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モービウスに人の心がなさすぎて私は今モービウス×マイロで一本書けるくらい憤っています(怒りを二次創作にしないで)。

いやさあ「モービウス」 

お前の言いたいことはわかるよ「人を残酷に殺さなきゃ生きていけない怪物になるより人間として死んだほうがいい」ってお前は思うから親友のマイロには同じ思いをさせたくないっていうことなんでしょ???? 人間の尊厳みたいな?????

でもそれにしてはさあその直前のシーンがもろに「新しい能力に目覚めたヒーロー」なんですよ。「恐ろしい怪物になってしまった自分を呪い死んだほうがましだったと後悔する人」じゃないんですよ。自分が病身から新しい能力を手に入れてウキウキだというのに???同じ病気で苦しんでいるマイロの願いには一切のシンパシーを示さないばかりか???しかもお前のその研究ぜんぶマイロの金じゃねーか!!!!!!お前!!!!!!!!人の心がないのか???????

ていうか血液なんか献血でもとれるんだからマイロくらい金ありゃなんか方法あるでしょ…あげろよ血清…まじで…

モービウスはまじでひどい。かつて見たどのヴィランより人の心がない。サノスのほうがまだ人間らしい感情あった(最悪の罵倒)。

どうでもよくない「モービウス」 

えーでもこれは…モービウスが悪いんじゃない???? 血を吸う必要があるとはいえ、もうすぐ死んでしまうばかりか生まれてからこれまで病気で満足に動けたことのないマイロに対して、超人的な身体能力が手に入る血清あるよ!自分はそれ打ったよ!でも倫理的に許されないからお前には渡さないよ!っていうのは…クソほど恨まれてもしょうがないのでは????

しかも人工の血液でも最初のうち一定時間はもつんでしょ??? だったらマイロは生きてる人間の血を吸わずにすぐ死ぬとしても、ほんの一時でもいいから普通人(以上)の身体能力を経験してから死にたいかもしれないじゃん。お前は同じ病気でずっと苦しんできたのになんでその気持ちがわからないの??? 人としてのエンパシーがないの????

本当にどうでもいい「モービウス」 

いや細部なんだけどこの映画、ほんとに全てがなんかおかしいんだよな…。たとえばモービウスが自分を実験台に危険な血清を打ってる時、へんなモブが部屋に入ってきてヒロインに絡みだすんだけど(これ自体なんかおかしいけど)、ヒロインも落ち着いてあんたみたいなクソ野郎が…みたいなこと言って相手してんですよ。いや今すごく大事かつ危険かつ一生に一度レベルの実験の途中じゃない?! もっと真剣に出ていかせるか、モブとなんか口すら聞かないところじゃない?!とか。

という感じで細かすぎて伝わらない自信があるのだが全部のシーンがなんかおかしい。冒頭の、正装して受賞式にいるのに次のシーンで受賞を辞退したことになってるのとかもそうだけど。ただ凡庸な映画とかじゃなくて…なんかこうnothing makes sense…そう、nothing makes senseの世界…

低浮上かもといった舌の根もなんだけど「モービウス」、感想を書きながらとかじゃないと耐えられない。いや物語としてはそんなにおかしくない…はずなんだけど全てのシーンがなんかおかしい。トワイライト・ゾーンみたい。

「Gran Turismo」私的エキサイティングポイント 

いや作中にJosha Stradowski演じるニコラスっていうクソ野郎なライバル役がいるんですけど、話の焦点が主人公のヤンとコーチ役ジャックの疑似親子and/or師弟関係のような絆だからニコラスほとんど時間を割いてもらえてないんだなあ! ただいるだけ! 本筋に関係ないから時間を割いてもらえないライバルでたーーー!!(強烈なデジャヴ)なにこれ最近のトレンド????

ニコラスは某ハングマンの人じゃないのでヤンをやたら見つめたりしないし最後に謎の見せ場をもらえたりもせず、ひっそりと噛ませ犬の役を果たしていきましたけどこれが普通の脚本というものだぜ…TGMがフリーダムすぎただけで…

「Gran Turismo」見てきたよー。日本では9月15日公開。 

グランツーリスモのプレイヤーから本物のプロレーサーを選抜する”GTアカデミー”出身のヤン・マーデンボロー選手をモデルにした映画。

前半1時間はGTアカデミーで勝ち抜くまで、後半1時間はプロレーサーとして成功するまでを描く構成。

物語としてはわりと普通のアンダードッグ・スポーツもの(いわゆる弱小チームが活躍する系)という趣。だからゲームプレイヤーが本物のレーサーに…という部分はあんまりこだわりというか描き込みがない。たぶん制作陣は制作にあたってカーレースをたくさん取材してその迫力や魅力を伝えたい!とは思ったかもしれないけど、グランツーリスモというゲームやEスポーツについては(現実の精巧なシミュレータという以外には)あんまり思い入れないんじゃないかな。そのため題材から期待されるものとしてはちょっと普通の映画すぎるかも。

でも弱小チームがんばる系のやつとしてはいいんじゃないかと思うし、萌えか萌えじゃないかでいったら萌えです。マーケターのオーランド・ブルームと、メカニック兼コーチ役のデヴィッド・ハーバーがおいしいところを全部もっていく。

そういえば私すっかりナートゥをご存知になったつもりでいたけど、ネトフリカナダにはRRRヒンディー語版しかないからわたしが見ていたのはナートゥ(テルグ語)ではなく「ナーチョ」なのだった。 厳密にはまだナートゥをご存知になってなかった。日本ではテルグ語版を上映したみたいだけど北米はヒンディー語版だったのかなあ。

最近公開の映画でおもしろそうなのは「Gran Turismo」かなーと思ってたら明日公開だった。グランツーリスモのゲームプレイヤーが現実のF1ドライバーになる話。しらんかったけどこれ実話ベースなんだ(ヤン・マーデンボロー選手)。

「RRR」視聴中4 

二人が袂を分かつまで見たので一旦休憩。私が見逃しただけかもしれないけどラージュはあんなにアクタルと親しくしてて、職業何やってる人として自分を紹介してたんだろか。出会ったその日に警官であることくらい言いそうでは? ラージュにとって出会ったばかりのアクタルに正体を隠す意味ある? 一応ずっと潜入捜査中ってことかな? なんかそういう細かいことが重要な映画ではないという気はするんだけど…。

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「RRR」視聴中2 

私はラージュが好きです。立ち上がる民衆を横目に支配側で成り上がろうとする野心、 :iine:

観客にも性格がほとんどわからずバーサーカーに見えていたラージュがアクタル(ビーム)と知り合ってから急に人間味を出してくるの、ビームが彼を知ると同時に観客も彼を知るので演出としてうまい〜ビームと一緒にラージュを好きになってしまう〜となってるところ。

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「RRR」視聴中。 

「RRR」いや〜見てるよ〜。運命の二人が出逢いそして力強く手を取り合ったとこでドーン!!とタイトルが入り私騒然。ここまでアバンタイトルだったんか!!!(開始約40分)

映画鑑賞について所感(長いからたたんだ) 

物語好きとしての私はどんなに作品世界の倫理が現実には受け入れがたくても「物語として成立していれば見られる」という一面は確実にあるんですよ。物語というのは第一義的に物語として成立する・面白くなるように作られるから。プロパガンダ映画とかですらそう。

でもそのことと見てて傷つかないことは別なので、面白かったけど傷ついた…面白かったゆえに深く傷ついたみたいなことはある。今はけっこう慣れたけど、映画をたくさん見はじめた当時はもっといちいち傷ついていた。特に大衆映画をメインに見てるとド直球の偏見とか差別的な価値観とかふつうに出てくるので。映画鑑賞、決して安全な趣味ではない。

あと「Padmaavat(パドマーワト)」も今でもクリップ見返すくら好き(悪役のランヴィール・シン良すぎ。オールタイムヴィランの中でもトップに好き)なんだけど、あれも家父長制における女性の殉死を肯定的に描くというクソ劇薬なのでHPの高い時に見ないと倒れます。

インド映画あんまり見てないのに私なぜか「Raman Raghav 2.0(邦題:DEVILデビル/ラマン・ラーガヴ 2.0 ~神と悪魔~)」(連続殺人鬼とそれを追う薬物中毒の刑事)は映画館で見ててめちゃくちゃ抉られてる過去がある。扇情的でない殺人シーンがただの純粋な暴力、という感じできつい。サイコキラー系としてはめちゃおもろいです。ただ精神の削られ方がすごい。

ネトフリ切れる前にずーーっと見ようと思ってる「RRR」見るか…! いや面白いんだろうな~と思ってるんだけど、インド映画、油断してるとめちゃくちゃ抉られることあるから覚悟が。

僕と幽霊が家族になった件 

ゲイのキャラクターやゲイカルチャーの描写はステレオタイプ的、ホモフォビックな主人公への制裁は甘い(ほぼない)、無駄にホモフォビックな台詞が頻出する、結局のところ家族っていいよねオチである、何よりいくらコメディにしたところでゲイの青年だけ死んでてストレートの人々がそれをイイ話にしてイイ感じになるだけだからね!!とかあらゆる面でいかにも保守的でメインストリームの観客に見せる用のクイア映画って感じではある(案の定台湾で大ヒットしたんだって)。

しかし主役2人の友情はかわいい。本当にそれだけ……メイン2人の関係性はなんかとてもいい感じに描けてる。萌えか萌えじゃないかでいったら萌え。現場からは以上です。

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ネトフリでさらに「关于我和鬼变成家人的那件事(僕と幽霊が家族になった件)」見てました。マッチョでホモフォビックな刑事がひょんなことから交通事故で死んだゲイの青年と「冥婚」(死んだ人と結婚する供養)させられたら彼の幽霊が見えるようになり、事故の犯人を探したりなんだかんだバタバタする映画。

「ニモーナ」私が良いと思ったのは、 

結局千年前のヒーローであるグロレスが間違っていた、というとこで。ああいうのって、そもそもの始祖様の教えは正しかったのに継承される過程で歪んで伝わって…みたいなパターンあるじゃないですか。あれって宗教的(※神は正しいのに信徒が間違っている)だし、この世界自体…つまり違うものを恐れる我々のもっとも原始的な感覚や教え自体が間違っている…ということから目をそらしてしまうと思うんですよね。

「ニモーナ」においてグロレスが間違っていた、その間違いの上に一千年の誤った社会が築かれてしまった、というのはすごく大事な設定だと思いました。一千年間この社会が根本的に間違っていたなんて今さら認められない!なんていわないで、認めれば今からでも変えていけるから。

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