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私は人がバタバタ死ぬ映画は好きなんだけど、それはだいたいすべての人が無差別にバタバタ死ぬから好きなんで、モブの命が1円くらい軽さの一方で仲間とか家族とかいう概念(=命が地球くらい重い人たち)があるやつはあんま好きじゃないんですよ。あまりの重量差で腰をいわしそうになるから。

犬ずっと舌出てるのCGじゃなかったんだ!(デッドプール&ウルヴァリン見ました)

急に思い出したけど数か月前にオリビア・コールマンとジェシー・バックリーが競演した「Wicked Little Letters(リトルハンプトンの怪文書)」見てました。ひなびたイギリスの田舎町に下品な罵詈雑言が飛び交う! 楽しくてやがてしんどいフェミニズム映画だった。なんかさっき見たら日本で9月に配信開始する?らしいので。

私はいつだって私のこの狭い見識を広げてくれるものを求めてるんだ。目に映るすべてのものに意味がなきゃいけないという極めて狭くそして危険な認識からできるだけ自由になりたい。だからよくわかんねえ映画とかどんどん見ていきたい。

「Longlegs」がどんだけハードコアかというと 

全編見てもなぜその殺人鬼が「Longlegs」って名前なのかまったくわからないし、ちょっとググったところ監督権脚本の人が「別に意味はない(意訳)」って言ってました。タイトルにもなっているメインキャラの名前にだってとくに意味はない。それでいい。

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「Longlegs」見たよー 

90年代アメリカ、FBI捜査官のリー(マイカ・モンロー)は捜査中に異常な勘の良さ(透視能力?)を発揮したことをきっかけに、過去数十年間にわたり発生している未解決連続殺人事件の担当に回される。幼い娘をもつ一家が惨殺されるという事件だが、現場にはいつも奇妙な暗号と「Longlegs」の名が残されていた。そんなリーの過去にはなんかよくわからん白塗りの男(ニコラス・ケイジ)の記憶が…

…というあらすじなんだけどまあそれはぶっちゃけどうでもいいっていうか謎解きとかプロットとかそういうんじゃなく今ここにあるこの奇妙でホラーな瞬間とすごく映画的な演出を楽しもうぜ!っていう感じの映画です。何を語るかじゃない。どう語るかなんだ。

私はけっこう好きだったけど人に薦めるかというとそうでもない。過去も未来もなくその瞬間にだけ生きられるとかどんなニコラス・ケイジでも見たいとかのハードコア人生ヤーは観に行ってください。

今日デッドプール3の公開日なんだって! というのも仕事先とボランティア先で人々が今日公開だね!と話していたからです。最新映画の話題なんて普段ほとんど出たことないが?! もしかしたらすごいヒットするのかもしれない。

なお夏のお仕事の同僚ダニエルにグレン・パウエルが好きで〜という話をしたら「ああ、あのいつも同じキャラ(=自信家でウザいやつ)演じてる人ね」と言ってたのですでにタイプキャスティングで一般に認知されていた。有名人だ!(Hidden FiguresとかDevotionとかそうでないのもあるやで話はした)

「Twisters」見たよー。話としてはお約束の連続だがそれゆえになんだかんだで最近の作劇だな〜と思う面が多かった。物語のお約束、変わらない点もあれば変わりゆく点もある。

「Inside Out 2」見た〜。あとニコラス・ケイジが連続殺人犯をやるらしい「Longlegs」と、グレン・パウエルが出てる「Twister」は見たいかな。

デヴ・パテル主演「Monkey Man」見てきた。舞台はインド、ジャンルはクラシックな復讐譚アクションムービー。悲惨な過去を背負った名無しの青年が仇をつけ狙う…やつなんだけど、えらいウェルメイドな出来。見てる間は知らなかったけどパテルが初監督もしてた。前途有望~。

「あんな内容のないものならだれでも書ける!」とか主人公は思っただろうけど、内容のないものを書くのってそれはそれで才能なので、内容のない小説部門ポッと出のこの主人公にはできてないと思う。ぜったいなんかめんどくさい、物語に意味や意義や思想を与えること書いてる。プロの書き手といえど人格をそんなに消せるもんじゃないぞ絶対にやってる。

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でも私が思うにこの主人公のことだから、いくら「ベッタベタのくっだらない小説を書いてやるぞ!」と意気込んだところで隠しきれてないと思うんですよね、文学家たるめんどくさいところが。そういう滲み出るややこしさと超通俗的な内容がスーパー化学反応を起こして皆にウケたんじゃないかと思うからモンクはもっと喜んでいいよ(まだ見てる途中)。

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「アメリカン・フィクション」見てるけどおもしろい。おもしろいっていうかいい映画だ。
志高い小説家のモンクが”黒人作家らしいものを書け”という世間の抑圧への皮肉のつもりで書いたベッタベタの小説がめちゃくちゃにウケて…という展開がメインではあるんだけど、そういうハチャメチャな虚構と対比して現実のモンクの人生はあくまで厳しく悲しく時にファニー。その現実部分の描き方めちゃうまいというかそれがうまいことで本来の目的を達している感ある。

先日ボランティア先の人と話してたら、ヨルゴス・ランティモスの「Dogtooth」を09年カンヌ映画祭の上映で見たという人がいて、上映中に次々と観客が出ていくわ、気分を害した人が大声で文句を言いだすわですごいカオスだったらしい。「内容は覚えてないけどすごい雰囲気だったことは覚えてる」とのことです。現場からの報告、貴重。

なんで「Argylle」を見たかというと、「Mean Girls」を見るつもりでチケットも買ったのにごめんね機材不良で上映できません☆と言われたのと、かわいい猫が出ているからです。かわいい猫かわいかった。でも劇中人物には人の心がないので猫への愛もそんなにない。あの程度では愛とは認めません(モンスター猫ペアレント)。

「Argylle(アーガイル)」まあ楽しくないとは言わないけど人の心がないカカシが書いたみたいな話だったな。そうはならんやろの嵐。たぶん人間界ではまだ修行中なんだと思うからがんばってほしい。

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「Argylle(アーガイル)」引き続きなんの配慮もないバレ 

いや現実のブライス・ダラス・ハワードとサム・ロックウェルに物語中のヘンリー・カヴィルとジョン・シナが対応してるという話なのになんでそこをわざわざ抜かすの??? 百歩譲って映す勇気がないと言うなら二人がほんのり顔を離す瞬間からでもいいよ……そういう気づく人は気づくレベルにのことさえできない、そのセンスのなさ……そんな感覚だからお前は物語も人の心もわからないし何をやってもダメ……(あの1カットだけですごい酷評)

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「Argylle(アーガイル)」見ましたけど(いきなりラストネタバレ) 

なんでヘンリー・カヴィルとジョン・シナはキスしないの????? いや冗談でもなんでもなくしないほうが逆に不自然じゃない?????

私は映画のそういう、情が通れば道理がひっこむみたいなとこが嫌い…って思うこともあるし、だからこそ面白いのさ…人間はね…って思うこともある。マス文化だなって思うそういう意味で。情の立場の強さが。

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