衆参補選、ゼロ打ちは山口4区だけで、参院大分に至っては341票差と、かなりの接戦でした。
接戦なんですけれど、軒並み投票率は低いという。
今読んでる吉川浩満『理不尽な進化』に、「適者生存」は学術的には「生存しているものを環境に適応したものとみなす」という定義に過ぎないのに、日常的には「環境に適応すれば生き残れる」という因果関係として誤解されているという指摘があって、面白いと思いました。人間の脳って、ほんとこの手の解釈(誤解)が大好きですねと
プレティヒャ『中世への旅』届いーた。
他の本も続々と白水uブックス入りが決定とな。
https://shosen.tokyo/?mode=srh&cid=&keyword=%C3%E6%C0%A4%A4%D8%A4%CE%CE%B9
木村幹『韓国愛憎』読了。副題「激変する隣国と私の30年」
民主化後の韓国と日本の関わりを、個人史を基底に日本側の視点でさっくり30年間振り返った本。俯瞰と仰視のバランスが心地よくて、楽しく読めた。
ただし、さっくり振り返った本なので、別個別個のイベント、たとえばアジア通貨危機が韓国に与えた影響なんかは隔靴掻痒の感がありました。いろいろちょっと知りたくなるな、と思わせる本でした。
韓国との関わりからは逸れるのですが、プロローグでの著者の生活環境の変化、文化住宅住まいからご両親が長野に別荘を持つまで至ったというくだりが印象深かったです。昭和後期の経済発展を、わたしはうまく想像できません。
また、ここ30年の、手紙・電話→FAX・パソコン通信→インターネット→SNSという、情報インフラの発展が興味深かったです。
#読書
竹田いさみ『世界史をつくった海賊』読了。
16世紀、エリザベス1世治世下のイギリスの海賊を取り扱った一冊。その旨の副題はちょっと欲しかったところです。
16世紀のイギリスは海賊の略奪行為によって国家財政を維持していた、という情報をいきなりぶち込まれるのですが、これが16世紀ヨーロッパ的にどこまで問題のある行為なのか、問題のない行為なのか、前提が分からないまま読み進めることになるので、戸惑うことしきりでした。
アマルダの海戦の背景や、イギリス東インド会社の出発点、近世ヨーロッパにおけるスパイスの需要、コーヒーハウスから会員制クラブへの発展などが端的に分かって楽しかったです。
#読書
心霊現象が科学的に解明されてて気持ちいいし、科学じゃないところの依頼人への寄り添い方がすごい。
交通事故の鑑定事例⑤
後部座席に憑いた霊に驚愕し自損事故に至った事例
http://fal.ne.jp/example5.html
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』を見た。ゲーム未プレイ。
これ楽しかったです。要素要素がカチカチはまって連動して、ピタゴラスイッチ的な快感があった。お話的にも負け犬たちが寄り集まって、一瞬本物の英雄になるといった王道の展開を軽快に説得力を持って展開してくれてた。
僕は詐欺師のフォージおじさんが好きですね。身振りが演技がかってて顔が良くてですね。全力で小悪党で最後失敗してくれるから憎まずに済んで。んで、顔がいい。
フォージおじさんがキーラを手元に置いて養育してたの、帰ってくるエドカンへの対策もあったと思うのですが、歪んでて自分でも気付けてないけどキーラへの情もあったと思うんですよね(妄想)。
#映画
『BLUE GIANT』を見た。原作未読。
登場人物がジャズと言っているのだから、今演奏してるのはジャズなんだろうなあ、というぐらいわたしは音楽に疎くて。だから演奏の巧拙も分からなくて、画面の中の観客の反応で判断するしかなくて。
サックスの人とドラマの人の見分けも付かなくて、演奏シーンのモーションキャプチャーの動きが気持ち悪くて、人生や生活を賭けるほど熱狂するものをわたしは持ってなくて。
それぐらい、画面の中の出来事とわたしとには隔たりがあったのですが、それでも演奏たくさん聞けて楽しかったなあ、という感触はありました。
ポイントポイントで未来視点の過去回想が差し込まれていてとても不吉な感じがしたのですけれど、あれ何なんでしょう?
んで、とんかつDJアゲ太郎は東京の下町の子だから、家業の手伝いはしなければならないけれど生活費のためのバイトはしてなくて、大学に進学しなくても東京に住んでて、でも東京の文化に接点が薄くて、なんてことを見ながら思ってたりもしてました。
#映画
「ガーシー扱いされているんです」鳥取県知事と同姓同名、県議に初当選した平井伸治さんの覚悟 https://www.bengo4.com/c_18/n_15896/
仕事がとても忙しいのですが歯の治療を始めました。
先生の指示にしたがって目を閉じると、頭蓋に金属的なキュイーン音が響くなかで、
「ここの歯は神経が死んでいるので麻酔せず削りますね」
「どうです?なにか感じますか?もし神経が生きていたらいまごろ飛び上がっているはずですが」
「この先は歯の根が奥に伸びています。どこまで神経が生きているかわかりませんが少しずつ(削って?)いきますね」
などという言葉が聞こえる。
ボンドルド卿の人体実験にさらされているような気持ちでした。
ついったーの永久凍結が解除されました。
おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
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