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一見すると箱みたいに分厚いのよ。アンガス・フレッチャー『文學の実効』を購入。文学の意義を人類史と脳神経科学で紐解く、と。文学部的なマインドからすると、うっせーよ!という照れ隠し的な言葉がつい出てくる。そしてそうまでして「役に立つ」を説明しなきゃいけない時代ってなんなん??と思いもするが、食わず嫌いは良くない。

それに最終章だけを最初に読んだ感触はとてもいい。だって、タイトルは「明日を発明する」というんだから。ちょっとぐっときた。

日本語学を専門にする自分ではあるが、文学部の学生にはいつもフィクションが私たちを人間にすると語っている。言語学はまたちょっと違って人文「科学」的な匂いが強いが。

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