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この世のつらみがすべてハラミやサラミになる呪文

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どうやら書誌情報を管理してる団体みたいなところに登録されたようで、インテルネッツの海に放たれておりました(なんか恥ずかしいからマストドーンでのみ報告)。ただいま絶賛ゲラ修正作業中。予定通り進めば4月下旬、村上春樹の新作が発売されて盛り上がり、少し盛り下がった頃に刊行です。当然のことながらlighthouseでも予約は取りますが、個人的には(無理せず通える範囲に本屋がある場合は)家の近くの本屋で注文して、本屋自身にこの本の存在を認知させてもらいたい気持ちが強いです。んー?なんだなんだー?なんか本屋の本だぞー?読んでみるかー?と本屋自身がなること(そして本屋の意識が変わること)、それがこの本の意図なので。まあ、そんなことよりゲラ修正を終わらせろ、という話なのですが。あと確定申告と、各種文字起こし、『灯台より』関連の原稿赤入れなどなど。せきぐちはめのまえがまっくらになった。

hanmoto.com/bd/isbn/9784272331

今月の売上がふるわないからマリーンズも7連敗するのか、マリーンズが7連敗するから売上がふるわないのか。

荻窪の本屋Titleがウェブサイトで毎日更新してる「毎日のほん」でとりあげられるのは、出版業界的には非常に名誉なことなのだけど、いかんせん「毎日のほん」だから明日には別の本になっていて、いまさっき見つけた私がみんなに自慢できるのはあと1時間あまりで、それ以降は狼少年になってしまうのが、この「毎日のほん」の罠です。

twitter.com/title_books/status

この帯はあれですね、本来の帯ではなく現代新書フェアとか用に巻かれた臨時帯の類ですね。

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私は信仰している宗教を持たないと思ってこれまで生きてきているが、具体的に言語化できはしないが確かに存在するなんらかの信仰のようなものがあり、それゆえに死を選ぶことなく生きながらえているのかもしれない。別にそれが信仰であろうとなかろうと、宗教であろうとなかろうとどちらでもいいが、確かに存在しているらしい「それ」を否定されたら、糸は切れてしまうかもしれない。

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わかりやすい、あるいは自覚できているマイノリティ要素はないのだけど、子どもの頃から「この子は「ふつう」とは違う子なんだろうな」と母に思わせていた人間なので、ひとり砂漠を漂いつづける生になるのだろう。

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私が怒りを表明するのは、このまま放置していたら私以外の他者にも不利益が生じる問題、つまり社会問題や構造(システム)の不備に対してであって、自分だけが損して終わるような偶発的なミスに関しては、そのまま流してしまうことがほとんどだ。でも、後者はわざわざ報告しないので存在自体が感知されず、前者のみが表面化するため、「常に正義を求めて怒ってる、どんな些細なミスも許さない人」という認識になってしまう。そんなふうに感じ、うぐぅ......となってしまう者はどこかにいると思うので、同じだけど異なる「砂漠」を漂う存在がいることを知らしめるために、こうして言葉にしておこうと思う。

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今月は納品ミスも何度もあり、頼んだ本が来なくて頼んでない本が届くなどしている。わざわざ取り寄せをした本を無断キャンセルされてもいる(私生活が大変らしく、たぶん注文したこと自体忘れている)。でもそういう悪意のない/どうしようもないミスはだいたい指摘することなく「まあいいか」で自分の損を流してしまうのだけど、社会に害を及ぼす悪に関してはがんばって物申すようにしている。だから私は自分のことをとてもやさしい、あるいは弱気な、他人のミスを指摘する勇気もない人間だと思っているのだけど、世間的には「正しさばかりを求める堅苦しい面倒なやつ」だと思われているように感じていて、それがずっと苦しかったりする。実際の私は怒れない人間なのに、いつも怒っている人だと思われている。

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正しくあろうとするほど、つまり皆が幸福であることを目指すほど、ときに厳しさが必要になることもあるのだけど、その厳しさゆえに疎まれ見放されることになるのなら、そんな社会は崩壊してしまえばいいと思う。

なんか急にだめになってしまったね。

R sekiguchi さんがブースト

この世のつらみがすべてハラミやサラミになる呪文

なお、このまま閉店の時間になりました∈(゚◎゚)∋

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千葉県北西部の民ですが、地震があったことにまったく気がついていませんでした\⍩⃝/

開店してから5時間の売上1980円(来店1名)。もうずっとこんな感じ。

そしてこういう「嫌なこと」を言う私のような者は、“思いやり"のある出版業界のナカノヒトたちからは嫌厭されるのでした。ようは「なんでそんな酷いこと言うの!二村さん(私たち)はがんばってるのに!」なんだと思うけど、がんばってるのわかってるからこそ、構造の問題をどうにかしないとそのがんばりが報われないんです、という話をしているのが伝わらない。

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Mastodonで私の投稿を読んでくれているようなみなさんはそうはならないでしょうけど、Twitterにいる書店員・出版社・本好き読者界隈の者らは、この二村さんのnoteを読んで「無人本屋なんて本屋じゃない!」としか言わなくなってしまうのがほとんどです。批判のための一要素でしかない、しかしもっともエモさを含んでいるもの(パニック障害や無人本屋)に引きずられて、その要素を生じさせている根本原因(業界の歪な構造や社会状況の悪さ)には触れることなく終わってしまう。

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本が本屋が好きな者らはエモエモなものに弱いので、なおさらそっちに引っ張られて肝心のところから離れていくことになる。あらゆる「○○は思いやりでは解決しない」をずっと体現しているのが出版業界です。

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社会状況が改善されて本を買って読む余裕を皆が持てるようになれば、有人だろうと無人だろうと本屋は成立するようになる。それでいい話を、「無人本屋なんてあたたかみのない場所......!!」みたいな要素を滲ませちゃうから、そっちの話にずれていってしまう。取次のためだけの提言が気に食わないならそれだけ言えばいいのに、自分のパニック障害の話を入れちゃうから(以下同文)。

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使っている「バズらせの技法」は岸田奈美氏と同じかな。感動的な要素を入れ込んで、そこに反応する「思いやり大好き」な者をエモエモにして盛り上がらせる。思いやりでどうにかなるわけではない根本の問題、つまり構造の問題は忘れさられる(のだけど、二村さんはその自覚がないような気がする)。

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