『光る君へ』第二回。
前回の今回で再会が早いな!作中時間では6年ですが。作劇あんまり引っ張らなくてサクサク進んでくれそうで、いいな。道兼お兄ちゃんの母親の仇設定が、どう機能するのか分からんけど。

道長になった三郎くんは、背が高くて腰が高くて、装束が微妙に似合ってませんね。
装束の似合ってなさ、浮いてる感じが、三郎くんの貴族社会に内心馴染めてなさに合ってて、作りが上手いですよね。これからどんどん染まっていくんでしょうかね。

まひろさんは代書屋の仕事で創造力を培ったんですねと思う一方、父親に内緒でどうやってその仕事にありついたのかがさっぱり分かりません。
まひろお姉ちゃんに比べて学問の才に乏しい太郎くんですが、拗らせてなくて、甘え上手で、弟の才能があっていいですね。姉弟仲が良くていいですね。
為時お父さんに懐いてる師貞ちゃんが可愛い。んで、声がいい。足で扇開くのすごいね、役者さんがすごいね。
人間の足の指への期待値の大きなドラマだ。

敬畏している父親に期待されなくて蔑まされて縋る道兼お兄ちゃん(優等生の長兄付き)。単純にわたしのヘキです。無難にお役所勤めができているので、無能なわけではないんですよー、の但し書き付き。
んで、あと、スケスケの烏帽子はスケベですな。


『光る君へ』第一回。
アリバイを作っているとは言え、貴族の子女がほっつき歩いてるところに力技を感じる。
身分の低い者は人権の薄いこの感じ、中世日本だ、わーい。妻問婚だとか、下級貴族、上級貴族の生活ぶりだとか、天文博士のお仕事振りだとか、宮中の雀の噂話の感じだとか、ありがとうございます!
道隆お兄ちゃんが道隆お兄ちゃんで嬉しい。道兼お兄ちゃんだけ乱暴者みたいな第一回でしたが、お偉いさんとこのボンボンはあんなものなので、師貞(花山)ちゃんの大暴れも楽しみですね。
あとはあれですね、もっと野犬が彷徨いてたり、牛車の場所取り合戦だとか、投石だとか、洛外の庶民の家は竪穴式住宅だったりとかが、描写されるといいですね!
ちなみに、役者さんの顔の区別がわりかし本気で付いてないので、登場人物の名前のテロップが細やかに出てくれると嬉しいです。

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