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8月15日だったから思い出したけど何年か前に「火垂るの墓」を初めて見た(幼少期に見たかもしれないが完全に記憶なし)らすごい面白かった。あの映画すごい面白いよね。すごくない???

私が「火垂るの墓」面白かったのは 

主人公に有責性があるからです。主人公の行動に瑕疵があるのは短所じゃないよ長所だよ。だってそうでなかったらなんも面白くない(有責性過激派)。

観客って一般的に有責性のあるキャラクター嫌いなんですけど(なぜなら観客は登場人物の誰よりも自分が賢いと思っているから)(そういうもん)私はだからこそ有責性のあるキャラを見ると「あっお前は我々観客の気分がいいように作られたキャラでなく【ヒューマン】なのね…」ってなるので好きです。

しかし「火垂るの墓」に限っていうと主人公の有責性ってべつに大したもんじゃなくて子供ならあんな感じってくらいだし(いや普通の14歳ってあんなに妹の面倒見られないと思うけど)。機能している社会であれば子供が子供でいるだけで死んだりしない。「機能停止している社会」「福祉という概念の存在しない社会」の描写としてすさまじく解像度高いなと思うので火垂るの墓好き。

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