昨夜の大河ドラマ「光る君へ」では、主人公が和歌を代筆していましたね。
ところで沖縄(琉球)にも、古来より「琉歌」があったのをご存知ですか。
和歌同様に恋心や四季の風情などが詠まれ、女流歌人も活躍しました。
こちら「南島抒情」(1974刊)は、そんな琉歌を知るのにピッタリの一冊。
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編著者は沖縄の言語学・文学研究の第一人者、外間守善氏と仲程昌徳氏。
本書では現存する3,000以上の歌から、両氏が100首を厳選。
読み方や歌意に加え、細かな言葉の意味や作者の胸の内、背景にある歴史や暮らしなどを、鮮やかに解説してくれます。
続く→
→ 恋人への想いが込められた歌、沖縄の自然風土を感じる歌、現代人の心にも通じる歌など、どれも美しい言葉の響きと深い趣きがあります。
さらに、古代から近・現代までの琉歌や民謡・俳句などを収録した「沖縄 ことば咲い渡り」の3巻(2020刊)もおすすめ。
琉歌の魅力に、ぜひ触れてみてください。
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