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個人的にデヴィッド・バーン、ジャネール・モネイ、ローラ・マーリング辺りがいない事に驚いている。この署名にないからもう聴かない!という訳ではないけど…。

特にデヴィッド・バーン。
「アメリカン・ユートピア」ではトーキング・ヘッズ時代の反省も語りつつ、政治の関心を向けることの重要性、多様性の魅力を語る彼がいた。思考を止めずに歩み続ければ、この世もまだ捨てたものじゃないのかもと思えた。

なんとも複雑な気持ち。

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ガザの停戦を求める、ミュージシャンによる署名。ざっと見たけど私が好きなアーティストはこのあたり…

・Chastity Belt
・clairo(一番初めのオープンレターで既に署名してて驚いた)
・Dream Wife
・Fat White Family
・Julia Jacklin
・Lala Lala
・Say Sue Me(韓国から!)
・Sorry Girls
・Stella Donnelly
・The Lemon Twigs
・Young Fathers

さんがブースト

「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザック・デ・ラ・ロッチャとトム・モレロ、ブライアン・イーノ、プライマル・スクリーム、モグワイ、マーズ・ヴォルタのセドリック・ビクスラー・ザヴァラ、パルプ、フガジのギー・ピチョット、ビキニ・キル、スリーター・キニーなど、4000組を超えるアーティストたちが、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦を求める公開書簡に署名しています。」
公式サイトには4000組のリストも。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/ブライアン・イーノ/プライマル・スクリームほか4000組を超えるアーティストがガザ即時停戦を求める公開書簡に署名
amass.jp/171355/

キャサリン・レイシー「ピュウ」読了。
心がしんとするような小説が。台詞が「」ではなく太字なのも良かったし、今年読んだ中でベスト級に好き。

性別も国籍も名前も分からない「ピュウ」に対して、素性を突き止めようとする人達。だんだんとピュウを責め始め、表面的な善意が剥がれていく。その中でも裏表なくピュウに接した人達が印象的で、ずっと思い出している。

言葉はあくまで借り物で、それが全てを表現することはない。そう言われると言葉が頼りないようにも思えるけど、それは形あるものに固執しているからこそ感じる不安なんだろう。

もし自分が町民だったら、ピュウにどう接しただろう。ピュウの心の波を揺らがすような言葉や視線を送ってしまうんじゃないだろうか。
ガソリンスタンドのあの女性のように、最初から「ピュウにとって」心地よい距離で関わっていく自信が全くない。それは私がこの世界のあまりに狭いところで生きているから。ピュウはその視線を静かに鋭く捉えるだろう。

自分の薄っぺらさと向き合う機会をくれる大事な小説になった。

デイジー・ジョンソン「七月と九月の姉妹」読了。

"姉さんはブラックホール。
姉さんはトルネード。
姉さんは行き止まり、姉さんは施錠したドア、姉さんは闇夜の鉄砲。

姉さんは沈んでいく船。
姉さんは通りのいちばん奥の家。"

ジュライは姉のセプテンバーの言うことを何でも聞く。セプテンバーは彼女を傷付ける人に対して当人以上に激しく怒り、時に優しく、いつも残酷。

読みながらずっと心臓を握られているような気がした。
家庭内、それも年の近い姉妹によって支配されるのはとても歪だと思う一方で、歳が近い故に「対姉妹」だけではなく「対個人」として見ているからこそ生まれるのだ、と自分の環境を振り返るとよく分かる。

でも当人には辛いという感情はない。なぜなら自分を愛してくれていると信じてやまないから。

それでも心の奥底にある微かな不安や疑いが、彼女らが越してきた「セトルハウス」を通じて描写されていてとても良かった。匂いのする小説が好き。

心を不穏に揺さぶられて、最後まで目が離せなかった。

今日人生で初めて大学生有志発のスタンディングとシットインデモに参加した。途中から参加したけど2時間ほどいたと思う。検索したところ800人ほどハチ公前にいたみたいでした。

最初の20分は緊張が止まなかったけど、少しずつ慣れて持参したプラカードも上の方に掲げられた。知り合いもいない中不安だったけど行けて良かった。
その一方、生活が疎かになるほど調べていたせいか、今日のデモで体力が底をついてしまったみたいです…。よく寝て早めに回復して、また頑張ります。おやすみなさい。

さんがブースト

ハリウッドの脚本家&俳優ストライキは完全に終わりましたが、ストライキを決意した人・参加した人を尊敬します。労働環境の改善はとても大事なことです。もし今後もストライキが必要なら遠慮なく実行してください。そのときも必ず支持します。

FAX…と思う所ですが私は無料の「ポケFAX」というアプリを使っています。iphondのメモに文章を書いてスクショしたものを送ればOK。

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🇵🇸パレスチナのための行動まとめ

⚫︎署名、賛同する

・アムネスティによる総理宛の署名
「ガザ・イスラエル紛争の即時停戦を!」
onl.tw/AtDUWxW

・JVC(国際ボランティアセンター)より
「NGOによる外務省への要請文」
(個人賛同、非公表可)
onl.tw/JaQ1hza

⚫︎上川外相へ意見を送る(FAXが効果的)

外務省HP
onl.tw/mpyiuA6
新着情報欄よりG7会合や会見の発言、今後の対応方法について改善すべき点を送る

連絡先(HPよりonl.tw/ApWVTca)
国会事務所FAX:03-3508-3290
静岡事務所FAX:054-251-8425

⚫︎イスラエル、入植を支援する製品をボイコットする
※BDSは「Consumer boycott targets listed by BDS〜」以降の企業を中心にボイコットを呼びかけていて、マクドナルドやスタバ等は今回からSNSを中心に草の根運動が広がっている。
onl.tw/8Xs8Xss

⚫︎パレスチナ支援の活動まとめリストを確認して共有・参加する
onl.tw/VJq1z5T

最近本を読む気になれない。
折角予約待ちしていた「九月と七月の姉妹」が手元にあるけれど…

ツイッターもいいねのみであまり投稿しておらず、主にインスタ(sumi.book)で発信・共有しているので良ければ。
(特性上視覚的な情報が多いのでその点はご留意ください)

外が明るくなってきた。

編集ボタンがあるけど編集できず…
「一方的な戦争」と書いたけど、これを「長年虐げられてきたパレスチナ人の解放のために」と訂正します。

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さんがブースト

キャンドルと献花を持ってパレスチナ大使館前に行った。終了時間より数十分前に警察から連絡があって、道路を塞いでるからやめろと。

駐日パレスチナ大使館のライブ見れば分かるように皆さん端に寄っていたし、車も時々しか通ってない。今の状況考えたらそもそも守る必要すらないし、そんな認識なら道路塞いでも亡くなった命について考えるきっかけ作った方が良かったよ。私達が加担してきた虐殺より道路整備の方が大事って言ってるようなもの。
ある意味礼儀正しすぎるのかも。

知れば知るほど怒りが止まないし、ツイッター、特にインスタグラムで情報共有や翻訳しているけど全く関心がない人達の反応がほとんどない、拡散に繋がらないことが本当に辛くて悲しい。

上川外相にFAX送った結果「イスラエルと連帯」するって言った記事見て心折れそうになった。でも絶対声を上げるのをやめない。

岡真理「ガザに地下鉄が走る日」読了。
ガザの現状を知るのにとても良い一冊だった。

彼らには自立して生きていく力と資源が十分にある。それを根こそぎ奪って電気、水等最低限の生活さえ出来なくさせること、人間としての性を数十年かけて嬲り殺していくことなど決して許されない。

今まで4度の戦争があり、それが終わる度にメディアは忘れてきた。引用されている韓国の詩人による詩「忘却は次の虐殺を準備する」のように、私達が目を離せば次の戦争ではさらに悪化し、同じことが何度も繰り返される。

献金のための政治的癒着、一民族が追いやられる行為はパレスチナだけで起きていることではない。全ては繋がっている、だからこそ他人事ではいられない。
罪に問われることなく声を上げ発言できる人達が野放しにしてきた結果でもあると思う。

この一方的な戦争が早く終わる為に学び続け、得た知識を少しでも広げようと強く強く思います。

Medical Aid for Palestiniansに寄付した。これからも自分に出来ることを考え続ける。明日は図書館に行って「ガザに地下鉄が走る日」「ユダヤとイスラエルのあいだ」を受け取る予定。

印象的だったのは、移住先の苦労で語られるのは差別より環境によるものだということ。差別と言って思い出されるのは、引き揚げ後の故郷での差別、入植後の日本人コミュニティ間での新移民への差別。共助よりも自分達と同じ苦労をするべきだと手を差し伸べない人が多かったという。
同じ苦労、同じ苦しみを知らないと同じ場所にいられないなんて、なんて窮屈だろう。

今は「受け入れる側」として話題に上がるけれど、「より良い環境を目指して」移住するということはどの国でも変わらない。歴史の細部を見つめれば、日本にもさまざまな理由で入植した人たちが多くいる。

この本を読めて良かった。

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寺尾紗穂「日本人が移民だったころ」読了。

かつて日本にも国策として海外移住を推奨していた時代があった。そして戦後日本に引き揚げたものの居場所がなく、再度南米に移住した人もいる。彼らは移民としてどう過ごし、引き揚げ後はどのように生活をしていたのか。労働者が次なる居場所を求め、パラオ、ブラジル、パラグアイなどで得た苦労や喜びを見聞きしたルポルタージュ。

表層的な事実ではなくその人の目線、言葉で語ってもらうことが何より大事だと常々思う。
さまざまな視点から語られていて、彼らの状況や家庭環境によって本当に視線が変わるのだと感じた。

著者の寺尾紗穂さんはミュージシャンとして認識していたので、このような活動をしていたことに驚いた。著者の目線はなだらかで時々鋭く、静かな熱量を感じる。

マストドンやってて改めて思うのが、文章を書くこと、特にツイッターで短文にまとめるのが苦手ということ。長文だから良くなっている訳でもないけどまだましな気がする。
自分の文章は一文毎に呼吸し直してるみたいにぶつ切りに感じる。ブログだとあまりそう思わないのに。
ツイッターで綺麗に文章を書く方々にとことん憧れる…

台湾セクシュアル・マイノリティ文学(2)紀大偉作品集「膜」が本当に本当に良かった。まさにクィアSF。復刊して欲しいなぁ…この作品が90年台に出ていたのが驚きしかない。この時すでに台湾は十分にクィアだったんだな…

表題作の膜が特に良かった。段々と分かってくる事実に胸がギュッと締め付けられる。紫外線が人体の肌に影響を及ぼすほど強くなり海中に居所を移した未来というのも面白い。

私の意識は私のもの。それは本当?いつのまにか現実と思っていた世界がぐにゃりと歪んでいく。
他にも性の反転、無意識に都合よく塗り替えてしまう記憶、向き合わずに押し込めたホモフォビア…悲しいけどこの抑圧は今の時代にも十分あり得ること。

作中に沢山の文学作品が出てきて(特にベルイマンが印象的)嬉しかった。母と娘はどうして確執ばかり描かれるのだろう。

エリカ・チェノウェス「市民的抵抗 非暴力が社会を変える」読了。
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3.5%ルール(運動の絶頂期に全人口の3.5%が積極的に参加している場合、革命運動は失敗しないという仮説)を広めた著者が、市民的抵抗に関して一問一答形式で質問に答えていく。
統計に関しては社会不正義は含まれず政権転覆等のみ含まれているけれど、抵抗の方法や傾向を考えるととても学びが多い一冊だった。
 市民的抵抗は受け身・無関心とは反対の行動で、敵に直接危害を加えることがないものの、必ずしも友好的で礼儀正しいという訳ではない。このあたりは直近のインボイスで「方法」にこだわる人達を思い出させる。
非暴力革命のために大事になってくるのが「離反者をつくる」ことだそう。企業相手であれば、労働者、消費者、契約相手、卸売業者、輸送業者、投資家など。
ただ過去10年間の成功率は下降気味で、参加率も低い。ゼネストや大規模な市民的不服従を発展、組織的に使わずに大衆デモに頼りすぎている傾向がある。インターネットが普及したことで署名やいいねが手元で完結し、長期的な抵抗にならないことが多い。
このあたりはまさに自分のことで、襟を正す思い…。
機会があれば著者批判している「パイプライン爆破法」も読みたい。

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