いや、ジェイムズ・クリフォードは勉強するならみんな名前ぐらい知ってたと思うよ。04年に出た『西洋美術研究』10号をリアタイで読んで、すでに油性マジックで私はチェック入れてるよ。美術プロパーでもない私が。
三元社の『西洋美術研究』って、「日本だとどうしても保守的歴史研究多いな〜。でもたまに興味を引く論考もあるじゃん。さらに読むなら英語圏の『Representations』(https://en.wikipedia.org/wiki/Representations )とかニューアートヒストリー以後のジャーナルを掘るしかないか〜」ぐらいに考えてた。
四季賞に関しては、去年ぐらいにこの記事読んで、「いやーこれだと認識が古すぎるな…、90年代後半〜00年代前半よく読んでた読者のイメージすぎる」と思ってたんだが、
https://note.com/afternoon_manga/n/n3f0592ebb1cf
この記事の方がアフタ編集部が正史にしたい「この10〜15年の錚々たる受賞者一覧」かな。
https://note.com/afternoon_manga/n/n5a81600d925c
05年にヤマシタトモコ受賞だが、アフタでのBUTTER連載は2010年で、それまでBL漫画をあちこちで描いてたわけだから、
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤマシタトモコ
やはり、受賞作品と短編はすごいが、連載企画にまでスムーズに行かない傾向があるように思うなあ。
近過去四季賞受賞作をちょいちょい見繕って読んでた。
呪術廻戦渋谷事変を、「労働者としてのストレスフルな生活」要素を足してうまく改造したような作り方だな
“四季賞、こんなにガン責めでいいんだ。めっっっちゃよかった。お手本みたいな作品。
https://comic-days.com/episode/316112896867009003 ”
https://x.com/gagaga21480621/status/1588771583455563777?s=61&t=GC7VSa4PcXnbn5H8qsel2w
水田マルは今作(2022夏)の後、もう一度四季賞で受賞し(2022冬)、それから裏サンデーで『アヤシデ』で連載化か。
2002年にラトゥールとヴァイベルが仕切った展覧会で、グロイスやモンザン、オブリスト、ガンボーニ、ベルティングなど錚々たるメンバーが集まった。
https://web.archive.org/web/20160203131225/http://www.iconoclash.de/
たしかにもっといろいろ論点あってもいいかもなーと思うが、これも読むか、となる言及。
“翻訳小説の女性登場人物と現実の女性の会話を比べるのではなく、翻訳小説と日本の小説を比較してほしいけど。けど勉強。”
https://bsky.app/profile/shambhalian.bsky.social/post/3l3wiai2rnk2w
リメイク版ロマサガ2、こんなルックになってるんや!驚いた。
小林聡美イラストの時点で最初から男女両方狙いだったが、グッと明確になったな。
@hito_horobe イオンのビレバンは「ネットのオタク漫画読みに近い良いチョイスじゃん」というふうに眺める場所っすよ。私はビレばんで1〜2巻ぐらいのタイミングで着せ恋を見つけてたよ。まあ店舗ごとの個別差はそれなりにあるだろうけど…。「オタクショップほどコラボできてない系列」って感じ
「ウェブアテンションを稼ぐ四季賞に食いつく」と「青年誌なんか蛮族みたいなもんだし滅びれば良い」というフェミニストにおける暗黙にジャッジ(まあグラビア表紙に代表されるようにイメージビデオみたいな世界っしょという認知は間違いではない…)は、両立させると行動指針に一貫性がなくなるので困る。なぜなら四季賞はめっちゃ青年誌の漫画賞だから。「勝ち馬としてのウェブアテンション・ウェブ井戸端会議に全乗っかり」という悪い筋の方が透けて見える。
ちなみにそこで私は「四季賞はたしかにおもろいのが出るんだが、これが連載やIP商売につながるかというと…?」という立場になってしまう。
一貫性のなさを欺瞞にしないためには、「講談社は短編雑誌・短編アプリ作れ。そして期待に応えろ」の主張を誰かがやり始めることなんかなあ。
あまり書き物ができてない。