、この需要供給一致カップルに対するジャッジメンタルなメタ目線がぜんぜんない。それがすごい。

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あっ「プリティウーマン」見終わりました。いやーすごい映画だった。誰か真剣に(パロディとか批評目的ではなく)リメイクしてくれないかな。2020年代にこれを素敵なロマンスとして成立させるには何が許されて何が許されないのかその限界に挑んでほしい気持ちある。

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金がすべてを解決する映画見てて楽しいかといえば、銃で人を殺しまくる映画を見てて楽しいのと同じように楽しい。同じくらいのモラル感である。

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ネトフリに「プリティウーマン」があったのでそういえば見たことなかったな~と思って見てるんだけど、すごい金の暴力。力がすべてを解決するのがアクション映画なら、金がすべてを解決するのがプリティウーマン。こんなにも無邪気に金の力を信じていた時代が我々にもあったんだ。

「The Killer」私の持論、「モノローグでいかに俺が人の心を持たない人間なのかを語る主人公に心なかったこと有史以来一度ない」がまた証明されてしまったな(通称デクスター理論)。そう言いながら情に流されていった人間をわれわれは星の数ほど見てきました。

「The Killer」映画とかではカッコよく描かれがちな暗殺業だけど実際こんなもん…と考えると明らかに費用対効果が合ってない。なんかいっそモラル高いというか教育的メッセージすらある。暗殺者になんかなってもなんも良いことないよっていう。

ネトフリ復帰して「The Killer」見た。暗殺者って割に合わない商売だなあ(感想)。関わる人間全員が不幸になるビジネス、暗殺。

「Anyone but You」そういえば見てる時は気にしてなかったけど、今帰宅して考えると主人公のベンってゴールドマンサックスの金融トレーダーとかのはずなんだけど、なぜあんなに筋トレシーンが挿入されてたんだろう……?(全編にわたる必然性のない筋肉)

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「Anyone but You」見たよー。思ったより3倍くらいアホだったがクリスマスだしコアラかわいかったので許した。メリークリスマス〜。

この週末は「Anyone but You」見られるといいな。なぜ12月に公開してるのかわからんすごい夏っぽさ。あ、オーストラリアは夏か。

ソルトバーンを見てても思ったんだけど 

この作り手の人、ほんとに物語が面白ければ登場人物を人間として見たときの感情とか人生とかわりとどうでもいいのでは、っていうことだった。オリバーもなんか意図がある人だということはわかるけどそれが何の意図なのかよくわからんよねって思う。それが執着に変わった愛なのか、強烈な上昇志向なのか、階級への憎悪なのか、自分ではない誰かに取って代わりたい願望なのか、それとも真に邪悪なのか。そしてそういうのを掘り下げることに興味がなさそう。

さっきも書いたけどそういうタイプの物語作る人っていると思うし、すべてが物語に奉仕するギミックだから面白いには面白いと思うそういう物語。私は物語大好き観客なので次作品もへ~今度はどんな物語かな?って期待して待つけど、人間としてはムカついてしまう可能性を内包してるな。

ソルトバーン 

同性愛表象としてはわりと古風な、っていうかまあリプリーなので90 年代でも十分作れるくらいの感じであって同性愛を「物語的においしいもの=メインギミック」としてガンガンに消費していくというタイプなので、いわゆる当事者性とかエンパワメントとかそういう要素はない、または限りなく薄いかとは思います。

ただ「同性愛を物語的においしいものとして消費する」ことと用語としての「クイアベイティング」って違うもので、後者はなんかそれっぽい要素あるよ!そう見えるでしょ?!っていいながらじつはそれっぽいだけでそうでないっていう手法(Sherlockとかグオメ1期とかのアレ)のはずなので、ソルトバーンは作品だけでいうと性行為のexplicit表現もあるんでベイトとは言わないかとは思う。

「同性愛を物語的においしいものとして消費」しているだけで現実の同性愛へのアドボカシーとかぜんぜんないよねっていう批判ならいやそれはそう…ごくごく伝統的な消費…とは思う。

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「Saltburn」批評的なというかトマト点数的なものでいうとバリー・コーガンがもうちょい全開になってないほうがもっと上を狙えたような気はするが、それはそれでsubtleで上品なものを好む映画スノッブ根性なのかもしれないからなんともいいがたいのだった。

プロミシング・ヤング・ウーマンも私は同じこと思ったんだけど、なんか物語的カタルシスのほうが作中人物より優先されるタイプの作り手なのかもって。プロミシング〜は物語的には面白いけど私は個人的にすげー嫌いだったので二度と見ない枠です。ソルトバーンはまた見てもよし。

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「Saltburn」見終わりました。いやー皆見てますか? ソルトバーン…。みんなの見たいバリー・コーガンが全部見られる…。正直見られすぎて話の本筋を見失うくらい見られる。ただただバリー・コーガン見たいガチ勢向けの映画爆誕してしまった。せっかくなのでガチ勢もガチじゃない勢もみんなで見ようソルトバーン。

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だってようするに「リプリー」だよね…? ということは結末はわかりきってるのでは…?(繰り返すがどんな映画かまったく知らない)

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プライムのトップに出てきてた「Saltburn」見てる。00年代のオックスフォード、大学生活をエンジョイする周囲にまったく馴染めないオリヴァー(バリー・コーガン)と、ハンサムで人気者のフェリックス(ジェイコブ・エロルディ)。序盤すでにしんどい! わかりきった悲劇の予感がする!(どんな映画かまったく知らないです)  

死が動機付けに使われる女、数多すぎてほんといろんなタイプがいて、私が近年映画でよく見るものとしては「スマホ動画の女」とかもあります。すでに死んだ/殺された妻や惚れた女で、スマホ動画の中にだけ美しい思い出として残っていて海辺とかでいちゃいちゃしてる幸福な過去のインサート映像で主人公の動機付けを全編にわたってサポートしてくる女(例:ジョン・ウィックなど。ザ・クリエイターもややこの気配あった)。別名、愛という概念としての女。

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ジョン・ウーの久々ハリウッド作品「Silent Night」見てきた。全編会話なしのリベンジアクション。 

ギャングの抗争の流れ弾で息子を失い、自らも声を失った父親(ジョエル・キナマン)が復讐を志してムキムキになる話。最初から最後まで一切の音声会話なし。言語情報は背景のラジオとかスマホのメッセージや手紙のみ。

私はジョン・ウー作品ぜんぜん見てないのでわからんけど、たまーに「??」みたいな変わった演出があったりしたが全体的にはいかにも近年のジョン・ウィック系ソリッドアクションという感じだった。それがジョン・ウー作品としてどうなのかはわからんけれども。

あと私の心に残ったのは、主人公が復讐のために運転の練習をする場面。そういえば確かに復讐のために体を鍛えたり射撃を練習したりする人は多いけど、ちゃんとカーチェイスの練習する人ってあんま見ないな!と目が開かれた。やっぱカーチェイスも訓練せねばできん。それはそう。

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