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The title of the panel in Chinese is "世界科幻文学的多元的未来", and the English title is "Decolonize the Future: Strategies and Solutions to Emerge from the Shadow of Anglo SF".

Japanese and Chinese readers (and some Koreans) might be aware of the difference between them. Chinese title in English is "The future of pluralistic world SF".

On this panel, I pointed at first and went along the English theme.

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野村剛史2011『話し言葉の日本史』吉川弘文館、読了。現代文法の専門家が、ひょんなことから文法史、音韻史へと興味を広げ、とうとう口語史を書き上げてしまった。伝統的な日本語史の概説のありかたは、口語史を過去から現在へと書き綴るので、その意味ではかなり日本語史ど真ん中の語り方だと感じた。

音韻史の部分は、私だったらこう論じるかなと思いながら読んだが、中世の文法史の部分はさすが著者のご専門ということもあって、言葉の歴史に対するパースペクティブのようなものが面白かった。ガ格が作る連体句と係り結びの関係や、片仮名申状における漢語の広がりなど、もう一度読み直したいエピソードもある。

で、そうかなあどうだろうと思うのは、「江戸の言葉+山の手に集まった地方人の言葉がコイネー化して標準語になった」という比較的広く受け入れられている説に対して、「江戸期にすでに上方由来の共通語のようなものが存在していて、それを継承したのが山の手言葉、標準語はその意味で上方語の系譜」という説。面白い、とは思う。江戸弁に一部の語彙や文法に関西の影響が見られるとは従来から言うけれど、借用とか言語接触の枠組みで語られてきたのであって、直接的な系譜と言われるとどうかなーと思う。

比較言語学的な方法論によったものでもなし、ちょっと受け入れがたい。

「天冥の標」シリースに出てくる用語の「プラクティス」の語源ってなんでしょう?

作中では「患者群(プラクティス)」という用語が「救世群(プラクティス)」という名前にスライドしたらしいですが、では「患者群(プラクティス)」はどこから?作品世界の外でそういう用語はあったのかしら

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一見すると箱みたいに分厚いのよ。アンガス・フレッチャー『文學の実効』を購入。文学の意義を人類史と脳神経科学で紐解く、と。文学部的なマインドからすると、うっせーよ!という照れ隠し的な言葉がつい出てくる。そしてそうまでして「役に立つ」を説明しなきゃいけない時代ってなんなん??と思いもするが、食わず嫌いは良くない。

それに最終章だけを最初に読んだ感触はとてもいい。だって、タイトルは「明日を発明する」というんだから。ちょっとぐっときた。

日本語学を専門にする自分ではあるが、文学部の学生にはいつもフィクションが私たちを人間にすると語っている。言語学はまたちょっと違って人文「科学」的な匂いが強いが。

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アーシュラ・K・ル=グウィン『所有せざる人々』読了。

再読。昔読んだときはアナキズムも社会主義も何も知らなかったのですが、少しユートピア思想をかじってから読むとつながりが見えて面白い。平等を望む人々が空想し、実験してきた社会。資本主義の内側ではなく、外の何もない場所にそれを構築したらどうなるか、という問いから二重惑星というサイエンス・フィクション的設定が呼び出される。

多くのユートピア作品が共同体のしくみを主眼に置いて描かれるのに対し、本書はシェヴェックという人の物語を描き出す。ユートピアの住人は何を見るのか、資本主義社会に直面してどう反応するか、何に惹かれ、何を選ぶのか。私たちはアナキストの目で資本主義社会に出会い、揺らぎ、失望し、理解する。

“二百年前のウラスにおいて主流を占める性慣習は「結婚」と「売春」だった……「結婚」とは法律的及び経済的な規定によって認可され拘束される共同体であり、そして、単に「結婚」をより広義に解釈したものと思える「売春」は実利的な性交だった”

“男も女も自由だからです。なにも所有していないからこそ自由なのです”

“きみは本当に、責任もなく自由もなく、選択の機会もない社会に住みたいのか? 法律に服従するか、でなければ服従せずに罰を受けるかどっちかという虚偽の選択権のみがある社会に?”

“いかなる法も、法は専制です。個人の義務とは、法に従わないこと、自己の行動の首唱者たること、責任を負うことです”

“ここの看護人や医師の中には、一日八時間も働いている人がいるのよ!……献身的行為ね。残念ながらそれでは最大限の効果は得られないわ“

“彼らは彼を所有したのだ。彼は彼らと取引きしようとした。アナーキストらしい、非常にうぶな考えだった。個人は国家と取引きはできない。国家が認めるのは権力であって、貨幣ではない”

“現在を持つことはできません、現在とともに過去も未来も受け入れないかぎりはね。過去のみではなく未来も、また、未来のみでなく過去も、です!なぜならその二つは実在するからです。それらの実在性が現在を実在させるのです。あなたがアナレスの実在性を、不滅の実在性を容認しないかぎり、あなたはウラスを得ることはないし、理解することすらできない”

#読書

いっぽう、「マイナーCP」(または「マイナーカプ」)にはそういった問題がないようだ。 twitter.com/HellaEmblem/status

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「ご飯食べた?」

インドネシアで暮らしはじめた時に近所の人がmau ke mana(どこ行くの?)sudah makan?(ご飯食べた?)と、よく聞いてきた。「どこ行くの?」は、ともかく「ご飯食べた?」って何よ?と思ってたんよね。

後に、隣人が今日は食事をしたのかどうかを心配してる、生きるためにご飯を食べるというのが大変だった時代の名残りだと友だちが教えてくれた。

他の国でも「ご飯食べた?」が挨拶の国ってあるよね?

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youtube.com/watch?v=BiWYfW4fQq
*「パラノマサイト」(正式名称略)の 開発者インタビューを観ていたが……
*その話によれば スクエニに伝承される ゲームテキストのスタイルがあるという。
*なんでも みんな テキストの書き方が ドラクエ流になってしまうそうで なかなか興味深い。
*ポイントは 読点がないこと そして その代わりに スペースを多用すること。
*読点より たくさん入れられる と開発の人が 語っているが たしかにその通りだ。

Hがエイチでなくヘイチで、Hが1個あるときan H でなく a H になるという話 [参照]

現在に注目しているのは「過疎ジャンル」という関連単語のほうが分かりやすいかも。

原作の放送や連載が終わって何年もたったからもうにぎわっていない(当時はにぎわっていた)、という場合、「過疎」は使えるけど、「rare」とは言いにくいのではないか。

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英語の「rarepair」はくっつけられることが滅多にない二人という意味なので、一見日本語の「過疎カプ」と同一視してもよさそうだけど、実際の用法をみると、どうやら日本語の過疎カプは「現在にぎわっていない」(過去ににぎわっていた時期があった可能性は否定しない)という意味で使われやすく、rarepairはとくに現在に注目していないことが多い、という議論があった

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@gomadoufu
たぶん全然最古の用例とかではないですが、以下のようにありました。
「日本では食材を無駄にしない責任は料理長に一任され……」という用例あり。(大坪正『ホテルの経営とサービス』ダイヤモンド社、1962) [参照]

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【ゆるゆる募】
①「食材」「食感」が載っている辞書/載っていない辞書とその発行年
②1990年代およびそれ以前の「食材」「食感」の用例

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これは何度でも文句言い続けるけど、ダンジョンがあったりモンスターが現れるナーロッパ(しかも本が貴重で服は仕立て屋で作るぐらい大量生産から程遠い世界)でスタバみたいな店(!?)がある話が一番納得できなかった
カカオ豆がどうこうはさておき、その使い捨てカップは一体何でできてるんだ……まさかプラスチックとは思えないし紙だとしても量産する設備がなさそうだし、そもそもモンスターはびこってて旅すら危うい世界なのに、生クリームをちゃんと手に入れられるほど牧場がしっかりあってそこから輸送できてるのも謎

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住み込みで女性が男性家に送られる、権力非対称ないいなづけみたいなやつを童養媳(トンヤンシー)と呼ぶことを知った。

「フイチンさん」の場合もそうだが、資産的に男性側の家が上で、女性側の家は下であるという非対称性がある。
cir.nii.ac.jp/crid/10505732434

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Rest Is Historyでハリー・ポッターの背後にありそうな昔のパブリックスクールの実態の話

18世紀のパブリックスクールの生徒はあるときは暴君であり、あるときは奴隷だった(不正義と戦うというより、単純に暴力が横行していた、という論調)podcasts.apple.com/gb/podcast/

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For #WorldCassowaryDay: Double-wattled #Cassowary recorded in Illustrated Scroll of Birds (Chōrui zukan) Vol.1, Meiji Japan, late 19th c.
🆔 Southern Cassowary aka Double-Wattled Cassowary (Casuarius casuarius), native to New Guinea/NE Australia/Aru Islands.
(Cassowaries aren't native to Japan; they were first imported by Dutch traders in 1646.)
Harvard Art Museums collection:
harvardartmuseums.org/collecti
#JapaneseArt #BirdsInArt

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