岡真理「ガザに地下鉄が走る日」読了。
ガザの現状を知るのにとても良い一冊だった。
彼らには自立して生きていく力と資源が十分にある。それを根こそぎ奪って電気、水等最低限の生活さえ出来なくさせること、人間としての性を数十年かけて嬲り殺していくことなど決して許されない。
今まで4度の戦争があり、それが終わる度にメディアは忘れてきた。引用されている韓国の詩人による詩「忘却は次の虐殺を準備する」のように、私達が目を離せば次の戦争ではさらに悪化し、同じことが何度も繰り返される。
献金のための政治的癒着、一民族が追いやられる行為はパレスチナだけで起きていることではない。全ては繋がっている、だからこそ他人事ではいられない。
罪に問われることなく声を上げ発言できる人達が野放しにしてきた結果でもあると思う。
この一方的な戦争が早く終わる為に学び続け、得た知識を少しでも広げようと強く強く思います。
編集ボタンがあるけど編集できず…
「一方的な戦争」と書いたけど、これを「長年虐げられてきたパレスチナ人の解放のために」と訂正します。