男狐聊斎~狐の恩返し~ 感想
やたらDMM TVでおすすめされるので友人と同時視聴しました
ジャンルは中華ブロマンスファンタジーで、内丹とか出てきます
最初は受け攻めどっちか迷った……結論から言うと私は雲月×狐でした!
①立ち位置は3歩離れろ、②屋敷で酒を飲むな、③雲月の私室に入るな、と最初はつれない態度を取る雲月と、飄々とした狐の組み合わせ、個人的にかなり好き
95分という尺の短さ上、雲月と狐が心を通じ合わせて前述のルールをぶち破っていく過程はかなり駆け足だったけど、中華BLの要素は着実に積み重ねてった印象だなあ
月夜にふたりで剣舞をしたり、灯籠をふたりで上げたり、崖から落ちそうになってる狐を雲月が引っ張り上げたり、なんかどっかで見たことあるシーンだぞ……ってなる瞬間が多々あった……定番なんだろうな……
登場人物は少ないし、CGやセットなどからも低予算がうかがえるんだけど、丁寧に作られてる感じがうかがえたのも良かった
ただラストはさ~~~狐が死んで終わり、じゃなくて輪廻の輪に入った狐との再会で〆てほしかったな……
まあ最初に雲月と狐が交わした約束の「しっかり生きろ」を雲月は絶対に守ってくれるだろうけど、千年分の妖力?も譲り渡したわけだし神仙になった雲月と狐の再会が見たかったです
病案本 分冊版97・98話感想
病室にやってきたの、てっきり母親だと思ってたら弟のほうだった
弟は賀予と違って明確に素行不良&性格悪いので、好きになれる要素は皆無だなあ
まあ弟に釘を刺すというか脅しちゃう賀予のほうが性格悪いかもしれん
ちょっとやりすぎ感はあるけど、正直すっきりはしたけれども……!
血のつながった(だけの)人間に対しても20年近く無害なフリをし続けたの、抑圧が半端なかっただろうなあ
賀予たちの病気の対処療法が「普通の人間のフリをすること」なの、余計に精神に悪そうでつらい
謝清呈はどこまでも冷静で理性的で理路整然とした考え・発言をするけど、やっぱり他人の感情への共感性が皆無なのでこのままだと激ニブ男になりそう
賀予は芽生え始めてることを薄々自覚してるから、ちょっと距離置こう、って言えたんだと思う
これまでの暴走っぷりからすると意外だったな
病室プレイにならなくて良かった……
一度出くわしたことあるけど当人たち以外からするとまじで最悪ですからね
呂芝書たちの会話は嫌悪感がすごかった
人の生き死にを利用することしかしないひとたち、こわ……
段聞サイド以外の悪人、関係性がこんがらがりそう
というか赤いハイヒール絡みのひとたちの目的が、快楽殺人者以外は今のところまったく見えなくて恐怖
病案本 分冊版96まで 感想
分冊版100話も近いのに、このふたり、まだどっちも恋してない……!
ほんとうにラブになるのか心配で心配で……
事件のこととか病気のこととかほかにいっぱい心配することあるのに肝心のメインカプのくっつく気配がなさすぎて困る
キスもセックスもしてるのになにゆえ……?
(たぶん肉まん先生のヘキが発揮されてるからだと思う)
謝清呈の回想および賀予への真相打ち明けが終わり、生きるか死ぬかの土壇場を乗り越えて何か進展あるかな!?と思ったらなんもない!うんわかってた!!
謝清呈がブレなさすぎて……ブレてない理由というか彼の行動原理も明確に描写されてるのでなんもツッコめない……
この物語、誰がなぜそうしたかっていう根拠をわりと念押しするように書いてあるから隙がないんですよね
でも謝清呈に裏切られた、捨てられた、と思ってた賀予の誤解が解けて(そもそも誤解でもなく謝清呈がなんも言い訳しなかっただけじゃが)、あとは謝清呈への執着&欲望がどんな感情起因か賀予が自覚したら何か変わるかなってところまで来た気がする
早くその瞬間を味わいたいな……
#感想
さはん分冊版38 感想
すけべ棺桶だ!!!!!
日本におけるすけべロッカー並みに中華BLでおなじみと噂で聞いてはいたものの実際には天官でしか浴びたことがなく、あとは別作家さんの某作品で1件あるというネタバレを食らっただけなので半信半疑だったんですが……すけべ棺桶だ!!!!!ヤッター!
でも死体が入る棺桶に興奮できる要素があるの……?ふしぎだね……
もしかしてMXTX先生のヘキなのでしょうか
そうなると魔道祖師でも祭刀堂で忘羨が密着するハプニング展開もワンチャンあったかもしれないね
それにしてもせっかくのシチュエーションなのに冰ちゃんの意識が(おそらく)ない状態なのが残念
実は意識ある、とかだったらいいな……そういうつもりではないとはいえ師尊が自分から脚を開いてくれた瞬間、知っていてほしい
ところで弟子の弟子のネーミングがやっぱり「天柱」で良かった!
他の単語に翻訳されてるかもと思っていたので……ひと安心しました
#感想
ヴェラキッカ 感想
やっと観れた
歌も演技も圧巻で満足度高かった!
序盤はザ・エンターテイメント!って感じでちょっと繭期らしくないかも……って思ったけどやっぱり安心安定の繭期だったね
音楽や登場ワード、物語の展開がなんとなくLILIUMを彷彿とさせるのはヴェラキッカの次公演がLILIUM再演だからなのかな……?色々リンクしてると思う(たぶん)
察しが悪いのでノラが登場するたびに髪と衣装が変わるのを純粋に楽しみ、人によって見える姿が違うってことかなあ、と呑気に構えてたら「共同幻想」って聞いてアア~~~ってなりました
これは2回目以降の鑑賞時にノラとシオンの視線や話をじっくり観察しちゃうやつだ
今回のライネス、シオンのやったことよりもロビンの卑怯っぷりが際立ってた
ノラのためではなく罪悪感から逃れるために噛ませたのずるすぎるでしょ……
シオンが何年イニシアチブを維持していたかはわからなかったけど、そりゃあ綻びもするよ
それにしてもシオンの演技が光ってた
歌手としての松下優也しか知らなかったので演技にびっくりしました
あとキャンディの表情も仕草もめちゃめちゃかわいくて気づけばガン見してしまったなあ
今のところシリーズの他作品とのつながりはないっぽいので、繭期入門としてもとっつきやすいかも
病案本 分冊版91・92話 感想
引き続き謝清呈の過去回想
秦慈岩が謝清呈にRN-13を投与したのは、純粋に救いたいと思ったからでその気持ち自体は尊いものだけれど、医師としてはアウトな行為だよな~~
幸い謝清呈は両親を失ったものの愛されていた記憶があり、術後に秦慈岩の手厚いアフターフォローがあり、守るべき謝雪がおり、隣人として頼れる黎さんもいた
同時にもともと精神面がしっかりとしていて子どもながらに自立していた
だから後遺症の精神的エボラにも屈せず乗り越えられたわけか……
取り巻く環境が、ずっと悪化していく一方な賀予とは違いすぎる状況だったんだなあ
きっと謝清呈が主治医のままで最初の予定どおり十年間傍にいたらだいぶ違ってきたんだと思う
ふたりの関係性はもちろん、賀予の症状も
秦慈岩が殺されたのはきっとRN-13絡みだろうから、主治医を急に辞めた理由はそこに絡んでくるのかな
水が流入してくる部屋に閉じ込められ、天井まであと50cmしかない状態でのこの吐露がふたりの関係を良い方に運んでくれると思いたい
というか死なない……よね……?
#感想
鎮魂3巻 感想
大団円!!ハピエンで良かった~~~
2巻終盤の崑崙君の回想に嘘が混ざってたの、全然綻びに気づかなかったのでまじか……ってなったし何が正で何が嘘か趙雲瀾よりもわけがわからなくなった
まさか沈巍が騙してたとは……
あくまでも趙雲瀾のためで陥れる目的ではなくて、それも趙雲瀾=崑崙君への尽くし愛というかされたことを返しているというか、まあビッグ・ラブなんだなってことはわかった
でもせっかく死ぬときはいっしょだ!ってなって(死ぬのは嫌だが)丸くおさまってくれ~~ってこっちが祈ってる最後の最後で趙雲瀾の記憶を消して自分だけ死んでいくのはだめでしょ
沈巍お前~~~!!!ってめちゃくちゃ嘆きました
ほんとに郭くんがいてくれてよかった
つよつよなメインふたりではなくよわよわな郭くんがきっかけで万事よし!!になったの、物語の構造からしてもすごく上手くて、たしかに都合の良すぎる展開ではあるんだけどマジでありがと!!!としか言えないっすわ
メインカプはラブラブだし特調はいろいろありつつも仲良しメンツで今日も賑やかだし、郭くんと楚兄はおやおや……?だし、このメンバーのなんでもない日常をずっと見守りたい気持ちになった 特調ラブ
ところで外伝の前日譚は胸が苦しくなった……ラストにこれを持ってくるのか……
#感想
病案本 分冊版1~90話 感想
90話まで一気読みしてきました
えぐい!容赦ない!嫌なやついっぱい出てくる!
メインカプがまだくっついてないどころかラブになる気配がないどころかめちゃくちゃギスってるんですが……!?本当にくっつくんですか?信じていい?
すけべはしてる……でもレイプから始まり攻めによる無理やりな行為ばかりなので読んでて結構しんどい
中華BLではビッグ・ラブばかり浴びてきたのでこういう尖ったのを読むのひさしぶりです
攻めのことは正直まだ好きにはなれないかな
とはいえ悪辣かつ不安定な言動にきちんと逐一理由付けがされるので、まあ嫌いとまでは言わない……そうなるのもわからなくないってなる
攻めから受けへの感情はそれって愛では?と言えなくもないけど執着という言葉が今んとこはふさわしいかも
受けから攻めへの感情はまったくわからん!謝哥の考えてることまったくわからん……
事件の全容もわからんし今のところハピエンへの道のりが遠すぎるから不安なんですけど……
謝哥が90話付近でやっと真実(の一片)を話し始めたとこなので、ここからどう関係性やストーリーが変化していくのか先が気になる
賀予の血蟲のこともあるし、謝哥も精神的エボラだってわかったし、これから異能力バトルになったりするんだろうか
#感想
千秋2巻 感想
巻き込まれ体質の不憫な沈嶠、2巻でもめいっぱい災難に遭っててかわいそうすぎた
そしてまだLOVEになってない!
でもキスはした……晏無師からしたらおもちゃで遊ぶ感覚だろうけど……
初キスがディープキスでしかも人に見られてて(見せつけられて)沈嶠ほんとにかわいそう
>「ほら聞いてみろ、私の可愛い心の臓は今でもひどくドキドキとしているのだぞ!」
笑っちゃった!可愛くない!
こんなに可愛くない攻め、ひさしぶりに浴びた~
晏無師が沈嶠のことをしきりに「うちの阿嶠」って呼ぶのが好きで、所有物扱いしてるうちにじつは独占欲が芽生えちゃってないかな?とワクワクしてたところに手酷い裏切りをするものだから……本当に攻めの資格があるのか疑問に思ってるところ
桑景行との戦いでいっそうずたぼろになってからの大復活はウオオオ~~~ってなった
やっぱり主役が強いとテンションが上がる!この際晏無師より強くなってほしいな
晏無師は晏無師で奸計で死ぬ一歩手前までいって、沈嶠が看病する過程で今までとは立場が逆になり、BLになっていくのかな?
そう安易に考えてたら、まさか3人に人格分裂するとは思わないじゃん……
しかもそのうちひとりが「阿晏」なの厚かましいじゃん……オモロ……
続き待ってます
原神 魔神任務「ベッドタイムストーリー」感想
切ない……!!!
カリベルトのことも兄妹のことも切ないよ~~
ひさしぶりにダインに会えたのはうれしい
印象よりも幼い顔をしているな、って会うたびに思う
それとカーンルイアの五大罪人のことと天理が眠ってることがわかってテンション上がった
ダイン、お兄ちゃんがおったんか……!しかも罪人……預言者……
ダインの短冊でコメントしてるのが「自称、運命を覗く者」だから、きっとヴェズルフェルニルなんだろうなあ
そのコメントの「年長者と年少者が殺し合う」って、てっきりダインと旅人or姫様かと思ってたんだけどもしかして兄弟対決ある?あったらめちゃめちゃうれしい
記憶にしかいない失踪者、鈍いからカリベルトとは思ってなくて推理パートで名前出てマジで~~!?ってなった
もう死んでる意識体だけど、のちに蛍が言うように純粋で無垢で……彼も犠牲者で運命の織器を完成させるためのパーツなのに、世界も運命も恨まずにいられたのはすごいと思う
うちは空くんが主人公なので蛍ちゃんがアビスの姫なのですが、淡々とした喋り方すごくいい……!と思ったら空くんとの会話でだんだん感情が込められてきて「お兄ちゃん」の響きが本当に切なかった
なんでいっしょにいられないんだ……!
文庫版「天球儀の海」感想
キャラ文庫から復刊!ということでひさしぶりに読みました
坊っちゃんの希への気持ちを知ってるから冷静に読めたけど、(旧版では)シリーズ1作目なのにかなりえぐい展開だなあとあらためて思った
希が抵抗してないけど和姦じゃない・坊っちゃんがめちゃめちゃつらくあたってくる・ようやくくっつくか……?ってところで手首切り落とされる・坊っちゃんが特攻にいく
その後再会してハッピーエンドになるとは思えないほど打ちのめしてくる……初読だとどうあがいてもBLゲのBADエンドだよ……
でもめちゃくちゃしんどかったからこそ、小倉で再会してからの平和な日々がいとおしくてたまらないんだよなあ
再会して即同棲が始まるわけで、きっと2nd初夜があっただろうからそこが読みたくて暴れそう
尾上先生の文章はモチーフの使い方が非常に上手くて、キャラの心情とリンクさせたり思い出に寄り添ったり、すごく印象に残るとしみじみした
ジャノヒゲの実、トンボ玉、ルリビタキ、そしてシリウス
もちろん「天球儀」も「海」も冒頭の出会い回想のシーンで出てきて、そして終盤にもきちんと回収してくれるていねいさが好き
大好きシリーズが絶版を乗り越えて復刊&電子書籍化してくれたので、おすすめしていこうと思います
烈火澆愁 タテヨミ漫画0~56話 感想
アニメ版最終回のすぐあと、過去回想なのか明晰夢なのかよくわからん状態でキスしたところで終わった……!!その後どうしたかめちゃめちゃ気になるんですけど!?
魔翻訳に手を出すのをまだ踏みとどまっているうちに原作邦訳版が出てくれることを切に願います……
基本的にキャラデザや服装はアニメのほうが好き
漫画は服や小物が簡略化されてるのか、異控局の特能人や武器持ってる人たちがバトルのときにふつうのスーツ着てて違和感あった
というかプロローグがいちばん作画良くて、だんだん雑になっていったような……せつないね……
でもアニメでわかりにくかった過去の話や互いを知っていく過程が丁寧に描写されてるので、補完としては充分楽しめた!
漫画はBLなので陛下の裸体にけっこうどぎまぎしてた気がする
でも恋の芽生えよりも先に最終回を迎えてしまってくやしい
(感情に関しては逆にアニメ最終話のほうがBLだったかもしれん)
ただ宣璣くんは男も女もどっちもいけるみたいなこと言ってたけど、現代社会で生活していく過程で誰かとそういう関係になったことあるのかないのかはっきりしてほしいよ
あと陛下が宣璣くんのこと「妖怪の小僧」って呼ぶけど「小妖」呼びのが100倍かわいいと思うんだな~
スタレ ピノコニー「私たちの時代で」感想
前回に比べるとストーリー進行がちょっとテンポ悪いというか、冗長だな……って感じる部分があったんだけど、トータルでの満足感は高かった!
ラスボス戦は途中でロビンの歌が流れて、これこそ予定調和なわけで、でもテンション上がった~~BGMの力はすごい
多数の陣営が入り乱れ、真実と嘘、現実と夢も交差し、どんでん返しが多い複雑すぎる話がよくきれいにまとまったなあ……
人が前へ進む、その純粋かつある意味利己的な力を信じるということ、それこそが「秩序」に対抗する自由な「開拓」の道っていうほよばらしい王道ストーリーに着地して良かった
新キャラのブートヒルくん、ギザ歯と独特な語彙がかわいかった!
あと刃ちゃんが車の運転してて度肝抜かれた
しかも免許持ってるってまじか……ブレーキ踏まなさそうなのに免許取れるんか……
推しの景元も出たし飲月とのダブルアタックも見れてあのときの興奮が最高潮だったのに夢だったのかなしいね
サンデーに関してはどっちが悪いというわけでもないかな……というか、賢く優しく真面目なひとが理想を突き詰めた結果の話だから彼にこそ休暇をあげてほしい
>「社会の理想的な制度は「週休7日」であるべきだと考えています」
最高のセリフ
天官賜福 邦訳版3巻 感想
両片思いっていいな……!としみじみしながらひとまず2周読みました
殿下→花城の気持ち、早く誰かそれは恋だよって教えてあげてほしい~
金枝玉葉の貴人にもやもやしたり密着しすぎて勃起したりえらいことになってたのにまだ気づかない……やっぱりMXTX作品の受けだから……
花城は花城で思いが高まりすぎてるのか色々やらかしてて微笑ましかった
「結婚しよう」はうっかり口滑らしちゃったんだろうな……あとで俺は廃物だ……って自己嫌悪してそうでかわいいね
絶境鬼王ともあろう者が殿下を前にするとただの恋する少年になるの、好き
そして水中キスが3巻の山場かと思ってたらめちゃめちゃたくさんキスしてた……慈雨のくちづけどころか大雨洪水警報レベルでありがとうございます
地師と風師の件はやっぱりつらかったね……
ネタバレくらってたので大筋は知っていたけどしんどいものはしんどい(けど正直好きな展開なので双玄に興奮してしまった)
賀玄の復讐は成し遂げられたとはいえ、彼の両親も妹も婚約者も生き返りはしなくて、血社火での賀玄の結末に対して「善も悪も幸せになっていない」って言っていたの引きずるように、黒水と風師と水師についても同じように誰もハッピーにならなかったのがきつい
続き早く読みたい!
烈火浇愁アニメ7~12話感想
12話でようやく陛下が宣璣くんの名前を訊いて、宣璣くんが対陛下の気持ち(危険だとわかってるのにフィルターかけて見てしまう)が自分でもよくわからん~ってなってるのを仲間に「愛」と言われ、でもバイバイしちゃうエンディング
陛下の過去の全貌も事件の真相もそもそも宣璣くんの正体もわからないままで終わってしまった……!
全話通して騙し騙されが頻発するから何が真実なのか理解しきれず、これはやっぱり原作を読ませてほしいやつだ~
そして騙されまくり&利用されまくりの阿洛津がかわいそう
生前の陛下は阿洛津を御せない上に臣下にめちゃ不満持たれてたけど、アニメの描写だと仮面の師匠の計略を加味しても管理能力不足なのよな……単にアニメ化にあたって省略されてるのか、続きでまたエピソード出てくるのかわからないけど、そこがとても気になった
それにしても宣璣くんに髪を洗わせてるときの陛下が色っぽくて最高!!!
その数話前のどこかで「朕の髪に触れたら処す」みたいなこと言ってたのにね~~~
あと宣璣くんの正体、もしかすると陛下の剣霊なのかな……?やたらと剣の話が出てくるし、風神の前のボスの刀霊の事情を重ねてきたからなんとなくだけど……
ひとまずアニメ続編&邦訳版小説を待つ!
烈火浇愁アニメ1~6話 感想
見ようと思いつつ機会を逃し続けてたんですがやっと視聴できた~!
鎮魂と同じように舞台は現代だけど大昔(3千年前)からの因縁があるPriest先生作品、ということでやっぱり専門用語が多い!中国作品になじみがないと初見はとっつきづらいと思う
ビジュアルもちょっとクセが強いかも……下まつげ多めで個人的にはありがたいです
6話までの時点ではBLっぽさも全然なくて、事件を追っているうちに職場の闇やら歴史の謎やらに次々巻き込まれていく感じ
というか6話でやっと陛下が誰なのかがわかる
しかし生前は人族の王?だったらしい陛下がなんで魔に堕ちたのかとか、そもそも宣璣くん自体が何者なのかもまだわからない……
でも初対面から受けの陛下が攻めの宣璣くんに対して好感度高めで、たぶんそれもきっと過去の因縁絡みなんだろうな~と思うと続きが気になってしまうんだな
陛下が宣璣くんのこと小妖って呼ぶのかわいくて好き~
でもこのふたり、まだ互いに自己紹介すらしてないんだよな……
今ふたりの思考がつながってて考えてることが筒抜けというおいしい状態なので、できればBL場面が見たいところ
ほかキャラでは阿洛津のビジュアルが好み!
陛下に対していろいろ感情をこじらせてそうで、湿度高くて良いです
お父様の伝説任務 感想
公式アニメ「燼中歌」、見るべき
https://www.youtube.com/watch?v=Hie1ZtyqOys
物語を第三者視点で見たいなら伝説任務の前に、旅人視点なら後に見たほうがいい
お父様は魔神任務を済ませただけだと謎が多い人物なので、なじみのあるリネたちに寄り添うかたちの話運びがとても良い
リネットの登場時のジト目がめちゃめちゃかわいかった~
お父様観察するぞ~ってなったらタルタリヤ出てきてびっくりしちゃった
あのひと魔神任務では重要な役割を担ってたのにほとんど喋ってなかったから元気そうで何より……と思ったら怪我治ってなくてゲホゴホしてるしかわいそう
でも相変わらず弟たちのことになると話が長くてブレないな
ヌも出てきてありがたいことこの上なかった
緊張感高すぎの会話だった……
鈍感なので任務ラスト付近になってようやくヌとお父様の比喩しかない会話の意味がわかったよ
お父様との戦闘は難易度高くはないけどお父様がマジでかっこよくて、やっぱり変身もしてくれて、週ボス通うのがたのしみになっちゃうな
変身後含めてビジュアルが本当に好き……お気に入りは足首のフリルとピンヒールです
ところで少女たちの友情の話でもあったわけで……
「元気でね」「来世で会おう」で泣いちゃったね
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 感想
戦争と国の縮図である村をゲゲ郎と水木がぶっ壊す話……なのだけど、ゲゲ郎たちは破壊が精一杯で結局救いたい人らを救えず、ヒーローにはなれなかったんだなあ
禍根を断ち切る力を次代に受け継がせた結末は、正直なところちょっと悔しい……子どもには親を含めた過去の因果に縛られず、自由に生きてほしいのよ
あと鬼太郎の母も結局子を産む母としての役割が強くなってしまって、それはたしかに未来に種族が続くためには必要なことなんだけど、産むこと以外に女性が持つだろう力や幸福を描いてほしかった
というか、力を持たない者も踏みつけられずにいられる世界が見れたら、私にとっての本当のハッピーエンドだったかもしれない
でも反戦含めて現在もなお続く社会問題などに対するメッセージ性が強く、かつとてもストレートに響いて、そういう主張をとっかかりやすいエンタメでみせてくれたっていう事実は快挙だと思う
好きなシーンは高いところのテラス?でゲゲ郎が長田率いるなんとか衆と凶骨と戦うところ!線をわざとゆらゆら描いてるのか、スピード感と臨場感がたまらなかった
文句というか願望を詰めた感想になったけど、総括としてはおもしろかった!と自信持って言えます
ところで鎧飾りの鼻に指突っ込んで隠し扉開けるの笑っちゃったね
#感想 #映画
OVA 薄桜鬼 雪華録 感想
薄桜鬼プレイ済&好きなキャラがいるひとのみに向けたオムニバスストーリーでした
風間千景の膝小僧が見たいひとはぜひとも六章をよろしくお願いします
話のメインはオリジナルだけど各キャラそれぞれ、ゲーム内のエピソードを一部混ぜ込んでた
千鶴が前にも島原に潜入してるようなので、時系列でいうと随想録を経てるっぽい
御陵衛士が抜ける直前の平和な京が舞台の話なので、不穏匂わせはありつつも血は出なかったな 暴力はあるけど喧嘩と取りしまりレベルで済んだ
それにしても使い回しシーンでかさ増ししすぎ~~~!
オムニバスだから仕方ないのかもしれないけど、メインの人たちが同じ時間・場所にいると同じシーンを何度も見せられることになってしょんぼりした
あと一部キャラが潜入任務中もボケ連発しててありえないじゃろ……ってなった……ギャグパートとそうでないパートのメリハリはきっちり付けてもらわないとキャラ崩壊しちゃうので、安易に馬鹿なふるまいをさせないでほしい
というか千鶴に芸妓をさせるあの任務自体が好きではないんだなって自覚しました
とはいえ風間千景の膝小僧・オリジナルエピソードの数々は風千好きにはたまらんだろうし、土方さんの素直(すぎる)句もいっぱい聞けてそれはそれで良かったです
#感想 #ova
ゴジラ-1.0 感想
終戦直後が舞台で反戦描写があるときいたので観ました……が、主人公が特攻に囚われたまま終わるのかどうかが怖くて正直ゴジラより人間にビビってた
でも正体不明の怪物としてのゴジラの表現はすごいうまかったな~!まず現れる前に深海魚が浮いてくるというのがホラーみあるし、あんなデカブツが海を我が物顔で泳いでくるのもゾワッとした
昭和の銀座の町並みが破壊されていくシーンも圧巻だったけど、やはり水の表現がめちゃめちゃ良かったと思う
ゴジラ、海から来るいきものだし
海神作戦開始!でゴジラのテーマ曲が流れるのもやっぱり熱い
いちばんテンション上がったのは震電!飛び方やばすぎ~
ゴジラパートとヒューマンドラマパートが同時進行するけれど、人物の描写は目新しくはないな……というのが所感
主人公とヒロインとアキコの疑似家族がもだもだしてる中、最初は毒吐いてたけどなんだかんだやさしくなっていく近所のおばちゃんが好き 主人公一家はもっと感謝するといい
銀座が破壊される中でのヒロインが電車宙吊りしたり落下したり主人公に出会えたり……のあたりはだいぶツッコミどころが多かった
というかラストの黒いアザ?はなんなの……
ゴジラが海中で復活してるのはいいとしてそういう不穏要素を残したまま終わるのやめてほしい
#感想 #映画
20歳以上 | 中華BLとゲームが好き | ハンドメイドとかドールとかぬいとか