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『TOKYO '96』(Keith Jarrett)

キース・ジャレットのピアノもさることながら、ドラムのジャック・ディジョネットが良い仕事している。ピアノの繊細さを活かすほど同じく繊細な演奏。ニュアンスが豊富っていうのかな?
ところで、ついに「このフレーズ、あの曲で聴いたことある!!!」ってやつに出会えました。ジャズを聴き始めて1年、かなり良いアハ体験でした(「It Could Happen to You」が「Bye Bye Blackbird」に使われているフレーズを含んでいた)。フレーズを聴き取れるようになったこと、データベースが充実したことと二つの点で嬉しいですね。

2023年11月からジャズを真面目に聴き始め、本日2024年9月23日に100枚に達しましたのでご報告致します。

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240923 ジャズ100枚聴いた。 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20

トップ5は以下の通り
Art Blakey:11枚
Miles Davis:9枚
Bill Evans:6枚
Oscar Peterson:6枚
Keith Jarrett:5枚

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去年の11月からジャズ100枚聴いた(ひとつだけライブがあったので正確には99枚やけど100枚ってことにしちゃおう)。

『Portrait In Jazz』(Bill Evans)

端正やねえ。トリオの各パートに聴かせどころのあった1967年録音の『At The Montreux Jazz Festival』と比較すると、1958年の本作はビル・エヴァンスがリードしている感がある。そして、そういう構成だからこそ「Autumn Leaves」「Blue In Green」の良さがある。月並みですが、「モダンジャズ聴いた~」って気持ちになれました。

『At The Montreux Jazz Festival』(Bill Evans)

ピアノのビル・エヴァンスがリーダーだが、彼一人が支配することなく、ピアノ、ベース、ドラムの三者のそれぞれに聴かせどころが設けられている。ベースとドラムだけのパートも数多くあり、聴かせる。全体を通して落ち着き払った一枚で、心が安らぐ。

『Gretsch Drum Night At Birdland Vol. 2(Live)』(Art Blakey他)

ドラマー4人がストイックにドラムを鳴らす。コンセプチュアルだが難解。

『The Bill Evans Album』(Bill Evans)

面白い! ビル・エヴァンスが電子ピアノも使う一枚で、モダンジャズのファンからは評判が芳しくないらしいんですが、2023年にジャズを聴き始めた人(つまり、電子音楽とか日常的に聴いてる人です)にとってはスゴい格好良く聞こえた。電子ピアノとアナログ楽器のパッチワークが綺麗に繋がっている。「Waltz for Debby」もいいね。

『Infinite Search』(Mitoskov Vitous)

モダンジャズからフュージョンへと時代が移ろう端境期を代表する一枚。モダンジャズの味わいがまだ残っており、かなり聴きやすい。マイルス・デイヴィスの『Bitches Brew』からの影響があるとの記事を読んだが、たしかに感じる。

投資の本についてまとめました。歴史を追うように読めばいいというものではないのが読書の愉しみかと思います。

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240920 グロース投資の本の紹介 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20

『生成AIの法的リスクと対策』(福岡真之介、松下外)

類書の中だと微妙……。平積みになってたから一番売れているのだろうが……。論点は出されているが、それが整理されていない(生成AIに固有のリスクなのか、そうでないリスクなのか)印象を受けた。

『Answer to Remember II』(Answer to Remember)

現代的な音の多さに私のリテラシーが足りてない気がする。また訓練を積んだら聴きます。

まだ最序盤なので、同じく宇宙飛行士を目指す『宇宙兄弟』の序盤のように宇宙飛行士の選抜試験(の模擬)をやるという点では似ているのだけれど、人間とその関係の作り方(主人公二人はどちらも大きな欠損を抱えている)に大きな見どころがありますね。

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売野機子の『ありす、宇宙(どこ)までも』を しました! ワクワクするまんがだ! 主人公となる中学一年生二人の距離感が絶妙で(一見すると教導する男子と導かれる女子という構図に見えるが、きちんと読めば、男子は数少ない理解者である女子に大きくエンカレッジされていることがわかる)
今すぐ読んで下さい!!!
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『株式売買スクール実践編 成長株早期発掘法』(ギル・モラレス、クリス・キャッチャー)

読める部分は読みました。オニール、ミネルヴィにのさらにアップデート。フォロースルーデーを神聖視しないようにというのはなるほど感あった(その間にも伸びている銘柄はあるので)。本書の特長には、チャート読みのためのドリルが付いていること。ゆっくり解いてみよう。

『Mulligan Meets Monk』(Thelonious Monk)

ツカミの「`Round Midnight」が凄い。セロニアス・モンクのナンバーに負けずにジェリー・マリガンがサックスで聴かせる。タイトルに偽りなしの「Meets」だった。

『Sometimes, Late At Night』(Jharis Yokley)

柳樂光隆氏の紹介ツイートがきっかけで聴きました。ドラマーのJharis Yokleyは、手数が圧倒的に多くにもかかわらず正確に叩き続ける。柳樂氏は「人力ドラムンベース」と評していたがまさにその通りだ。これが打ち込みではなく、人力であることに(誇張ではなく)感動する。もし叶うならライブで生で味わってみたい。

『Interplay』(Bill Evans)

1曲目「You And The Night And The Music」が飛び抜けて良い。フレンドリーなメロディが少しずつアレンジを変えられながら繰り返されて印象的。特にトランペットが加わるのが素直格好いい。メロディの繰り返しからのソロがイケてる。各楽器とも聞き応えがある。

今回(氏の本から得られるものは少ないとわかっていたにもかかわらず)読んだのは、その「塾生」の体験談が載っているからだったのだが、流石に薄味過ぎでした。

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