新しいものを表示
R sekiguchi さんがブースト

【予約開始しました!】

『だれかといない場所』

書店や、本を通した場づくり、水俣、鳥羽、「共有地」と名乗る場所。五つの「場」や土地を維持したり、そこで生活していたりする人々の「共有地」にまつわるエッセイを集めています。

hibiuta.stores.jp/items/66a849

スポーツ選手への誹謗中傷も、他者の性別をジャッジしたくなるのも、おそらく根本にあるのは支配欲やコントロール欲なのだと思う。期待した結果をもたらしてくれないスポーツ選手、自分の認識する世界とズレるありかたをしている者は、自らの支配/コントロール下にいない存在であり、それがストレスになる。

当然、日々の生活には「期待にそぐわない他者」が溢れているのだから、それに耐性のない者はストレスフルな日々を送ることになり、その不満の解消に「期待にそぐわない他者」への誹謗中傷や差別が使われる、という悪循環となっているのだろう。

ま〜た売上0か〜〜〜???٩( ᐛ )و ٩( ᐛ )و ٩( ᐛ )و

構造の問題をどうにかしようともせずに書店の閉店をただただ嘆き悲しんでいるだけの業界人を見ると、24時間テレビとかで障害者ががんばっているのを見て感動しちゃってる者らを見るときと似たような感情にはなりますけども。そういう感情以外はもはや抱かないですね。

スレッドを表示

こういうことを「本の未来を考えよう」みたいな企画で書いたり話したりする機会を与えてもらえない(あいつは面倒なことを言うから関わらないでおこう、となる)のがこの業界なので、私はもう諦めています。いわゆる大きな「業界」というものは早々に潰れておしまいなさい、くらいのことは思っている。もうどんな本屋が閉店しても悲しくない、というか感情がなにも動かない。なぜなら当然の結果だから。

スレッドを表示

書店現場は「出版業界の搾取構造によって生じる諸問題を書店員自らの搾取によって解決する」という入れ子構造(?)によって成立しているため、そのやりかた=環境に慣れきった書店員は業界内にある搾取構造を批判することができない(そもそも意識化できない)。まさにどん詰まり。

スレッドを表示

結局、すべてが「エモ」でなあなあにされ問題を生み出している構造は改善されない。それはこの閉店ツイートに溢れる「お疲れさま」「かなしい」「こんなに素敵な書店が」といったリプや引用にもあらわれている。そして、こういう「構造」は出版業界にかぎらずこの社会のいたるところにあるのだろう。

スレッドを表示

こういったことを書店員たちのなかで(あるいはSNSで)言うと「心ある出版社社員もいる」などと言われるのだが、これは構造の問題であってあなたの知り合いに心ある者がいるとかどうとかは関係なく、構造そのものをどうにかしなければ搾取する者/される者が生じ続けるだけなのだ、ということが理解されないため、その点でも改善が見込めないでいる。構造自体が問題を抱えている場合、構造内部にいる個々人の性格のよさだとかなんだとかは無効化されるのだから、問題は切り分けて考えなければならないのだけど、搾取構造に慣れきってしまっている(つまり「思いやり」「情緒」で問題を乗り越えてきている)書店員たちは、その切り分けができない。

スレッドを表示

正社員でもボーナスが出たり昇給したりなどはほとんどない。パートアルバイトならなおさらで、そんなものは経験したことないのが大半だろう。昇給するのは最低賃金が上がったときだけで、どれだけ長く勤めようがスキルを磨こうが仕事をこなそうが賃金は変わらない。高校生の新入りアルバイトと同じ時給で働いている。ちなみに私もこのパターン。

こんな状況にさせておいてなにが「出版業界は文化の担い手」だよすっとこどっこいが、と思うが、出版社の者らは書店現場がこんな状況であることを知らない場合もあり、往々にして驚かれる(がその後なにか改善のための行動をとる者はほぼいない)。

スレッドを表示

そしてそのような見下し=下請けとみなす行為は、往々にして無自覚になされているし、見下されているほうもそれに気がついていない。あるいは日々の労働をこなすのに精一杯で気がつける余裕がない。このような環境なので、当然、書店現場および出版業界全体が反差別のようなありかたを追求構築維持などできやしない。特に書店現場でどうにかやっている者らは、そもそも自らが搾取される側にいるため、まずかれらが救われる=反差別の実践が自らを救うということを自覚しなければならないが、その壁を突破できないでいる。反差別を訴える=自らの労働環境を搾取であると批判することなど、身の程をわきまえない傲慢な要求だと思わされている。

スレッドを表示

まず書店現場もしくはチェーン内部で「女/非正規の言うことなんて」が発動し、それを突破しても次は書店-出版社という上下関係のなかで「女/非正規の(もしくは書店の)」が発動するため、搾取構造が維持され続けている。

スレッドを表示

スタッフの顔がわかる写真を拡散するのは憚られるけども、ご覧のように圧倒的な男女差(と二元論にするのもよろしくはないが)があるのが書店現場というものです。このなかで正社員はおそらく2〜3名(いればいいほうで店長だけということも多々ある)。なお、この書店は業界内ではそれなりに名の通っているところ。なぜ書店現場からの業界問題改善の要求が通らないのか、という問いの答えが推測できますよね。「女/非正規の言うことなんか聞かなくていい」ってこと。

x.com/mzsm_kuzuhaeki/status/18

五輪というエンタメを自らのストレス解消のために使っているため、不甲斐ない結果となった選手やそれに関わった相手選手や審判をストレスの捌け口にする。これはスポーツの問題ではなく社会の問題であり、政治の失敗がもたらした負の連鎖。このような形でも、スポーツに政治は持ち込まれている。持ち込むな、と言っているのはこのように誹謗中傷という形で無自覚に持ち込んでいる当人だったりもする。

news.yahoo.co.jp/pickup/650920

From:
fedibird.com/@gucchi_penguin/1 [参照]

ひところそれなりにいた韓国人選手がいまひとりもいないということが幸運にも思えてしまうほどの酷いありようが、野球ファンのSNSにはある。もちろんこの不在は10年代前半に激化した嫌韓の結果でもあるのだろうけど。このように、エンタメにもスポーツにも政治は侵入している。しかもど真ん中にガッツリと。

スレッドを表示

隅田川の花火のニュース見てたら大衆が入場規制に対して本気でイライラしてる様子が映し出されてて、つまりこれはそれほどまでに娯楽に飢えているということ、換言すればそれほどまでに日々の生活がストレスフルなのだ、ということのような気がして、恐ろしさと憐憫を感じてしまった。たかが花火にそこまで本気になれてしまうということ、本気にならざるを得ないということ。

これは野球ファンのSNSを見ていても同じものを感じる。チームや選手に対する誹謗中傷がここ数年酷くなる一方で、それは野球の試合というエンタメを自らのストレス解消の手段として使っているということで、そのストレスが不甲斐ないチームやミスをした選手のせいで解消されないことによる新たなストレスが、誹謗中傷として発露しているということなのだと思う。当然、それらはすべて「弱者」「異端」へと向かう憎悪として転換される可能性を持っている。

最後の画像だけALT反映されてないんだが!なんなんもう!

スレッドを表示

今日も売上が絶望だったので、過去の自分が(お店でのイベント用に)書いた最高の論評を読んで悦に浸っている。この本が文庫化したら巻末の解説に使ってほしい。エマ・ドナヒュー『星のせいにして』(河出書房新社)

books-lighthouse.stores.jp/ite

パイを増やさなければどうにもならない状況なのに、奪い合いの技術ばかりを追求し、称賛し、パイを増やそうとしている者からも奪い続けて、その先になにが残るというのか。

ここまで外気温が高くなってしまうと、もはや外に出ること自体が不可能になるため、本屋に限らず実店舗に頼っている業態は売上が下がるのは当然のこと。来年の夏は本屋は土日だけにして、平日は日雇いでなにかやるとか、そういうありかたにしないと無理だと思う。

結局売上680円(定期購読の語学テキスト1冊)だった。

スレッドを表示
古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。