「沖縄 旅の時間」(1981刊)は、社会派ジャーナリスト・高沢皓司氏の著書。
目次には沖縄各地の名所が並び、一見よくあるガイドブックのようですが、実はそうではありません。
70年代の沖縄/日本社会を鋭く捉えた、高沢版「沖縄ノート」とも言うべき一冊です。
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本書で著者はまず、旅人の視点で当時の沖縄での体験を綴っていきます。
那覇やコザの昼と夜を歩き、伝統的な言葉や料理・歴史や風習に触れ、人々と語りあい…やがて米軍基地をはじめ社会問題にも踏み込み、日本社会の矛盾や、沖縄への無関心が生む”距離”の遠さを炙り出してゆきます。
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また著者は、東京を中心とし沖縄を辺境とする固定観念を疑い、
「沖縄は本土の無知と愚かさを微妙に映す鏡の国」
「鏡の映像が教えようとしていることは、本当のところ《東京の秘密》にほかならない」と批判。
40年前のこの指摘が今もまだ有効である事を、”本土”の私達は恥じるべきでしょう。
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沖縄では、古来からの精霊信仰や先祖崇拝を基本に、仏教や道教の影響も受けた祭祀・風習が数多くあります。
誕生・結婚・そして死など、個人の人生の節目にも様々な儀式が行われてきました。
こちら「沖縄の人生儀礼と墓」(1999刊)は、そんな沖縄ならではの伝統的な人生儀礼を解説した本。
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本書で取り上げるのは…、
妊娠・安産祈願のおまじないや、子どもの無事を願う魔除け。
婚礼にまつわる不思議な儀式や、盛大な長寿のお祝い。
そして特に、葬送・供養の儀礼には多くのページが割かれています。
おなじみ「亀甲墓」をはじめ、沖縄のお墓の種類や歴史・構造も詳しく解説。
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お墓を作るにも、ユタさん(霊能者)に相談して作る年を決め、立地や向きなどはフンシー(風水)を見て判断し、地鎮祭を経て建築中にも複数の祝事があり、大変そう。
一方で、ご先祖様とその(死後の)暮らしがいかに大切にされてきたかがわかります。
沖縄の死生観が見えてくる、ユニークな一冊です。
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17世紀の琉球王朝で活躍した政治家、蔡温(さいおん)。
薩摩と清の圧力で苦境にあった琉球王国を支え、”国師(国王の師)”と称賛されました。
こちら「まんが偉人伝 蔡温」(1992刊)は、そんな彼の生涯をドラマチックに描いた劇画です。
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怠け者の勉強嫌いで、友達からバカにされた少年時代。
一念発起して勉強し、官職を得て渡った清の福州で、謎の老人から教えを受けた二十代。
そして琉球帰国後は尚敬王の側近となり、優れた政治手腕で民の苦境や国家の危機を乗り越えていきます。
その波乱万丈の人生は、まさに大河ドラマのよう。
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原作・作画は沖縄劇画界の第一人者、新里堅進氏。
1970年代から、沖縄戦や沖縄の伝承などの漫画を描いてきたベテランです。
本作でもその力強く重厚なタッチで、スケールの大きな物語を鮮やかに活写。
偉人・蔡温の活躍を通して、琉球・沖縄の歴史や文化も学べる、優れた作品です。
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【休業日のお知らせ】
以前もお伝えした通り、1月23日(火)は臨時休業いたします。
続く24日(水)・25日(木)は定休日ですので、26日(金)より営業再開となります。
ご不便をおかけしてすみませんが、どうぞよろしくお願いします。
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今朝店に来てみると、アパートの階段に何やら黒いモノが…。
そう、まめ書房のご近所ネコ、クロちゃんでした🐈⬛
前回見かけたのは去年の6月9日なので、半年ぶりの再会。
最近見かけないな…と思っていると、ふらりと現れる風来坊?です。
この後ご近所の方からご飯をもらい、満足そうに去っていきました😊
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今日(1/21)、沖縄市「沖縄こどもの国」にて「琉球競馬ンマハラシー」が開催されるそう。
琉球競馬は王朝時代から約300年続いた伝統行事で、馬の速さではなく”走りの美しさ”を競う、風雅な競技。
明治以降も庶民に人気を博すも、沖縄戦で馬も施設も灰燼と化し、人々の記憶も失われていきました。
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こちら「消えた琉球競馬」(2012刊)は、そんな幻の琉球競馬の姿を追うドキュメンタリー。
王朝時代の馬の文化、馬場や競技の様子、華麗な走りで人々を魅了した戦前の名馬「ヒコーキ」と、その飼い主「ヨドリ与那嶺小」の足跡…それらを包む謎のベールを、一枚ずつ剥がしていく様はスリリングです。
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沖縄こどもの国では2013年に琉球競馬を復刻、今回が19回目となるそう。
また名馬ヒコーキは、2020年の芥川賞受賞小説「首里の馬」にも、重要なモチーフとして登場。
「消えた琉球競馬」が、おそらく競馬の復活や芥川賞小説の誕生にも一役かった事でしょう。
図版や写真も多く、心掴まれる労作です。
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沖縄の伝統的な言葉、”ウチナーグチ(沖縄語)”。
そこには万葉集などに見られる日本古来の言葉が残るとされ、ユネスコは消滅危機言語にも指定しました。
こちら「沖縄語辞典」は、そんな沖縄語を解説する文字通りの「辞典」。
沖縄語に多くある”ん”から始まる言葉も、もちろん収録されています。
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現在の沖縄の言葉は、日本語の影響が強い”ウチナーヤマトゥグチ”が主流ですが、昔の琉歌や民謡の歌詞などから、伝統的な沖縄語に触れられます。
その豊かな表現と美しい響きには、誰もが魅了されるでしょう。
また研究書から絵本まで様々な沖縄語の本が出版され、沖縄語を見直す機運も。
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ところで、歴史を遡れば日本語の本家本流は長らく京都の言葉であり、今の標準語は明治政府が関東の”方言”を元に決めたにすぎません。
標準語と異なる言葉を、訛りだ方言だと見下したり、笑うのは失礼でしょう。
沖縄語をはじめ”地元の言葉”にこそ、その土地の歴史や人々の心が刻まれているのです。
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先日、那覇ではもう桜の開花が見られたそう。
このように本土とは気候風土が異なる沖縄では、子ども達の教科書も全国共通の物ではそぐわない場合があります。
こちら「沖縄の地理ものがたり」(1983刊)は、そこを踏まえて沖縄の学校の先生達が編んだ、沖縄ならではの社会科の副読本です。
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対象読者は小学生の中高学年、テーマは沖縄ならではの地理・歴史・産業・風俗など。
珊瑚礁や台風、首里の王朝文化、軽便鉄道や山原船・共同店。
パイン農家や糸満の漁師の暮らし、焼き物や芭蕉布に清明祭。
そして沖縄戦と米軍基地。
いずれも全国版の教科書だけでは学べない、重要な事柄です。
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記述スタイルは子どもの体験記のようにして工夫され、豊富なイラスト・写真も添えて丁寧に解説。
姉妹書に、動植物や気象天文などをテーマとする「沖縄の理科ものがたり」 もあり。
当時の先生達が抱いていた子ども達への愛情と情熱、そして沖縄への郷土愛に溢れる良書です。
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絵本「くもこちゃん」や「ゼツメツキグシュノオト」でおなじみ、”音の台所”こと茂木淳子さん。
彼女の手になるZINE 「あのコ このコ ねこコ」の最新号・vol.5が入荷しました。
今回は台湾に足を伸ばし、茂木さんが訪ねた台湾の市場のお話が綴られています。
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台北のレトロな街並みが残る”迪化街”。
新竹の小さな本屋さん”想,做書店”。
南門市場で食べた”筍乾”…などを、愛らしいイラストと共に紹介。
もちろん、那覇の市場のお話や、連載「黒猫ミシン」の物語も🐈⬛。
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また既刊のvol.1〜4も在庫がありますので、併せてぜひ!
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昨夜の大河ドラマ「光る君へ」では、主人公が和歌を代筆していましたね。
ところで沖縄(琉球)にも、古来より「琉歌」があったのをご存知ですか。
和歌同様に恋心や四季の風情などが詠まれ、女流歌人も活躍しました。
こちら「南島抒情」(1974刊)は、そんな琉歌を知るのにピッタリの一冊。
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編著者は沖縄の言語学・文学研究の第一人者、外間守善氏と仲程昌徳氏。
本書では現存する3,000以上の歌から、両氏が100首を厳選。
読み方や歌意に加え、細かな言葉の意味や作者の胸の内、背景にある歴史や暮らしなどを、鮮やかに解説してくれます。
続く→
これは良書です!
「ヤマトンチュのための沖縄音楽入門」(1997刊)。
入門といっても、ただ名曲を紹介するだけではありません。
宮廷音楽から労働歌まで豊かな沖縄音楽の世界に踏み込み、その歴史的背景や暮らしとの関わりなど、音楽文化を深く掘り下げるユニークな一冊です。
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一章では、琉球王朝時代の明との朝貢体制を紐解き、宮廷芸能の発祥を。
二章では琉歌や大和芸能など様々な切り口から、古典音楽の発展・変遷を。
三章ではアジア各国を俯瞰し、三線の起源と伝播を。
四章ではアヨウ・ユンタ・トゥバラーマなど、古瑶や労働歌・行事歌などの魅力を解説。
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著者は東京芸大大学院卒、東京音大教授の金城厚氏。
学生時代より沖縄各島の民謡を収集、日本やアジアの音楽文化にも精通。
またコンピュータを用いた旋律比較など、分析方法も研究されているそう。
本書は、氏の豊かな知見をわかりやすく伝授してくれる、優れた解説書です。
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沖縄の写真家・石川真生さん。
1953年生まれ、20歳で写真を始めて以来、沖縄に生きる”人間”を撮り続けています。
こちら「沖縄ソウル」(2002)は、真生さんが49歳の時の自叙伝。
黒人米兵・港湾労働者・自衛官、出稼ぎのフィリピン人女性達や大衆演劇一座などとの、濃厚な時間が綴られます。
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被写体となった男性達との恋愛や結婚・離婚の修羅場。
撮られた女性に無許可で写真集を出版した事によるトラブル。
自身の家族との葛藤や癌との闘い…など、良い事も悪い事も赤裸々に明かすその語り口は、奔放にして力強く、真っ直ぐです。
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もちろん、真生さんが撮った迫力ある写真も多く収録。
彼女が向き合ってきた人々の”生き様”がありありと焼き付けられ、矛盾や断絶もある沖縄社会のリアルな姿が浮かび上がります。
この後、国内外での展覧会や様々な賞の受賞など、大きく飛躍してゆく真生さんの、原点とも言える貴重な一冊です。
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1月10日から始まった、辺野古・大浦湾での米軍基地建設の埋立工事。
沖縄の反対意見を無視し、民主主義のルールを捻じ曲げて強行する政府に、強い憤りを覚えます。
また県外の人間として、またしても大きな負担と苦しみ・悲しみを沖縄に押し付ける事となり、慚愧に堪えません。
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沖縄では大きく報じられたこの埋立てを、県外の私達はどれほど重く受け止めたでしょうか?
政治や人権に無関心で、マイノリティには冷淡、強者に抗う事を忌み嫌い、弱者が声を上げれば憎悪し叩く。
沖縄から見た私達の姿は、52年前に大田昌秀氏が看破した”醜い日本人”から変わっていません。
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それでも”沖縄は国に従うべきだ”と思う方は、ぜひ写真の本をご一読ください。
日米両国が沖縄をどう扱ってきたか、なぜ基地負担を沖縄に集中させたのか。
自己決定権もなく翻弄されてきた沖縄の歴史を知れば、歴代総理の言動がいかに欺瞞に満ちているかが、ハッキリと見えてきます。
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沖縄・糸満の「農水苑 虹」謹製、「珊瑚黒糖」が今年も入荷しました。
豊かな香りとコク・柔らかく滑らかな食感・口の中に広がる上品な甘さとスッキリした後味。
試食したお客様から、”黒糖ってこんなに美味しかったの⁈”と驚きの声が上がるほど。
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原料は無農薬・無化学肥料栽培のサトウキビ100%。
強い日差しに対抗するためポリフェノールを体内に蓄え、また珊瑚由来の琉球石灰岩を含む土壌からカリウム・カルシウムなどのミネラルをたっぷり吸収。
つまり沖縄の太陽と海が、珊瑚黒糖の高い栄養価の源というわけです。
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キビ刈りから圧搾、煮詰めや切り分けなど、製作工程は全て昔ながらの手作業。
大きな鉄釜で薪をくべながら5時間煮詰めるなど、手間を惜しみません。
「薬になる黒糖を作りたい」と語ってくれた、農水苑 虹の前田さん。
その想いの結晶が、珊瑚黒糖なのです。
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沖縄・北谷竹細工にて編まれた竹籠、「銭ディール(ジンディール)」。
通常の籠に比べ、口が絞られているのが特徴です。
横から見ると口から胴へと膨らんで、また足へと絞られていく形が、優雅なカーブを描いています。
まるで北欧の家具を思わせるモダンなデザインですが、実は…
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実はこれ、”銭”の名の通り、昔の露店商が釣り銭を入れるのに用いた籠。
戦後沖縄で使われていたドル札は薄くて軽く、風が吹くとすぐ籠の外に飛ばされてしまいます。
その対策として、このように口を絞ったフォルムが考案されたそう。
まさに沖縄の歴史と暮らしが生んだ”用の美”です。
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底面は四角く、隅が尖らせてあるので、底が地面にべったり着く事はありません。
これは土の湿気で竹が腐らないよう、接地面を減らして通気を良くする工夫。
先人の知恵とセンスには、驚かされるばかりです。
ぜひお手にとって、その素晴らしさに触れてみてください。
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沖縄の雑誌「porte(ポルト)」の最新号が入荷しました。
特集は「沖縄、最旬スイーツ」と題し、沖縄で話題の新しいお菓子が続々登場。
地元の野菜・果物を使ったケーキやクッキー、見た目もポップでかわいいドーナツ、県産卵のプリンなど、30以上の人気店が作る自慢のスイーツを紹介!
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それぞれの店主やパティシエに取材、素材へのこだわりや美味しさの秘密に迫ります。
味だけでなく、環境負荷や地域との関わりの事も考えておられ、感心させられました。
また、品切れしていたバックナンバーも併せて入荷。
前号の本屋さん特集など、見逃していた方はぜひ。
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年末年始の休みに読んだ、「新聞記者 疋田桂一郎とその仕事」。
朝日新聞のトップ記者として1950〜80年代まで活躍した疋田桂一郎氏が残した、記事や評論などを集めた一冊です。
特に興味深かったのは、氏が社内報や研修で自社の記者達に向けて書いた資料。
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そこには取材や執筆のノウハウが詳細に記され、氏の責任感や矜持が感じられます。
まだネットが無くTVも新参者、新聞こそが報道の主役だった頃。
しかし氏はその筆が一つ間違えば社会に悪影響を及ぼし、個人を傷つけ自死にさえ追いやり、新聞への信頼が失われる事を強く危惧していました。
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SNSで誰もが簡単に発信者となり、デマや短慮な発言が拡散される今、氏の忠告に耳を傾ける意義は大きいでしょう。
なお本書には、氏が担当した”天声人語”から、1970年のコザ暴動と、1972年の沖縄返還にまつわる日米密約を取り上げた回も収録。
意外な所で沖縄に関する貴重な一文に出会えました。
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今日(1/5)は快晴の神戸・岡本です。
まめ書房も、本日より2024年の営業を始めました。
年明けから胸の痛むニュースばかりが続きますが、皆様の日常が少しでも平穏になる事を願います。
まめ書房では、今年も素晴らしい沖縄の本や工芸品を取り揃え、皆さまのご来店をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いします。
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#本屋 #古書店
神戸岡本のまめ書房は「沖縄の本」専門の小さな書店です。沖縄に関する新刊・古書の他、沖縄の工芸品や食品なども扱います。 open 11:00〜19:00 / 定休日 水・木 神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105 ☎︎ 090-8209-3730 メール mameshobo@icloud.com