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しかし 

なぜ私がそういう思想的なものを持てていて人生大丈夫!みたいなスタンスでいられるかというと、それは私の手柄とかではなくこれまで長いあいだ勉強をさせてもらったりいろんな国に行ったり住んだり一時期アホほど映画を見たり目立ったハンデもなく健康に生活できたりひらたくいうと恵まれた人生を送ってきたがゆえの産物なので、無形の資本というべきなんじゃないかと思う。私はあんまりお金を稼がないから有形の資本を形成するような人生ではなかったけど、無形資本はかなり形成した。資本もってるマンの自覚をもって社会還元などしていきたい所存ある。

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職について 

人生であんまり職を保持してないから言えた義理ではないのだが、今自分の人生のこの時期になってほんとに「職に貴賤がない」ということが感覚で理解できてきた。みたいな気がする。

言うて我々は「職に貴賤がない」というコンセプトは理解していてもどっかでなんか貴賤を内面化してるというか社会的に高い職と低い職があるよね、みたいな概念は持っているもんだと思うけど、そういうことは了解したうえで心の底からまあそういうことは私には関係ないかな、という気持ちになってきた。私はどんな職をもっても基本的には大丈夫な人だと思う。私には私の人生を生きるための思想というか世界を見るレンズみたいなものがあるから、どこにいてもだいたいは大丈夫。

夏のお仕事、終了 

2か月間ひたすらクライアントさんと街中を遊びまわるという夏のお仕事が先週で終了。美術館、博物館、科学館、動物園、クルーズ、アイスホッケースタジアム、ショッピングモール、市場、映画館、公園でピクニックetc。いやー人生でいちばん遊んだ夏だった。小学生を育てているとしてもこんなには遊ばんというくらい遊んだ。すばらしい夏でした。

今週からはセンターでの通常のデイサービスが始まるとのことで、私もひきつづき週2で働くことにしました。

何が良いって、ここで働くために履歴書の提出も採用面接もなんもなかったところがすごくいい(ボランティアからの紛れ込み)。いつもこういう感じで職を得たい(切実)。

今年後半は映画館に復帰したい。ちょっと遠ざかってたけど意欲が出てきた。毎週新しいの見よ。

「Trap」と「Blink Twice」というスリラーを連続で見たから思うけど、シャマランのスリラーって「奇妙」かもだけど「怖い」「胸糞悪い」みたいなことあんまないよなって。私が忘れてるだけかもしれんけど。

「胸糞悪さ」って劇中の悪意とか理不尽とかによるものだから、胸糞悪いものを創作するにはある程度のモラルがないといけないという説がある。「奇妙」はモラルがなくてもできると思う。たぶん。

「Blink Twice」見てきた。セレブパーティのウェイトレスとして働くフリーダ(ナオミ・アッキー)は大金持ちのIT実業家(チャニング・テイタム)と出会って意気投合。彼の所有する孤島での夢のようなバケーションに招待されて有頂天になるが、その島では何か奇妙なことが起こっていて…

というスリラーでゾーイ・クラヴィッツの初監督作。意欲作でセンスもよくて面白い。ただ映画の最初に「権力の濫用および性的暴力のシーンあり」という警告が出るのでそういう映画だし、何も知らないで見たほうが絶対面白いが何も知らないで見ると精神的ダメージを受ける可能性があるタイプのやつ。メンタル今大丈夫の人にはおすすめ。

そういえば「Borderlands」も見てた。ふつーのポストアポカリプスものとして私はふつーに楽しく見てなによりケイト・ブランシェットの賞金稼ぎ役がかっこよかったのでよかったんだけど、原作(ゲーム)の原型を留めてないみたいでわりとインターネットではおこられているが原作をしらん人にはあまり関係がないのだった。

シャマランの新作「Trap」見てきた。いやーすごかった。そうはならんやろの嵐が。3分に1回くらい怒涛のそうはならんやろが発生してた。頭のいい小学生の考えた話みたい(けなしてないです)。

人生の有限性を見つめる係 

として気になることがあるんですけど人生の有限性の話する人ってライフハック系の人とか自己啓発系とかビジネス系の人多いじゃないですか!!!! 人生の有限性を自覚すればより頑張れてより「今」に全力投球できてより充実した人生が送れる的なことでしょ(よく知らんけどイメージ)????? でも私は幼少期から人生の有限性を見つめてきた係の人としてそれちょっとノリ違うかなって…いやほんとに??人生が有限であるというこの自己存在に関わる大問題を見つめたときに明日からライフハック一生懸命やろうみたいな気になる????充実とか生産性とかそういうこと気になる????人生が有限なのに??????っていう驚愕がぬぐえない。ほんとに。私はずっと見つめているけどただそこに立ち尽くしているだけですよ。

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私が「火垂るの墓」面白かったのは 

主人公に有責性があるからです。主人公の行動に瑕疵があるのは短所じゃないよ長所だよ。だってそうでなかったらなんも面白くない(有責性過激派)。

観客って一般的に有責性のあるキャラクター嫌いなんですけど(なぜなら観客は登場人物の誰よりも自分が賢いと思っているから)(そういうもん)私はだからこそ有責性のあるキャラを見ると「あっお前は我々観客の気分がいいように作られたキャラでなく【ヒューマン】なのね…」ってなるので好きです。

しかし「火垂るの墓」に限っていうと主人公の有責性ってべつに大したもんじゃなくて子供ならあんな感じってくらいだし(いや普通の14歳ってあんなに妹の面倒見られないと思うけど)。機能している社会であれば子供が子供でいるだけで死んだりしない。「機能停止している社会」「福祉という概念の存在しない社会」の描写としてすさまじく解像度高いなと思うので火垂るの墓好き。

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私ジブリをほとんど履修してなくてなんとなく伝聞とかテレビで見かけたとかで内容知ってるけど最初から最後まで見たことあるのほぼないんですけど、今見たら全部すごい面白いという可能性あるな。大人になって見たほうが面白いやつ多そう。

8月15日だったから思い出したけど何年か前に「火垂るの墓」を初めて見た(幼少期に見たかもしれないが完全に記憶なし)らすごい面白かった。あの映画すごい面白いよね。すごくない???

急に言い出すんだけど私が書いてきた二次創作なんかちょっと全部悲しいよねっていうかそういう主題でもないのにいつもなんか寂しいオーラあるよねという疑惑が囁かれてて(どこで)でもそれはそういうもんというかだって人生は有限だから、有限のものってどうしても寂しみは出ちゃうよねという気持ちある。人生の有限性を見つめつづける係の人です。

書類を書いてお金もらう人生 

気がつけば奨学金とか助成金とか書類を書いてお金をもらう作業をけっこうやってきた人生だった。そもそもカナダに来てPhDやってた間の学費生活費も奨学金で出してもらったし。しかも私はそれをそこそこ当たり前だと思っていた。書類を書けばお金がもらえると思っていたから(すごい恵まれた人生の人特有の鼻持ちならなさ)。

今のデイケアセンターのお仕事とかは限りなく最低時給なんだけど、あのころにたくさんお金をもらったから経済的にもまだ余裕あるし、もらったお金を労働で社会に還元していこうという所存などはある。安い給料ではたらくぞー。

数か月前にペット用医療費支援NGOのために書いた助成金の申請が通ったとの連絡。よかったよかった。お金っていいよね。お金って最高。たくさんほしい。

やっぱ物語でいちばん脳髄から面白いのって「倫理」の部分だから…。倫理のないやつの面白さには天井がある。

私はシャマラン監督の作品が出たら自動的に見ることにしてるんですけど、それはなんつーかいつも「アイデア」があるからアイデア持ってくる人のやつは見たいなっていう気持ちがある。ただ思想とか倫理とかはないから私がすっごい面白い!って思うことは一生ないんだ。(暴言ぽい)

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あれ今公開してる「Trap」ってシャマランの新作? 見る見る~。

夏のお仕事(医療インシデント) 

はじめてクライアントさんのてんかん発作に遭遇した。15秒くらいの短いやつだったけど。これまで一回も遭遇したことも勉強したこともなかったけど「あっこれなんらかの発作だ」とわかる、わかりやすいタイプのだった。クライアントさんは幸いそのあとふつうに元気でした。なるほど発作ってあんな感じなのかー。

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